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2006年03月30日

東バ「ディアギレフ・プロ」は得チケが

出たそうですね。
イープラスのこちら
「ペアシート¥26,000→¥12,000(2名様分), S席・A席相当のお席,先着で20組様に特別販売」だそうです。

首藤さん(や東バ)は私にとって「チケット代の価値はあるが,交通費まで出す気はしない」存在なので,今回も見にいく気はなかったのですが・・・このお値段と聞くと,にわかに興味が。

6000円なら,翌日のピナ・バウシュと組み合わせて,新幹線代を払ってもいいような気がする。
とはいえ,ペアシートだからなあ。いっしょに行く方を探さねばならんが,見つかるかどうかは疑問だ。

・・・と考えているうちに思ったのですが,あのー,どなたか一緒に見にいきませんかね?
話に乗れる方はメールくださいませ〜。(って,募集しているうちに売り切れそうだ。その場合は,話はなかったことにしてね。あと,明日は飲みに行くので,詳細は土曜日に。・・・うーむ,ますます間に合わないような気が。やめたほうがいいだろーか?)


↑お申し出があったので,消しました。ありがとうございました〜。

  

  

posted by 槻本 at 22:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | 東京バレエ団・NBS

2006年03月29日

ダンスマガジン2006年5月号

◇本日のメールから


楽天チケットで劇団四季のチケットが購入できるようになりました!
とのことです。(4/1から)


HMVジャパンでは,
★☆ DVDどれでも2点買うと20%OFF♪キャンペーンスタート!! ☆★
だそうです。

468×60


バレエと関係ない話ですが,Amazon.co.jpでは,冷蔵庫洗濯機の販売を開始したそうです。


◇ダンスマガジン06年5月号

表紙:マリア・アレクサンドロワ『ドン・キホーテ』
DANSE MAGAZINE (ダンスマガジン) 05月号 [雑誌]
感想:凛々しくてかっこいいキトリですね〜。全幕で(あるいはパ・ド・ドゥで)見たときに好きになれるかどうかはわかりませんが,是非全幕で見てみたいです。


マラーホフ特集

写真についてはですね,14ページの,薔薇の生垣(?)に手をやって演技している写真がよいな〜,と思いました。
撮影のArnold Groschelさんは,マラーホフ御用達だったでしょうか? それともベルリン国立専門家なのかな? さすがわかっていらっしゃる,という感じ。


インタビュー
ジュリー・ケント&ウラジーミル・マラーホフ
(感想:仲良しなのね〜。つーか,くつろぎすぎで内輪ウケの漫才のようだ。お酒でも入っていたのだろうか?)
(知識:ケントはこの公演で初めて『エチュード』を踊ったらしい。お子さんの名前はウイリアム)

セルゲイ・フィーリン
(知識:「アレクサンドロワと踊るときはいつも短い時間で準備しなくてはならない宿命」だそうな。2月前に生まれた息子はアレクサンドルという名前で,アナニアシヴィリのお子さんは「エレーナ」だそうです)

ポリーナ・セミオノワ
(知識:マラーホフ版『眠り』の照明は,ベルリンと東京では違うらしく,セミオノワは東バ上演のほうがお気に入り。世界バレエフェスではフォーゲルと踊る予定)

マリア・アレクサンドロワ
(知識:『ファラオの娘』はとてもヴィジュアル的に美しい作品である,との意見)

  

  

posted by 槻本 at 22:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | ダンスマガジン

本日のキーロフ

『バフチサライの泉』

マヤ・ドゥムチェンコ,タチアナ・セーロワ,ドミトリー・セミオノフ

  

  

posted by 槻本 at 21:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | 本日のキーロフ

2006年03月28日

服部有吉&首藤康之 パートナーシップ・プロジェクト 2006

の話の前に・・・
この間から時々思い出しては書くのを忘れていたこと。

レニングラード国立『騎兵隊の休息』の音楽って『シルヴィア』に似ていませんか?

お正月に『騎兵隊』見ながら,最近どっかで聞いた曲に似てるよなー? と思って,次に,あ,そうだ,DVDで見た『シルヴィア』だ,と気付いたの。
なので,そうか,この作品の音楽はドリーブであったのか,と思い込んでしまった。

ところが,あとからマールイのプログラムを見たら,『騎兵隊』の作曲はアルムスゲイメルという方らしい。(どなたでしょ?)
うーむ,違う作曲家であったのか・・・。

いや,曲調は全然違います。『騎兵隊』は陽気で暢気だし,『シルヴィア』は神話世界。
でも,なんかメロディーラインが似てたんだよね。

今となっては,『騎兵隊』の音楽は思い出せないのですが,似ていたと思うんですけどー?


さて,本題
イープラスから宣伝メールが来ました。

服部有吉(ハンブルクバレエ団)&首藤康之 大阪・東京公演 プレオーダー

インタビューというか対談というか動画コメント取材レポもありましたた。
(皆さん既にご存知なのかな? 私は今日初めて見たけど)


ぴあはこちらね。
服部有吉&首藤康之 パートナーシップ・プロジェクト2006 「Homo Science/ゴーシュ」 プレリザーブ
リンクが無効なときはこちらから。


あら,この公演,世界バレエフェスAプロとスタダン『くるみ』と重なっているのですねえ。
ふむふむ,金曜の午後あたりからうまいこと休めれば,3日で3公演。便利だわ〜。
どういう順番で見ようかしら〜?(ほんとに休めるのかしら〜?)

  

  

2006年03月27日

イープラスからお知らせが来ました。

スターダンサーズ・バレエ団 『くるみ割り人形』プレオーダー

プレオーダー:3/29(水)12:00〜4/1(土)18:00
一般発売日 :4/10(月)10:00

かなり忙しいので(←言い訳),自分でもよくわかっていないのですが,吉田さんの出演日などを含め,以前の発表と違っている部分もあるようなので,ご注意くださいね〜。

ぴあや楽天チケットはどうなのかな〜? と探してみたら,ぴあの方はありましたよん。プレリザーブ受付中だそうです。

スターダンサーズ・バレエ団『くるみ割り人形』全2幕
リンクが有効に働かない場合はこちらから。


ほかにも,ダンマガ5月号が届いたのよ,などの話題もあるのですが,まだ読んでいないので書きようがない。
今日はこれだけといたしますー。

  

  

2006年03月26日

雑誌発行情報

→に貼ってあるDDDの表紙が変わりました。
(私がなにもしなくても,勝手に最新号に変わってくれて助かるわ〜。出版社の熱意が違うのか,Fujisan.coの担当者のマメさが違うのか不明だけれど,ダンスマガジンやクロワゼもその都度更新してくれればいいのにぃ)

巻頭特集は「K-Ballet Company上海公演レポート 熊川哲也インタビュー」だそうです。
マールイ+ルジマトフや東バ+マラーホフ関係の写真もありそうだし,買おうっと♪

あとは,「ウィリアム・フォーサイス 来日スペシャルインタビュー」とか「服部有吉×首藤康之 パートナーシッププロジェクトに挑む」とか「結成10周年グランディーバ・バレエ団がやってくる! 芸術監督&日本人ダンサー インタビュー」とか「ロシア国立ボリショイ・バレエ団 セルゲイ・フィーリン インタビュー」とか「ベジャールの『ボレロ』に挑む! 上野水香インタビュー」とかが載っているらしいです。

詳しくは,Fujisan.co.jpへ。


「バレリーナへの道(vol.62)」も発売されたようなので,これも→に載せておきました。
(こっちは自分で作業をしなければならなくて手間がかかる)

「童話をモチーフにしたバレエ作品」の特集だそうですが,ラインナップが面白いっすよ,これ。
今さらな『シンデレラ』なんかなくって,『ヘンゼルとグレーテル』とか『人魚姫』とか『白雪姫』とか『マッチ売りの少女』なんかが並んでいる。『小象ババールのおはなし』というのも取り上げられているらしいのですが,主役の象さんはどんな衣裳なのだろう?

『人魚姫』はノイマイヤー版も登場するらしいし,これも買ってみよう。

特集(その2)は,「未来に飛翔するダンサー2006」ということで,「京當侑一籠/永橋あゆみ/高田万里/瀬島五月/上山千奈/植村麻衣子/青木崇/三宅佑佳/八幡顕光」だそうです。

なお,アンナ・ポリカルポヴァとイヴァン・ウルバンのインタビューもあるとのこと。

詳しくは文園社さんへ。


それから「DANZA」も近々出る(あるいは最近出た?)らしいです。
(皆さんご存知のとおりフリーペーパーだから,→にはないです)

表紙は芳賀望さんでKバレエの上海公演の記事もあって「未来のエトワール」もKの松岡梨絵さん。フィーリン(ボリショイの広報担当のような大活躍ですね〜)と天児牛大さん(山海塾)とグラン・ディーバのダンサーのインタビューもあるそうです。

タダだからとりあえず入手したいとは思うものの,はて,仙台でも配っているのかしらん? チャコットにでも行ったらあるかしらん?

ところで,入手していないのになぜ内容がわかるかというとですねー,ダンツァ(と,ぶらあぼ)の編集者の方のブログを発見したのですわ。こちらです。

ぶらあぼダンツァ、時々べらあぼ

ありがたいですね〜。
新書館やら光藍社やらNBSやらの社員の方もブログ書いてくれないかしらね〜。(あ,NBSは財団法人だから職員ですね。って,どうでもいいか)


なお,斎藤/フィーリン『ジゼル』の2幕の感想(主役ビュー)も今日書いたので,よかったら,↓も読んでくださいね〜。

  

  

東バ『ジゼル』3/19横浜(2幕)

斎藤さんのジゼルは,墓からよみがえった最初の回転の形の不気味さと迫力が見事。「おお,これぞウィリー」でありました。
その後も,ポール・ド・ブラが「既に死んでいる」というか「異形の者」というか・・・に見えるので感心しました。

正直言って,その腕の動き自体は私にはきれいに見えないし,跳躍も重かったと思うのですが,さすがは当たり役だ,と思いましたし,その「異界の人」の中に,彼女の個性である「日本のお母さん」的母性が感じられるのも,この幕のジゼルにふさわしい。

私の好みとは違うのですが,「うん,なるほど。感動する方もいるのであろう」と思えるジゼルでありました。


フィーリンは,さすがですね〜。

登場シーンの歩き方に情感が足りないのにはがっかりしましたし(よく言えば,ナルシスティックなところがない),ジゼルが目の前に来ても目を疑う様子がなく当然のように踊り始めたのには驚いたし,頭上に上げるリフトが「あれ?」だったし(斎藤さんの責任もあるのかなぁ?),要するに最初のうちは「??? この程度なの?」と不審に思っていたのですが,やっぱり,その程度ではなかった。

指先や爪先まで神経の行き届いたきれいな踊りを見せながら,その踊りの中で,ちゃんと消耗していく様子を表現していましたし,サポートもとっても上手。

最初に倒れるときは,ピルエットの後に,片手を上に伸ばしてトゥール・ザン・レールをしてから倒れ込みました。これだと,なんかもがいて倒れ込んだように見えるんだなー,ちゃんと苦しんでいるように見えるよなー,と感心。

次に倒れこむときは,心臓の辺りを押さえたり,息切れしている様子を見せたりしてから,仰向けに倒れました。たぶん,無防備な姿勢で倒れるくらい消耗している表現なのだと思います。(ちょっと唐突感はあったけれど)

最後は,倒れずに,膝をついて,片手を上に差し上げたまま。
「助けてくれ」という執念を表していたようでもあり,「ジゼルを愛している」というポーズのようでもあり。

見せ場(?)は,アントルシャ・シスではなくブリゼで,途中で2回くらい,姿勢を反らせて後ろにも脚を打ち合わせていたような。
細かい脚捌き系がやはり見事ですね〜。(ファラオの娘,見られるかな〜?)

サポートについては,ウエストを持って左右に運ぶところが,ほんとに「ふんわり〜」と見えて感心しました。(ここだけ,斎藤さんが体重がないように見えた)

正直言って,山ほど感心はしても「すてきだわ〜」には至らなかったのですが・・・たぶん,それは,ポーズの美しさがさほどなかったからではないか,と。
先日,新国でウヴァーロフを見たときも似たようなことを思ったのですが・・・ボリショイの男性ダンサーは「ポーズを見せる」ということに重きを置かないのでしょうかね?
(それとも,単にルジマトフ+マラーホフの刷り込みのせいなのかなぁ?)


最後は,アルブレヒトが片手でマントを引きずりながら,もう一方の手にジゼルが残した一輪の百合を持ち,悄然として歩む姿で幕。

その姿は「母を失った寄る辺のない子」のようで・・・ここに至って愛しい人を失った本当の痛みを知ったのかもしれないなー,自分の罪深さを自覚できたのかもしれないなー,とも思いましたし,斎藤さんの母性的な感じのジゼルを受けての表現としてふさわしいかも〜,とも思いました。


全体としては,感動したというほどではないのですが,見られてよかったです。
斎藤さんのジゼルもフィーリンのアルブレヒトも,「また是非見たい」ではなかったですが,「また是非」なダンサーがたくさんいすぎても困りますから,特に不都合はありませんしね。

よい舞台だったと思います。

  

  

posted by 槻本 at 20:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 東京バレエ団・NBS

本日のキーロフ

第6回マリインスキー国際バレエフェスティバル・最終日
「世界のバレエスターたちによるガラ・コンサート」

第1部
ミロシニチェンコ振付『スワン家の方へ』
オレーシャ・ノヴィコーワ,アレクサンデル・セルゲーエフ

第2部
シガーロワ振付『コンチェルト・グロッソ』
イーゴリ・ゼレンスキー

第3部
ラトマンスキー振付『シンデレラ』2幕よりアダージオ
ディアナ・ヴィシニョーワ,アンドレイ・メルクリエフ

ヌレエフ振付『白鳥の湖』2幕よりパ・ド・トロワ
アニエス・ルテスチュ,ホセ・マルティネス,ステファン・フォヴラン
(ロットバルトが加わった形の黒鳥のパ・ド・ドゥだと思われます)

マクミラン振付『マノン』1幕よりアダージオ
アリーナ・コジョカル,ヨハン・コボー
(「寝室のパ・ド・ドゥ」でしょうか?)

フォン・マーネン振付『3つのグノシエンヌ』(音楽:サティ)
ウリヤナ・ロパートキナ,イリヤ・クズネツォフ

第4部
『ジュエルズ』より『ダイヤモンド』
ダリヤ・パヴレンコ,イーゴリ・ゼレンスキー
キーロフ・バレエ

  

  

posted by 槻本 at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 本日のキーロフ

2006年03月25日

新国『こうもり』一般発売

明日からですので,リンク貼っときます。

新国立劇場Webボックスオフィス

電子チケットぴあ
リンクが有効に働かないときはこちら

いーぷらす

でもって,私も5/27の真忠久美子/森田健太郎のチケットを販売しておりますので(←ちょっと違うか?),よろしく〜。
(詳しくは↑から)


えーと,注文しておいたパリオペ『カルメン/若者と死』のDVDが昨日ポストに入っていたので,今日早速見てみました。

でねー,改めてわかったんだけど,私はとにかく「映像より舞台」が好きな観客なんだなー,と。

『カルメン』は作品自体あんまり好きじゃないからおいといて・・・このDVDを買ったのは,とにかくル・リッシュの『若者と死』を見たかったから。

で,買った価値はあると思うけれど,でも・・・なんか違う。
自分でもなにが違うのかよくわかんないけど,とにかく暗い客席で舞台を見ていたときとは全然違う。

私が全編を生で見たのは,草刈民代/正木亮(亮羽)の舞台です。
それがジロ/ル・リッシュよりよい舞台だったと思うわけではないけれど,でも,やっぱり「舞台」だ。映像とは全然違う。
緊迫感が違う。こちらが受け取るものが全然違う。
(うう,ル・リッシュのガラがご本人の怪我で中止になってしまったのは,ほんとに残念なことであった)

もしかしたら,もっと画面の大きなTVを買って,部屋も暗くして,俗事(洗濯物とかカードの請求書とか新聞とか)が目に入らないようにすればまた違うのかもしれないけれど・・・うーん,でも,どうだろ? やっぱり生の舞台には及ばない気がする。

と,改めて思ってしまったのでした。
なるほど,映像作品の価格が舞台のチケット代より安いのは,合理的なのかもしれないわね〜?

  

  

posted by 槻本 at 23:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | 新国立劇場バレエ団

本日のキーロフ

第6回マリインスキー・バレエ・フェスティバル
『白鳥の湖』

ウリアナ・ロパートキナ,ホセ・マルティネス(パリ・オペラ座バレエ)

  

  

posted by 槻本 at 22:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | 本日のキーロフ

2006年03月24日

本日のキーロフ

第6回マリインスキー国際バレエフェスティバル
「ファルフ・ルジマートフ・ガラ」

『シェヘラザード』
ファルフ・ルジマトフ,スヴェトラーナ・ザハロワ(ボリショイ・バレエ)
ヤナ・セレブリャコーワ,クセーニャ・ドゥブロヴィナ,ティ・ヨン・リウ
ウラジーミル・ポノマリョフ,アンドレイ・ヤコブレフ
キーロフ・バレエ


『ムーア人のパヴァーヌ』
ファルフ・ルジマトフ
シャルル・ジュド,ヴィヴィアナ・フランシオジ,ステファニー・ルブロ(ボルドー・バレエ)


『スペインのため息』
ファルフ・ルジマトフ
ロザリオ・カストロ・ロメロ,リカルド・ロメロ


ふーむ,ほんとにルジマトフ・ガラもやったみたいですねえ。
どっかで記事か写真を見るまではイマイチ確信は持てませんが,メンバーから見てやったのかもしれんなあ。

  

  

posted by 槻本 at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 本日のキーロフ

2006年03月23日

東バ『ジゼル』3/19(横浜)1幕

斎藤さんのジゼルは初めて見たのですが,かなりエキセントリックなのですねー。

最初から感情の振幅がたいへん大きく(花占いでの落ち込み方とその後のはしゃぎ方など),心臓病の表現もしっかり見せながら「それでも踊りたいの」も明確に見せる。
バチルダの衣裳に触れる演技も,「これじゃお姫様も驚くわな。というより,無礼千万だよなぁ」と呆れるくらい,身体のそばまで生地をたぐっていっておりましたし,首飾りを貰っての喜び方,感謝の気持ちの表し方もたいへん派手。
アルブレヒトに対しても,かなり積極的で,抱きつくなどしておりました。

たいへん失礼ながら容姿的・年齢的な問題もあり,「愛らしい」等とは思えませんでしたが,見ようによっては「身体は大人でも心はこどものように純粋」なジゼルだし,ときには「既に半分くらい,どっかにいっちゃってる」ようにも見えました。

その結果,「こういう人が失恋に至った場合,精神に異常を来たす,自殺するなどの結果になる恐れは非常に大きいのではないか」と思えて,なるほどー,こういうのもあるかー,と大いに感心。


フィーリンのアルブレヒトも初めて見ましたが,こちらは「お育ちのよい若様が領内の娘を愛しく思いました」のアルブレヒト。

立居振舞いがエレガントだし,少し険のあるお顔立ちも「人の上に立つべき」育ちから来る尊大さに見える。
踊りもとてもきれい。(跳躍の着地音の盛大さは気に入りませんが・・・これは,今さら言ってもしかたないのでしょうなー)

心臓発作のときの心配ぶりなどから見て,別にジゼルを弄んでいたわけではなく,心から可愛いと思っていたのでしょうが,しょせん相手は村娘。城に召し出すよりは,こういう形のほうがこの娘にとっても幸せだろうから・・・という(彼にとっては)まことに誠実な理由で,身分を偽って恋人をやっていたように見えました。

したがって,公爵一行が現れれば,ごくスムーズに本来の自分に戻る。うろたえたりしないし,躊躇いも見せずにバチルダの手に口づけをする。

たぶん,こういうのが,王道のアルブレヒトなのだろうなー,と思いました。
(アルブレヒトに純愛を持ち込むのは,たぶん,現代的な試みなんだと思う。ジゼルは「許せない男」を許し,それによってアルブレヒトを更生させる・・・というのが,本来の『ジゼル』の物語なんじゃないかなー?)


ジゼルのほうは,続く場面が「狂乱の場」と呼ばれるという意味からすると,こちらも王道。
バチルダから与えられた首飾りを引きちぎるように外してアルブレヒトの足下に投げつける。花占いを再現すればいつまでも止まらない。舞台上をフルに使って大暴れする。(←というのもなんだが)

私はこの場面で大騒ぎするジゼルが好きではないので,全然引き込まれませんでしたが,熱演であったと思いますし,そこまでの役作りと一貫性があったのもよかったと思います。


フィーリンのほうは,ここでも王道のお貴族さま。
ジゼルをなんとか救おうとするけれど,それは「寵愛した娘」に対するもので,自分の罪など理解できない。

「村娘に手を出す」こと自体が悪いことだという認識がないから,ヒラリオンに「余計なことをしやがって」と怒りをぶつけるし,「あんたのせいだ」と反論されてもさっぱり理解できないで,「私のせいだと? この私に逆らうとは面白い」なんてせせら笑って,剣を手にする。
なるほどー,これぞ貴族の若様のあるべき姿かも。

あそこで笑うアルブレヒトって,初めて見たような気がするなー。普通は,反論されて頭に血が上るとか,自分が悪いとわかっているからヒラリオンに八つ当たりするとか,そういう感じだよね。自分の正当性を全く疑わない(疑えない)アルブレヒトってすっごく新鮮。
フィーリンの傲岸不遜な感じのお顔立ちとあいまって,そりゃもうかっこよかったです〜。

ジゼルを愛しく思う気持ちは真実ですから,1幕の最後は,何度も戻ろう戻ろうとしながら,無理矢理ウィリフリードに舞台から連れ去られていきました。(最後だけ自分で走って袖に入っていったのが惜しかった)


  

  

posted by 槻本 at 22:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 東京バレエ団・NBS

本日のキーロフ

第6回マリインスキー国際バレエフェスティバル
「イーゴリ・ゼレンスキー・ガラ」

『アポロ』
音楽:ストラヴィンスキー
振付:バランシン

イーゴリ・ゼレンスキー
ヴィクトリア・テショーシキナ,マヤ・ドゥムチェンコ,オルガ・イェシナ


『コンチェルト・グロッソ(合奏協奏曲)』初演
音楽:ヘンデル
振付:アッラ・シガーロワ

イーゴリ・ゼレンスキー


『ジュエルズ』より『ダイヤモンド』
音楽:チャイコフスキー
振付:バランシン

イーゴリ・ゼレンスキー,ダリア・パヴレンコ
ヤナ・セレブリャコーワ,ヤナ・セリーナ,クセーニャ・オストレイコフスカヤ,ダリア・ヴァスネトソワ
セルゲイ・ポポフ,アレクサンドル・クリモフ,デニス・フィルソフ,アレクサンドル・セルゲーエフ
キーロフ・バレエ

  

  

posted by 槻本 at 21:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | 本日のキーロフ

2006年03月22日

年度末は忙しい。

仕事が少々立て込んでいるので,ちょっとだけ。

↓に書いたとおり,本日のキーロフは,ツィスカリーゼ・ガラですー。


パリオペの新発売DVD『カルメン/若者と死」は3/24発売。
アマゾン(Amazon.co.jp)の22%割引も,たぶん明日までだと思いますので,買おうと決めている方はお忘れなく〜。

B000EBDEDKパリ・オペラ座バレエ 「カルメン」/「若者と死」
キングレコード 2006-03-24

by G-Tools



新国の会員誌(4月号)が来ました。
6〜7月の『ジゼル』でアルベルトを踊るペッシュのインタビューが載っておりますよん。(日本バレエフェスでのデジレの写真つき)

  

  

posted by 槻本 at 23:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | パリ・オペラ座バレエ

本日のキーロフ

第6回マリインスキー国際バレエフェスティバル
「ニコライ・ツィスカリーゼ・ガラ」

『ジュエルズ』より『ルビー』
音楽:ストラヴィンスキー  振付:バランシン (1967)

ニコライ・ツィスカリーゼ
オレーシャ・ノヴィコーワ,ソフィア・グメローワ


『ナルシス』
音楽:チェレプキン 振付:ゴレイゾフスキー (1960)

ニコライ・ツィスカリーゼ


『カルメン/ソロ版』
音楽:ビゼー  振付:プティ (2003)

ニコライ・ツィスカリーゼ


『イン・ザ・ミドル・サムホワット・エレベイテッド』

音楽:ウィレムス  振付:フォーサイス(1987)

ニコライ・ツィスカリーゼ
イリーナ・ゴールプ,エカテリーナ・コンダウローワ,タチアナ・トカチェンコ,エカテリーナ・ペッティーナ,ヤナ・セリーナ,クセー・ドゥブロヴィナアレクサンデル・セルゲーエフ,ミハイル・ロブヒン

  

  

posted by 槻本 at 23:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | 本日のキーロフ
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