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2006年12月31日

今年のバレエ鑑賞を振り返って

という記事を書きたいのはやまやまなのですが,まだサイトに載せていない感想を載せるので忙しくて,そこまで手が回りませんのです。

とりあえず,ベスト公演はグラチョーワ主演ボリショイ『バヤデルカ』なのは決まっております。鑑賞一覧表で唯一がついておりますでしょ?
2番目は,たぶん,小嶋さんが久々に新国の舞台に登場した『こうもり』でしょうね。単に「また見られた」という感激だけでなく,演技というか役作りというか解釈というか・・・を見て,「この人を選んだのは正しかった。私は単に恋情に流されているわけではない(もちろんそれも大きいけれど)。それだけの価値のあるダンサーなのだ」と確認できる舞台でしたから。

そのあとをどうしたらいいのか決められないのですよねえ。
お正月になって,時間的余裕ができてから,なんとかしたいと思います。


◇更新記録
とりあえず,パリオペ『パキータ』の感想を載せましたので〜。
牧の去年の『くるみ』も最後まで書きました。

◇年末のごあいさつ
本年は当サイトをご訪問いただき,ありがとうございました。来年もよろしくお願い申し上げます。
新しい年が,皆さまにとって,すてきな舞台に多く出会えるよい年でありますように。
そして,安心して暮らせる人が一人でも多い年になりますように。

  

  

posted by 槻本 at 23:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | パリ・オペラ座バレエ

2006年12月30日

更新記録

牧バレエ『くるみ割り人形』の感想を書きました。
さらに,去年の感想を整理していなかったので,とりあえず,草刈/橋本/逸見の日だけ載せときました。(というより,王子が花のワルツを踊った日)

あ,今日は↓に2つ記事があります。(労力最小限の内容ですけどー)

  

  

posted by 槻本 at 22:20 | Comment(2) | TrackBack(0) | 牧阿佐美バレヱ団

マリインスキー劇場のスターたち

DVDは買っていないのですが,以前衛星放送で放映されたときにかなり詳細に日記にメモしたので,再掲載しておきます。ご参考まで。
(同じ内容だという保証はできませんが)

◇ロパートキナ編

『白鳥の湖』 グラン・アダージオ(後半) 王子:たぶんイワンチェンコ
感想: 見事 

『ジゼル』 1幕,友人たちの中心での踊り アルベルト: もしかしてクルコフ?
感想: 優雅で繊細で美しいです。そして,少し意外だったのですが,薄幸そうなジゼルに見えました。是非舞台で見てみたい。

『バヤデルカ』 影の王国,アダージオの後半というか ワガノワバレエ学校の卒業公演? ソロル:誰だろう?

『ハムレット』 オフィーリアが発狂する場らしい。 振付:コンスタンチン・セルゲーエフ,音楽:チェルヴィンスキー

『シェヘラザード』 金の奴隷:バタロフ・・・かなぁ?
感想: 色気が足りないのではないでしょーか?

『ゴヤ・ディベルティスマン』 振付:ホセ・アントニオ 「死」の役だそうです。ルジマトフも映っておりました♪
感想: とてもよいですね。彼女の硬質な美しさが生きていると思います。

『白鳥の湖』 3幕,白鳥たちのもとに戻ってきての場。
感想: ご本人も崇高さを感じさせ,周りのコール・ドも美しい。

『海賊』 2幕 パ・ド・トロワのヴァリアシオン
感想: 回転系はやはり苦手そう。上体の使い方でカバーして魅力的に見せているのはさすが。

『イン・ザ・ナイト』 第3カップル(?) パートナー:バラノフかな?
感想: (ご本人は「情熱的」と語っていますが)静的で詩的な雰囲気がすばらしい♪ 是非見てみたい。衣裳もすてき。(パリオペとはちょっと違うみたい←間違いでした。同じようです。詳しくは22日の日記を)

『バヤデルカ』 1幕1場のヴァリアシオン
感想: よいです。宗教的な感じがあります。

『瀕死の白鳥』

『ジゼル』 2幕(登場シーン) ミルタ:誰だろう? アモソワ? 
感想: 話は全然それますし,しつこくて恐縮ですが・・・これを見て,ザハロワのこのシーンはやっぱりなんかヘンだったよなあ,とまた思いました。どうも「形」が違ったような気がしてしかたないのよ。

『シンフォニー・イン・C』 第2楽章,第4楽章(第2楽章のカップルとして登場する場面とラスト) パートナー:誰だろう? 見たことある気はするんだけど・・・。 
感想:  キーロフの『イン・C』の衣裳は,反則なのかもしれないけれど,とってもすてきだと思います。『水晶宮』は4楽章になると色の洪水にすぎるし,普通の『イン・C』は地味すぎてつまんないんだもん。(舞台で見たときはほんとにすてきだったわ〜)

ほかに,ドゥジンスカヤの話,クルガプキナの話,文化人(ガエフスキーほか)の賛辞,学校時代の映像,舞台稽古,『ゴヤ』を見にきたお母さんが一瞬映るとお顔がよく似ている,和風の楽屋着がとてもすてき,子どもの頃の写真,海,将来の夫や子どもを持つことについての夢,番組からティーセットをもらって大喜びする,等々。

『白鳥』のカーテンコールにドゥジンスカヤが登場して「黄金のマスク」賞を渡していました。いったいどういう経緯によるものだろうか?


◇ヴィシニョーワ編
すみません,探し出せませんでした。


◇ゼレンスキー編

『白鳥の湖』 黒鳥のグラン・パ・ド・ドゥ 王子のヴァリアシオン 
感想: おお,なかなかの技を見せとりますなー♪

『バヤデルカ』 婚約式のグラン・パ アダージオ ガムザッティ:タラソワかな?
感想: よいですね。もう少しパートナーと合わせて踊るともっとよいかも〜。

『白鳥の湖』 グラン・アダージオ オデット:ロパートキナ
感想: ロパートキナのオデットはすばらしいですー。ニオラーゼには失礼ですが,続けて見ると「全然違う」感じがしました。あ,ゼレンスキーも見事なリフトとサポート。

『チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ』 コーダ・・・かな?
感想: よくないと思います。上半身が優しげすぎてキレがないのかな? あと,なぜあんなに脚が伸びないの? 舞台で見たときはもっとよかったと思うから,なにか体調が悪いときの撮影なのかしら?
でも・・・わかんなくなっちゃったのですが・・・サモドゥーロフの映像でも「?」だったから,この作品を映像で見るとこんなものなんでしょうかね? 

チャブキアーニの映像 『タラス・ブーリバ』

なにかのリハーサル

『ドン・キホーテ』 トビリシの劇場での公演だと思われます。 1幕の最初のほうの掛け合いとカスタネットのパ・ド・トロワ キトリ:ニオラーゼ
感想: 上手だとは思いますが,あまりきれいでないから,私の好みではないです。背が高いせいか脚を細かく動かすのは苦手みたいですね。

チャブキアーニの映像 『パリの炎』 
すごい回転速度でびっくり〜。ユニクロのCMより速いのではないだろーか?(←まさか)

『ドン・キホーテ』 トビリシの劇場での公演 3幕グラン・パ・ド・ドゥのヴァリアシオンとコーダ
感想: 田舎に凱旋したからテクニックを見せて喜んでもらおう,という感じの踊り。実際大受けしているから,正しい判断なのでしょう。見事。

『バヤデルカ』 婚約式のグラン・パのヴァリアシオンから

『スターズ・アンド・ストライプス』パ・ド・ドゥから はるか上のほうの席から記念に撮影したというか盗み撮りしたというか,そういう印象を与える角度の映像でした。
感想: なんか少々ロシア風かも。そうでもないですか? 敬礼が似合わないのがかわいいですねー。(というか,アレは誰がやっても似合わないよね)

『ウエスタン・シンフォニー』 第1楽章・・・かなぁ?(自信はないです) 撮影の角度などは『スターズ・アンド・ストライプス』と同じ
感想: 愛嬌があってよいとは思いますが,なぜ当たり役になったのかは理解しかねるような気も。

『海賊』 グラン・パ・ド・ドゥのヴァリアシオンとコーダ後半 パートナー:誰だろう? 

『白鳥の湖』 黒鳥のグラン・パ・ド・ドゥのヴァリアシオン
感想: いいねえ♪ テクニックが強いからアリやバジルも踊っているけど,たぶん,本来王子なのよね,この方。

マクミラン版『ロミオとジュリエット』 バルコニー・シーン ジュリエット:バッセル

ラブロフスキー版『ロミオとジュリエット』 バルコニー・シーン ジュリエット:ヴィシニョーワ

ニオラーゼに続いて,チャブキアーニとグルジアの話が多かったです。グルジアで踊ったときは収益を児童施設に寄付しているとか。施設訪問らしき映像もあったし,トビリシのバレエ学校で生徒がサインをもらおうと殺到している光景もありました。チャブキアーニの墓参りもしていましたね。
ところで,トビリシの劇場の看板を見てわかったのですが,グルジア語というのは,アルファベットでもなければロシア文字でもない,独自の文字を持っているのですね。

普通だと先生が出てきて語るような感じでゲルギエフが出てきたのでびっくり。もしかして破格の待遇なのでは? もしやお気に入りとか?

恋人についていろいろな角度から質問されていましたが・・・ついに名前は白状しませんでした。うふふ。
あ,あと,バランシンが踊りたくてNYCBに入った話をしている最中に英ロイヤルでの『ラ・バヤデール』の写真がアップになったのはヘンだと思うんですけどー?


◇ルジマトフ編

PART1(1996年制作)
インタビューのシーンでは,スーツにネクタイでした。わ〜い,こんなの着てるの初めて見たわ〜♪♪

『ゴヤ・ディベルティスマン』 音楽:グリンカ 振付:ホセ・アントニオ 共演:マハリナ,ロパートキナほか
いきなりアントニオ自身が舞台中央でキーロフのダンサーたちを従えて踊る映像でびっくり。いったいルジマトフはどこにいるの? (結局,舞台背景の中空に現れました)

『ゴヤ』のステージ・リハーサルの風景(黒のTシャツと黒のスラックス)。続いて舞台の様子
スペイン風が似合うよね〜。

ワガノワバレエ学校時代の『ガヤネー』(音楽なし)
かわいい♪ 何回見てもかわいい♪

リハーサル風景。白い総タイツ

『パキータ』 ヴァリアシオン

長男スタニスラフのワガノワ・バレエ学校での稽古風景
『ゴヤ』の舞台袖での苦しげな様子
幼少時代のスタニスラフと戯れる光景
スタニスラフがワガノワの生徒の一員として,私服で舞台上で列を作っている場面

『ドン・キホーテ』 グラン・パ・ド・ドゥのヴァリアシオン

『海賊』グラン・パ・ド・ドゥのアダージオ(なのか?) パートナー(というのか?):アフメトフ
白いチュチュにバレエシューズ。たぶん,94年の横浜公演での映像だと思います。(はい。私は生で見ております)

たぶん92年の日本での「ルジマトフのすべて」のフィナーレ

日本の楽屋口でのファンサービスの光景。たぶん東京文化会館じゃないかな。
?? 彼の出待ちにしては人口密度が異様に低いですねー??

『エクスタシー・タンゴ』 作曲:ベルモンテ 振付:以前から知りたいと思っているけどわかんないの パートナー:アスィルムラトワ
かっこいい♪ 何回見てもかっこいい♪

『シェヘラザード』より ソベイダ:たぶんリエパ

『アダージョ』 音楽:アルビノーニ 振付:エイフマン
大好きです。彼の舞台はたくさん見たけれど,全部好きだけれど,その中でも特に好き。

『ドン・キホーテ』グラン・パ・ド・ドゥのアントレ キトリ:ヴィシニョーワ
おおっ,この映像は初めて見たわっ。ヴィシニョーワはほんとにキトリが似合うよねえ。


PART2(1999年制作)
インタビューの服装は黒ずくめ。それはかっこいいんだけど,あのヘアスタイルはなんなんでしょーねー? 自宅(←たぶん)の暖炉前でのインタビューのほうが,髪が落ち着いていてすてきでした。

『愛の伝説』 フェルハドのソロ。手に鑿らしきものを持っているところから察して,最後のほう,水脈探索に出発する直前なのかな? 音楽:メリコフ 振付:グリゴローヴィチ
ずーっと見たかったの。とっても見たかったの。ロシアで全幕を見たという友人がうらやましかったの。たぶんもう見られないよね。もう踊らないよね。無理だよね。
・・・と感慨にふけりました。(でも,踊り自体は期待ほどでなかったかも)

『ムーア人のパヴァーヌ』 カーテンコールと楽屋の光景
『ゴヤ』 フィナーレと袖での光景

『テーマとヴァリエーション』 男性プリンシパルのソロ 音楽・チャイコフスキー 振付:バランシン

『1830年』(『エロス・タナトス』より) 音楽:マイヤベーア(なのかなぁ? ヴェルディじゃないのかなぁ?) 振付:ベジャール
いいよねえ,これ。若くてしなやかで輝いていて。

『若者と死』 音楽:バッハ 振付:プティ
断片とはいえ見ることができて,とても嬉しかったです♪

学校時代の『ガヤネー』舞台前の様子。セリュツキーの髪がたくさん残っていました。
リハーサル風景。1989年。ブルーの総タイツ。なんの作品なのだろう? それこそ『愛の伝説』かしらん? セリュツキーの髪が減っています。
『ドン・キホーテ』続いて『カルメン』のリハーサル。前夫人が見ておりましたね。セリュツキーの髪はほとんどなくなっていました。

『カルメン』 ホセの登場直後のソロ 音楽:ビゼー 振付:プティ
ルジマトフ風プティというか,プティに似て非なるものというか。
真偽のほどはわかりませんが,プティはルジマトフの踊る『若者と死』や『カルメン』は自分の表現したいものと違ってしまっているから,というような理由で,ロシアの外で踊ることを許可していないと聞いたことがあります。それを聞いたときは「なんつー了見の狭いじいさんなのっっ」(←暴言失礼)と怒ったのですが・・・この映像を見て,「なるほど〜。そう言いたくなるのはもっともかも〜」と思ってしまいましたよ。それでもやっぱり見たい,というか,それだからこそ見る価値があると思いますけれどね。

セリュツキーのインタビュー
同感です。ほんとうにそうだと思います。

『虎の皮を着た勇士』 音楽:マチャワリアーニ 振付:ヴィノグラードフ
おお,初めて見たわ〜。こういう作品なのね〜。
どういうストーリーか知らないけれど,力強い戦士でありながら孤独とか悲哀とか感じさせてくれてよいです〜。

キーロフと20世紀バレエ団共演による映像「白夜に踊る」撮影の様子。
ベジャールが若いですねー。ルジマトフのメイクを手伝っているのはガスカールではないだろうか?

『アダムとイブ』(と画面には出ましたが,『ヘリオバガル』という作品のはず) 振付:ベジャール パートナー:アスィルムラトワ

舞台写真(海賊,アルビノーニのアダージョ,バヤデルカ,タンゴ,海賊,アルビノーニのアダージョ,海賊)

『ニジンスキーの肖像』から『牧神の午後』 振付:たぶんルジマトフによる改訂 パートナー:マハリナ
好きです。

『シェヘラザード』 ゾベイダ:マハリナ
マハリナ編でも見られた上半身の装飾が少ない衣裳

演劇の舞台? うーん・・・なんなんだろう? 『ニジンスキーの肖像』ではないと思うんだけど・・・。

『アダージェット』 音楽:マーラー 振付:ベジャール

『ニジンスキーの肖像』から 舞台とカーテンコール

『ばらの精』の音楽で,『眠れる森の美女』グラン・パ・ド・ドゥのヴァリアシオン,『パキータ』のコーダ(?),『海賊』グラン・パ・ド・ドゥのコーダ,そして『ばらの精』

リハーサル風景(白の総タイツ)

『ドン・キホーテ』 グラン・パ・ド・ドゥのヴァリアシオン

元の夫人オリガ・オブホフスカヤのインタビュー

『眠れる森の美女』からマネージュ部分(音楽なし)

『ハムレット』 音楽:チャイコフスキー 振付:ドルグーシン 共演:たぶんドルグーシンのカンパニー
これ,好きなのよ〜。周りに不満はあったけれど,また見せてくれないかな〜。

『ムーア人のパヴァーヌ』 音楽:パーセル 振付:リモン 共演:たぶんドルグーシンのカンパニー
 

全体的感想
この回で一番よかったのは,ゲルギエフが登場しなかったことですな。ついでに,司会のムシャンスカヤもいないと,もっとよかったかもしれん。

というような冗談はさておき・・・ルジマトフの印象としては,決して多弁な人ではないのだなー,舞台の印象と違う性格の人ではないのだなー,という感じでした。物静かで考え深い感じですてきだわ〜♪

ちょっと拍子抜けしたのは,ムシャンスカヤが得意のプライベート突撃質問を自粛,「愛情に恵まれていらっしゃいますね」のひと言で簡単に片付けて,別れた奥さんの話に移行してしまったこと。ルジマトフ本人がそういう話題を事前に拒否したのか,ムシャンスカヤがほんとうに彼のファンだから遠慮したのか,うーむ,どっちなんでしょ?

そうそう,ルジマトフはその前夫人について「すばらしい詩人」と紹介していましたが,うーむ,「彼に捧げる詩」なるものを聞いた限りでは,私は賛同しかねますねえ。あれは詩ではなくラブレターとかファンレターとか,そういう類のものではないだろうか? 一方で,「ディアギレフのようだ」というのはすてきな賛辞だと思います。『ニジンスキーの肖像』を企画してくれた方ですもんね。

あとはね,えっとね・・・ムシャンスカヤがグラン・ピルエットを誉めたので驚いたし,ご本人も「回転は得意」と発言したのでますます驚いてしまいましたよ。
いや,私はですね,彼ってピルエットは苦手なんだな〜,多少苦手なものがあってもしかたないよね〜,別にテクニックで勝負するダンサーじゃないからいいよね〜,傾いたりずれたりはよくあるけれどそれを補って余りある雰囲気のある回転ですてきだわ〜,という認識で10年以上彼のファンをやってきたのですわ。
うううむ・・・もちろん普通には上手で決して下手とは思いませんが・・・ムシャンスカヤも技術的なことではなく雰囲気とか見せ方を誉めたのかもしれませんが・・・ご本人がそういう認識であったとは・・・うううむ・・・とにかくびっくりしたなー。

 
◇マハリナ編

『ドン・キホーテ』 1幕のヴァリアシオン(2度目の登場後) バジル:クルコフかな?
チュチュが,彼女の雰囲気にあっていてすてきだわ。髪には大輪のピンクの花。胴は黒でスカートが白で,内スカートが真紅なの。回転すると下から赤が覗いて,とても鮮やか。踊りについては,彼女はポアントのテクニックは少し弱いのだと思いますが,でも華と色気がすばらしいよね〜♪

マハリナと関係ない感想
キーロフの闘牛士たちというのは,おじさんが多いなー。 
この場面でああいうふうにガマーシュが移動していたのか。

『イン・ザ・ナイト』 振付:ロビンス 3番目のカップル(たぶん) パートナー:クルコフ
よいですね〜。断片だけでも男女のドラマを感じさせてくれる。ロパートキナの回で彼女がこの踊りを「情熱的」と語っていて,映像見ながら「そうかなぁ?」と思ったりしたのですが,マハリナ/クルコフはまさに情熱的。

『愛の伝説』 メフメヌ・バヌーとフェルハドの夢の中(?)のパ・ド・ドゥと女性群舞の中でのソロ。2幕? 3幕? フェルハド:うーん・・・バラノフ・・・かなぁ?
グリゴローヴイチ・ガラの光景 グリゴローヴィチ,ベスメルトノワ,挨拶するゲルギエフなど

キーロフのバレリーナたちは,メフメヌ・バヌーが大好きのようですね。この番組でも,多くの「大人」タイプのバレリーナが皆で「好きな作品」とか「印象的な役」として上げています。
単純な恋物語ではないからその気持ちはよくわかりますし,とにかくどこかのバレエ団で上演してくれ〜,と切に願います。
マハリナはよくお似合いで,今となってはかなわぬ夢でしょうが,うう,ルジマトフと踊るのを見たかった。

『バヤデルカ』 婚約式での花篭の踊り

『白鳥の湖』 コール・ド・バレエ,楽屋でのメイク,湖畔の場面の最後 ジークフリート:クルコフかな?
ジークフリートの衣裳の中途半端なマント様の白い布はいかがなものかと思いました。(キーロフの『白鳥』であんなの着てる人は初めて見た)

『アンナ・カレーニナ』 音楽:チャイコフスキー 振付:プロコフスキー(たぶん) ウロンスキー:ザクリンスキー
順番に,2幕の田舎の別荘での幸福なパ・ド・ドゥ,1幕のウロンスキーの寝室での逢引,(もしかすると,3幕でのいさかいの場面?),3幕の最後の自殺までのシーン だと思います。
ドラマチックですてきだと思いますが,二人の年齢の関係から,人妻と青年将校には見えにくいのが惜しい。(ザクリンスキーは髭まであるしー。いや,当時のロシアの風俗からすれば当然なのかもしれないけれど)

ファッションショー出演(黒のロングドレスにトウシューズ)
このドレス,『ニジンスキーの肖像』の中のルジマトフ版(?)『牧神の午後』で着ていたものと似ていませんか?

『エスメラルダ』 タンバリンを持ったヴァリアシオン
どこかの宮殿の中で踊っていました。回りの椅子には盛装した少数の観客。どういう状況なのだろう? 直前にクシェシンスカヤ役の映画出演でルミエール賞(?)を受賞した話をしていたから,その関係なのだろうか?
踊りは,雰囲気はよくて,テクニックはちょっと足りないかなー。(記憶にあるタン・ヤンヤンとつい比べてしまう)

クシェシンスカヤの映像(踊りではない)とか旧クシェシンスカヤ邸で彼女について語るマハリナとか。

『アンナ・カレーニナ』 音楽:シチェドリン ウロンスキー(と思われる人):ザクリンスキー
ううむ・・・シチェドリンということは,プリセツカヤ振付の版なのか? 舞台ではなく映像のようだから,キーロフで上演したものと違ってもおかしくないとも言えるけれど・・・謎だわ。
場面的には,ウロンスキーが愛の告白をするシーンかな?

クシェシンスカヤは実力のあるバレリーナで,レニャーニに続いてグラン・フェッテを成し遂げたのに,「皇帝の愛人だからだ」と言われた,という話になって(←いくらなんでも,そりゃあんまりだ)
『パキータ』のコーダ,『白鳥の湖』から黒鳥のパ・ド・ドゥのコーダ,『ドン・キホーテ』グラン・パ・ド・ドゥのコーダのフェッテのシーン。
マハリナのフェッテはちょっと癖があって,私はあまり好きではないの。(いや,どこがどういう癖なのかは説明できないんだけどー)
こちらの『ドンキ』の衣裳もすてきでした。

官能的な踊りに優れている,という話になって,「悪い気はしませんね」と答えたところで
『シェヘラザード』 金の奴隷:ルジマトフ♪
楽屋での彼のインタビューも流れました。舞台は,珍しい角度(舞台袖?)からの映像もあって嬉しいな。ところで,上半身のじゃらじゃら(胸当て?)がないのはなぜだろう?

えーと,全体としては,先生たちの話がなかったのが珍しかったような。(ゲルギエフは出てきましたが,マハリナと直接関係ない話が多くて,しかもあっという間に去っていった。いったいなにしに来たんですかねー?)
ある程度ベテランだからかもしれませんが,彼女の過去のつらい恋愛がテーマだったから,ということでしょう。

マハリナの恋の話については,たぶん,ロシアの視聴者(あの番組にチャンネルを合わせるようなバレエファン)は,おそらく,相手が誰でどういう結末になったのか,ある程度知っているんでしょうね。で,たぶんマハリナも承知の上で,その話に焦点を当てたのだろうなー,と思いました。彼女の答え方も,特に変わったことを言ったわけではないけれど,なかなか印象的で,なんか・・・日本の女性雑誌(女性週刊誌ではなくて,紙質もよくて厚みもあるような雑誌)で,美しい女優さんたちが生き方を語るような感じでした。


◇アスィルムラートワ&ザクリンスキー編

まず,ザクリンスキー編(キモノ風の楽屋着で登場)

『山猫』 音楽:ウォルフ・フェラーリほか 振付:プティ パートナー:アスィルムラートワ
感想: おお,振付といい衣装といい,いかにもプティという雰囲気ですねー。ザクリンスキーの説明によると,「若者は理想の女性がいつか現れると信じている」という話だそうで,これもいかにもプティですが,えーと,「若者」というよりは「渋いおじさん」に見えます。いや,かっこいいんですけどー。

『レニングラード物語』 ソロ 音楽:ストラヴィンスキー 振付:ヤコブソン(たぶん) 

『アポロ』 アポロとテレプシコーラとのデュエット音楽:ストラヴィンスキー 振付:バランシン パートナー:アスィルムラートワ
感想: ロシア風バランシン。特にアスィルムラートワはシナを作りすぎというか女らしすぎるというか。ザクリンスキーも少々違う感じですが,ルジマトフの同役よりはバランシンになっているように思われます。

『海賊』 1幕・奴隷のパ・ド・ドゥからランケデムのヴァリアシオン
感想: 市販の『海賊』の映像と同じですが,いやー,男の色気ですなー。何回見てもいいですなー。

1974年当時のザクリンスキーくんのインタビュー映像

『四季』 ワガノワ・バレエ学校卒業公演でのザクリンスキーのソロ場面らしい 音楽:グラズノフ 振付:?
感想: うーむ,ちとキレが不足しているような。

『シェラレ』 作曲:ヤルリン 振付:ヤコブソン(話の流れから言ってそうだと思われます)
感想: ソロ。妙な衣裳ですねー。いったいどういう作品のどういう役なのだろう? 悪魔かなにかだろうか?

『カウボーイ』 作曲:コーガン 振付:ヤコブソン パートナー:コムリョワ
感想: ユーモラスで軽い小品という感じ。ふむふむ,ヤコブソンの作風は幅広いのですねー。

『ガラテヤ』 作曲:ロウ 振付:? ヤコブソンなのだろーか?
感想: 男性3人によるユーモラスなドタバタの場面。面白いと言えば面白いが,意味不明でもある。泥棒3人組かなにかでしょうかね?

『ライモンダ』 グラン・パ・ド・ドゥ(3幕)のジャン・ド・ブリエンヌのヴァリアシオンとコーダ(コール・ドつき),カーテンコール ライモンダ:もしかしてテレホワ??
感想: ソロは全然よくないですね。ノーブルではあるが腕の動きが美しくないし,跳躍は力任せだし,キレがないというかヌルいというか。
それはそれとして,ザクリンスキーはほんとうに「ダンスールノーブル」というプロポーションですねー。背は高く,頭が小さく,手脚は長く,上半身はしっかりしている。

『葉は色あせて』 音楽:ドヴォルザーク 振付:チューダー
 

お子さんの写真やニキヤのベールをつけたアスィルムラートワのアップなどが映って・・・
アスィルムラートワ編

『ドン・キホーテ』 1幕登場して最初のソロ
感想: 華やか〜,という感じ。

『コッペリア』 振付:プティ・・・ですよね? スワニルダの登場シーンかな。
感想: かわいい♪ 舞台で見たときは「・・・」だったのはなぜだろう?

『エジプトの夜』 音楽:アレンスキー 振付:フォーキンでしたよね,たしか?
感想: おお,ルジマトフがっ♪ いや,この映像は持っているんですけどね。それでも彼が写ると反応してしまいますわ。
話は全然変わりますが,クリーク@女奴隷の動きというかポーズって,『バヤデルカ』のアイヤと同じパターンですねー。インドもエジプトもあったもんじゃない。

『海賊』 奴隷市場でのソロ(市販の映像と同じ)
感想: 美しいです〜。そして,恐れおののく哀切感もよいです〜。ほんと,この映像での彼女がマイ・ベスト・メドーラだわ〜。 

『バヤデルカ』 無音で1幕のデュエットが流れた後,影の王国のパ・ド・ドゥ パートナー:ボッカ
感想: うううむ・・・硬すぎて好きじゃない。あと,ボッカの衣裳が妙だと思います。ABTのものではないような気がするけど・・・。
舞台裏にザクリンスキーとお嬢さんが来ていました。お嬢さんはパパに似ているかな?

プティのマルセイユ・バレエでのカーテンコール

『レ・トロワ・ジムノペティ』 音楽:サティ 振付:プティ

『マ・パヴロヴァ』 音楽:モーツァルト 振付:プティ

『アルルの女』 音楽:ビゼー 振付:プティ パートナー:ブロエックスかなぁ?

『ダンシング・チャップリン』 音楽:チャップリン 振付:プティ
 

着替えたザクリンスキーがお菓子をもって登場して
夫婦編

『ラ・バヤデール』 婚約式のグラン・パ ソロルのヴァリアシオン
感想: 若い! 細い!! キレている!!! 

『3人のための組曲』 音楽:バルトーク 振付:ベジャール 共演:ギエム
感想: 強い二人の女に挟まれて振り回される男・・・という雰囲気。

『ドン・キホーテ』 グラン・パ・ド・ドゥ キトリのヴァリアシオン
・・・の途中で映像が切れてしまった。とほほ,録画失敗


全体の感想としては,琴瑟あい和しておって,結構ですなー,と。
ルジマトフのちょっとだけ上の世代だから知っている話ばかりで,特筆することはない感じでした。初めて聞いたのは,ザクリンスキーの大怪我の件くらいかな。
 

◇ザハーロワ編

『ショピニアーナ』 ワルツ(7番だったかな?)より 詩人:コルプ
美しく詩情があってよいですね〜。うっとり〜。コルプも脚がきれいだから,あの衣裳が似合って雰囲気がありました。口元が凛々しくないのも「夢見る詩人」らしくてよいかも。(って失礼?)

『眠れる森の美女』 
1幕が開く前の舞台裏。
グラン・パ・ド・ドゥのヴァリアシオン。清らかで華があってすばらしいです〜。うーん,オーロラだわ〜♪

『白鳥の湖』3幕から
手首の折りすぎ? が気になりましたが,もちろん美しい。

『眠れる森の美女』 1幕。ソロ。カラボス登場直前
わはは,空飛ぶオーロラ! 少々元気よすぎだと思いますが,16歳の社交界デビューの天真爛漫とも言えましょう。とにかく何をやっても自然に身体が動くのが見事。

『チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ』 ヴァリアシオンとコーダ
すばらしい♪ 振付どおり見事に伸びやかに踊ればそれがそのまま音楽の表現になる,という感じ。(ヴィシニョーワの,音楽を「自分で使う」ほうが表現として上だとは思いますが,バランシンとしてはこのザハロワのほうがいいのかも)

『バフチサライの泉』より マリアのソロ(1幕かしら?)
この作品見たことないのよぉ。キーロフでなくてもいいから,ロシアのどこかのバレエ団で持ってきてくれないだろうか。(さすがに作品目当てで名古屋まで松本道子バレエ団を見にいく気にはなれないしー)

ワガノワバレエ学校の公開レッスン。(ザハロワがいたのかどうか不明)
続いてキーロフでのクラス

『バヤデルカ』
婚約式での悲しみのソロのリハーサルと彼女の指導者モイセーエワの現役時代の舞台の映像が交互に写る。(モイセーエワは,花篭の踊りも)

本題と関係ないですが,モイセーエワ出演のセットは不可思議なものでした。スタジオ撮影のようで,その関係もあるのかもしれませんが・・・暗い照明,鎮座する3体の仏像,巨大な水仙のような植物,背景には大きな円い月・・・。バヤデルカ風でないとは言いませんが・・・影の王国ならともかく,なぜこういうセットで婚約式の踊りを踊るのか? ニオラーゼの回だったかのチャブキアーニ@奴隷風衣裳と宮廷風セットの影の王国も謎でしたが・・・。

『ジゼル』
1幕からソロ2つ 
なーんて滑らかに踊るんでしょー♪ なーんて可憐なんでしょー♪♪

2幕のヴァリアシオン
ありゃりゃ,少々勢いありすぎ。

パ・ド・ドゥ アルベルト:バラノフ
きれいですが・・・浮遊感が今ひとつ。もっと具体的に言えば,男性が「持ち上げて運んでいる」感が強い。1月もそれはあって,実はルジマトフのサポートの問題だろうと思っていたのですが・・・ううむ,彼女のほうの問題もあるのかな。

『白鳥の湖』
黒鳥のパ・ド・ドゥ,アダージオのリハーサル風景。続いて舞台。 ジークフリート:コルスンツェフ
コルスンツェフって,ほんとに大きいのね〜。ザハロワがこんなふうに一回り小さく(=愛らしく)見えるパートナーって貴重だわ〜。ルジマトフはもちろんゼレンスキーだってこうはいかないもの。(ウヴァーロフやツィスカリーゼだとどうなのかな〜? フィーリンは身長が足りないよね,たぶん)
ザハロワは,インタビューで語っていたとおり,陰険な(=騙す)オディールではなく,魅力的に輝いて王子を惹きつけるオディールですね。

『シンフォニー・イン・C』 
第1楽章のプリンシパルとして第4楽章で踊るシーン(かなぁ?)と最後の勢ぞろいのところ パートナー:バラノフ(かな? 「キーロフの王子さまたちはアレグロは苦手なのよね〜」という感じでありました)
ザハロワとロパートキナと並んで踊るなんてすごいですよね〜。ついでに第3楽章がヴィシニョーワだともっとすごい。

『法悦の時』 音楽:スクリャービン, 振付:ラトマンスキー
終演後の舞台裏での記念撮影と舞台の様子 パートナー:誰だろう?
サモドゥーロフ編で詳しく紹介された作品ですね。ザハロワも出ていたのかー。

『セレナーデ』 
おお,コール・ドの腕の長いこと,細いこと♪

ゲルギエフやワジーエフも出てきましたが,まあ,特に変わった話をしていたわけでもないです。ロパートキナも少し話していましたね。
モイセーエワ先生が「儚げだが存在感がある」とか「脚が歌う」とか「容姿がすばらしいが表現力もある」等々と語っておりましたが,まったくそのとおりだと思いますし,ムシャンスカヤが「あなたが生まれたとき,きっと神様が機嫌がよかったのね」というのも頷けます。ほんとうに,バレエを踊るために生まれてきたような人だよねえ。

バランシンを踊るのを見られたし,映像的にはとてもよかったのですが,インタビュー番組としては面白みに欠けました。
なにしろ相手が若すぎるから,ムシャンスカヤも得意の女性週刊誌的アプローチを発動しかねたし,だいたいバレリーナとしての歩みが順調すぎて,話にドラマが欠けている。ワガノワの担任(?)だったエフセーエワについての質問を「ええ,先生方は・・・」と受けたところなど,見ていて多少引っかかったところはありましたが,総じて,順風満帆な成長という趣。(ボリショイに移籍したからには,キーロフに完全に満足していたわけではないでしょうから,今ならまた違った味わいがあるのかもしれませんが・・・) 
いや,それ自体はよいことですよね〜。私生活でのドラマは舞台の成果とは直接関係はないし,ダンサー生命に関わるような大怪我なんかないほうがいいに決まってるもの。
でも,無責任な視聴者としては,続いてのマハリナ編のほうがずっと面白くはありましたね。えへへ。

  

  

【アンケート結果】今回のマリインスキー日本公演,何回ご覧になりましたか?

見にいきませんでした。 (14票) 9%
見られませんでした。しくしく。 (13票) 8%
1回 (22票) 14%
2回 (25票) 16%
3回 (23票) 15%
4回 (18票) 12%
5回 (10票) 6%
6回 (10票) 6%
7回 (6票) 4%
8回 (5票) 3%
9回 (5票) 3%
10回 (4票) 3%
11回(東京全公演制覇?) (1票) 1%
12〜14回 (0票) 0%
15回!皆勤賞!! (0票) 0%

頂いたコメント

◇3回
ロパートキナ・ガラ、オールスタ・ガラ(前日に買い足した!)、白鳥(ロパートキナ&ゼレンスキー)大満足です!

◇3回
ロパ&ヴィシガラが月末じゃなかったら絶対行ったのに・・・。オールスター・ガラ、ヴィシ海賊、ロパ白鳥の3回ですが、仕事帰りのため開演には間に合わず。主役登場には立ち会えない私でした・・・。

◇10回
東京の白鳥は全制覇しました。ロパートキナもすばらしかったのですが、テリョーシキナが本当にすばらしかったです。

◇11回
平日公演が多くて大変でしたが、大好きなマリインスキーなので11回も行ってしまいました。特に感銘を受けたダンサーはロパートキナ、ファジェーエフ、テリョーシキナ、コルプ。すばらしかったです。でもオブラスツォーワも見たかったな。

◇6回
6回行きましたが、平日が多くて大変でした。せめて7時開演だったら、あと3回(ヴィシニョーワガラ、水曜の海賊、金曜日のロパートキナ白鳥に行ったと思います。スケジュールが過密すぎでダンサーが気の毒でした。公演内容は、オーケストラ以外は素晴らしかったです。ロパートキナ、コルプ、テリョーシキナ、サラファーノフ、最高です。

◇2回
観たい公演に限って平日の6時半開演で、観に行きたかったのに、仕事の都合で行けなかった公演がありました。また平日の公演は、仕事で疲れていましたから、あまり集中して観られませんでした。チケット代が高めなのも不満といえば不満です。

◇4回
ロパートキナガラ・海賊・白鳥2回。「すべてロパートキナ」にしてみました。ガラのダイヤモンドは本当に素晴らしかった〜。白鳥のコルスンツェフの降板には・・涙。ゼレンスキーもとても良かったので、満足ですが・・。彼女を最も輝かせるのはコルスンツェフなのでは・・・。余裕があれば、他のキャストも観たかった〜〜〜。

◇4回
ヴィシニョーワガラと白鳥を3回みました。違うキャストで毎日通うっての一度やってみたかったんですよねー。グランパドドゥの振りが微妙に違ったり、それぞれの解釈の違いを楽しみました♪


156人の方にご参加いただきました。ありがとうございました。
ジャパンアーツさんにもメールしておきましたので〜。

  

  

2006年12月29日

レニングラード国立バレエ『くるみ割り人形』仙台公演

19日(火)に見ましたが,ここがメンテナンス中で,翌日から忘年会シリーズに突入したので。
主演はハビブリナ/モロゾフでした。

えーと,ボヤルチコフ版『くるみ』を見るのは2回目だと思います。
前回も仙台で見たような気がするのですが,その際に「交通費使って見にいくようなものではない」という結論が簡単に出たのですよね。あれはいつだったろう?

・・・調べてみました。99年の12月のようです。
主演はクチュルク/ミハリョフ。くるみ割り人形は,マミンですね。
この辺りの時期は,鑑賞一覧表をサイトに載せていないので,自分で調べ物をするにも不便で困ります。(数年分の手帳の12月のところを調べて,次に,プログラムが並んでいる本棚を眺めて・・・etc)
最近見た舞台の感想が未整理なほうが気になるので放ってあるのですが,うーむ,少し考えたほうがいいかも。

・・・話を戻しますが,そういうわけで,わざわざ東京まで見にいったりすることなく年月が過ぎて,7年ぶりに見たわけです。
久しぶりに見た感想としては・・・全体としては,前に思ったほど「なんじゃこりゃ?」ではなかったです。いい演出だとは全然思いませんが,ま,これはこれでいいんじゃない? いろんな演出があったほうがいいもんね。
ただ,グラン・パ・ド・ドゥのアダージオ(カヴァリエつきのパ・ド・シス)だけは,なんとかしたほうがいいと思いますね。あの身体能力「のみ」全開の振付は,「百害あって一利なし」なんじゃないかしらね〜?


えーと,1幕から順番に行きます。
まずですねー,1幕前半は好きではありませんです。だって,フリッツを始めとする男の子役を男性ダンサーが踊るから,えらいむさくるしいんだもん。
例えばマスロボエフが出ていて「元気よくはじける」をやっていましたが,もんのすごい違和感。なんか・・・「おいたわしい」という気分になってしまいましたよ。ほかにも,頭髪が危ない方やら髭の剃り跡が濃い方やら,「背が低い順にキャスティングしたらこうなりました」なのでしょうが,見ていてうるわしくないのですよねえ。

女の子のほうも「お顔が子どもに見える順」ではなく「背の低い順」でキャスティングする結果,お母さんたちのほうが向いているのでは? の方もいて・・・うーん,ホントの子どもが子どもの役を踊っている版を見た直後なのも悪かったのか,「かわいくねーなー」とため息をつきたい気分でございました。

あと,ドロッセルマイヤーがなんかヘンなの。
どうヘンなのかを説明するのは難しいのですが,「ほっ,ほっ」とでも声を出して登場しそうな,騒々しい感じの人。(実際には黒子にリフトされて移動したり,腰を突き出しながら忙しく揉み手をしたりする。大きな跳躍なんかも見せる)
なんて言えばいいのかなー,よく言えば「陽気で愉快なおじさん」とか「童心を保っていて子どもたちと仲良くなれるのが特技」なんだろうけど,私には「テンション高すぎ」とか「1人で大騒ぎしている」に見えるのですわ。

もちろん,全部が気に入らないわけでないのです。
一番魅力的なのは,タイトルロールの「くるみ割り人形」。最初から立派なダンサー(今回はトルマチョフ)が出てくるのですが,カワイイのよね,これ。
両手を広げてカクカク動く,等身大のお人形。普通に腕に抱ける人形だと「マーシャはなんでこんなブサイクな人形を?」がつきまとうのですが,こんなに大きくて動くお人形なら,ブサイクも愛嬌に転じます。子どもにとって,これと遊ぶのは楽しいですよね,きっと。


えーと,ツリーが大きくならず,パカッと割れて空高く上っていく・・・というABT『ライモンダ』の塔並みの怪奇現象を経てネズミたち登場。
ネズミたちは,黒と赤の衣裳。スタイリッシュでかっこいいです。男女混合部隊なのはかなり珍しいと思いますが,考えてみれば,実際のねずみたちならオスもメスもいるのが当たり前。実に理にかなったキャスティングですねー。(←ちょっと違うか?)
兵隊さんたちは,この版にしては珍しく普通の感じ。たしか歩兵が男性ダンサーで騎兵が女性ダンサーだったと思います。

マーシャがネズミ王に投げつけるのがスリッパではなく蝋燭というのが珍しかったなー。
ハビブリナは愛らしくも迫力の欠けた投げつけ方でしたが,ステパノワなんかが投げたら見事に命中して,ネズミの王様は火だるま状態? 効果的な戦法で,実に理にかなった演出ですね〜。(←これもちょっと違うか?)

で,袖から,両手を広げてカクカクと王子登場。(気の毒だよねえ)くるみ割り人形と入れ替わります。
ここまでは,変わった変身方法だとは思うけれど,まあいいよね。でもさー,雪の場面が終わると,またカクカク王子→カクカクくるみ割り人形(以下「くるみ君」と呼ぶことにします)という入れ替わりがあって,幕切れは,マーシャとくるみ君のツーショット。謎というか,そりゃないだろうというか。(2幕でまたネズミたちが出てきて戦う都合上だとは思うけど・・・)
まあ,今回に関しては,モロゾフよりトルマチョフのほうが魅力的なダンサーでしたので,くるみ君に大活躍していただいて異論はないのですが,ミョーな演出ではあります。


2幕はトートツに人形の国(と思ったが,プログラムによるとドロッセルマイヤー家の屋根裏だそうな。もしかして,シュタールバウム家の間違いではないのかなぁ?)
ネズミが出てきて,くるみ君が最終的に勝利をおさめる。で,再びくるみ君→王子があって,ディベルティスマン開始。

ボヤルチコフによるディベルティスマン改変の基調は「小道具持ち込み」なのだなー,というのが今回の発見でありました。
スペインの扇とアラビアの布は普通だと思いますが,チャイナの女性は龍のついた長い棒を持って登場。踊りらしい踊りはなく,棒を振り回すのが仕事のよう。パストラル(あし笛)の男性は,説明が非常に困難なのですが・・・携帯小型ブランコのようなものを手に登場。それを介して女性が交互にポーズをとるなどありまして・・・効果的とは思えないが,珍しいからまあいいか。トレパックは,うーむ,これも説明困難・・・リボンが2本だけのメイポール? 男女4人の踊りなのですが,男性1人が交代で支柱を支え,女性2人はリボンを手に踊り,残る1人の男性だけが手ぶらで踊っておりました。

そうそう,コロンビーヌとピエロが1幕だけでなくずっと出ているのですが,(プログラムによると,この2人がネズミにさらわれたのをくるみ君が救い出す・・・のが2幕の最初の場面らしい)この2人の踊りもありました。この辺は,話に一貫性があってよいですね。
音楽はケーキボンボン(ギゴーニュおばさん)

ところで,音楽が終わるたびに,人形たちが全員手をつないで登場するのはいったいなんだったのだろう???

花のワルツに続いて,問題のグラン・パ・ド・ドゥ(カヴァリエつきでパ・ド・シス)
とにかく,これは改悪ですよね。記憶に残るしゃちほこリフト多用に加えて,横180度開脚リフトなんかもあって,情緒に欠けることおびただしい。困ったもんです。


最後。
人形たちが消え,王子にリフトされるマーシャ。(たしか)上からクリスマスツリーが下りてきてマーシャたちの姿が消え,舞台中央にはドロッセルマイヤーとカクカクくるみ君・・・で,幕。
どういう意味の幕切れなのかしら〜? とは思いましたが,よかったですよ,ここは。(ドロッセルマイヤーなしでくるみ君だけだともっとよかったかも〜)


キャストについて
ハビブリナは,出産を経て体調がまだ戻っていないのかなー? という感じで,踊りは重かったです。もともと細いタイプではないけれど,さらにふっくらしちゃったみたい。
でも,万年少女の愛らしさで,マーシャ役はぴったり。溌剌としてお茶目で,くるみ君との冒険を心からエンジョイできそうな少女でした。

モロゾフは,えーと,全然よろしくありませんでしたねえ。
振付のせいもあるのかもしれないけれど,全身の調和が欠けているというか,腕と脚がバラバラに動くというか・・・全然きれいに見えないのですよね。容姿はよいのですが,姿勢もあんまりよくないし,うーむ,うーむ,うーむ・・・と唸るうちに舞台が終わってしまいましたよ。

コールドは,あまりきれいに見えませんでした。
牧の『くるみ』を見ているときはマリインスキーの後遺症は出なかったのですが,どういうわけか,マールイを見たら出たみたい。(そんなつもりはないんだけれど,自分の中にダブルスタンダードがあるのかしらね? それとも,なまじ踊り方が似ているから無意識のうちに比べちゃうのかしら?)
率直な感じとして「ありゃ,全然違う。あっちのほうがずっときれい」だと思いましたです。すみません。


◇更新記録
今年1月,シェスタコワ/ルジマトフの『バヤデルカ』の感想を載せました。

  

  

2006年12月26日

スーパーバレエレッスン 4回目

今日は初めから見ました。(その結果,フルハウス? とかいう直前の番組の最後のほうも見てしまったのですが,ありゃいったいなんであろうか?)

いやー,勉強になるというか参考になるというかためになるというか,感心しちゃうね。
一度,全幕をルグリの解説つきで見てみたい。(いや,ルグリでなくても一流の専門家ならそれでいいんだけどさ)「ここをこうしてこれこれの雰囲気を表しています」とか「今のここはちょっとこうでしたね。それは,ヌレエフ振付だからで,一般的な振付だとこうなります」とか「あっっ,今のリフトは失敗でした。・・・これこれが悪かったんですね」なんて,相撲や野球の解説のようにやってもらったらどうだろうか? 
面白そうだよね〜。

  

  

posted by 槻本 at 23:24 | Comment(3) | TrackBack(0) | パリ・オペラ座バレエ

2006年12月25日

1月5日『海賊』のチケット譲ります。

レニングラード国立バレエ『海賊』
1月5日(金)18:00開場 18:30開演
東京文化会館大ホール
予定キャスト:ルジマトフ シェスタコワ 

1階2列10番台(中央ブロック) 1枚
座席表はこちら

S席15,000円をセット券価格14,000円で。
送料(配達記録郵便)は負担します。振り込み手数料はご負担ください。

メールをお待ちしています。
tsukimoto@personal.email.ne.jp


↑お申し出がありましたので,消しました。お騒がせしました〜。


というわけで,今回は『海賊』は見られないことになっちゃった。
ファルフさんのアリは最後かもしれないから見ておきたかったのですが・・・まあこの10年近く「今度こそ最後か」と思う度に次もあったから,また見られるかもしれないわね〜。


◇更新記録
新国『シンデレラ』の感想を載せましたので〜。

  

  

posted by 槻本 at 23:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | 新国立劇場バレエ団

2006年12月23日

新国立劇場バレエ団『シンデレラ』 本島/中村

見てきました。
優れた作品だなー,と改めて思いましたし,優れたバレエ団だなー,とも改めて思いました。
イマイチ熱くはなれませんでしたが,それはたぶん,こっちのせいだよね。


本島美和さんが主役を踊るのは初めて見ました。
この方の踊りは私の好みではないようで,今日も「きれい」とか「音楽的」とは思わせてくれませんでしたし,ステップ(? 脚の動き?)に違和感がありましたが,普通には上手だったと思います。

表現面は「演技している」のはわかるけれど感情が全然伝わってはこなかった(ひらたく言えば,わざとらしく見えた)・・・のですが,3幕で「王子の前に靴が落ちてしまう」のがとっても自然で巧みでした。
そこまでが拙く見えたのは,彼女なりにいろいろ演技プランを練ったのだけれど,初役だからこなれていなかった・・・ということなのかもしれません。もう1回踊ればずっとよくなるかも〜。(それが2年後か4年後なのが,このカンパニーの困ったところ)


王子は,中村誠さん。
「当分バレエ見なくていいんだけどー。追憶の中にいたいんだけどー」なのにもかかわらず今日見にいったのは,ひとえに彼の初主役を見るため。
おととしの『くるみ』のカヴァリエで見て,「壊滅的にカツラが似合わないが(小嶋さんより似合わない方を初めて発見),腕の動きが珍しいくらいノーブル♪」だったのですよね。その後順調に出世されまして,ついに王子役デビューですから,やっぱ見とかんとね。

感想としては,そうですねー,「立ってるだけで王子」度とか「手を差し出すだけで王子」指数が高いダンサーだなー,と感心しました。(逸見王子的な,生来のエレガンスがあると思う)
脚が長くてきれいだし,ただ立っていたり,歩いたりするときに決して「王子」を離れないのが立派。腕も長いし,指先までエレガント〜な腕の使い方をする方ですね。
あとはですねー「立ってるときだけ王子」とか「手を差し出すときだけ王子」にならないように,踊りのほう(ソロもパ・ド・ドゥも)を充実させてくださいませ〜。(初王子とはいえ「ありゃ」が多すぎ。難しい跳躍を省略した? という疑いも少々・・・)


周りについては,明日ご覧になる方の妨げになるといけないので,読みたい方だけこちらをクリック

  

  

posted by 槻本 at 23:38 | Comment(4) | TrackBack(0) | 新国立劇場バレエ団

ヌレエフ版『白鳥の湖』DVD

まだ紹介しておりませんでした。
(わざわざ検索してここから注文してくださった方,ありがとうございます&お手数かけてすみません)

アマゾンはこちら
チャイコフスキー:バレエ「白鳥の湖」 出演:パリ・オペラ座バレエ

HMVだとジャケットやキャストなども見られます。
チャイコフスキー:バレエ『白鳥の湖』 ヌレエフ振付、パリ・オペラ座バレエ(2005)


とり急ぎ,これだけ。
今日は新国『シンデレラ』を見にいってきます〜。

  

  

posted by 槻本 at 09:14 | Comment(2) | TrackBack(0) | バレエ映像・関連CD

2006年12月22日

【アンケート結果】おすすめの『くるみ割り人形』

1位 K-BALLT COMPANY (16票) 31%
2位 レニングラード国立バレエ (12票) 23%
3位 東京バレエ団 (8票) 15%
3位 牧阿佐美バレヱ団 (8票) 15%
5位 東京シティ・バレエ団 (3票) 6%

松山バレエ団 /ベラーム・ステージ・クリエイト/井上バレエ団/谷桃子バレエ団/NEOエンターティンメントバレエ(西島演出)はそれぞれ1票。
ゼロ票だったのは,小林紀子バレエ・シアター/Fairy Ballet/バレエシャンブルウエスト/NBAバレエ団 でした。

コメントは1件頂きました。「当サイトならでは」の内容となっておりまして,こちらです。

ほかのアンケートに比べて投票いただいた人数が少ないのは,「今年のクリスマスにはオススメはない」という方が多いのかもしれませんねー。(スタダンは冬に上演しないし,新国は今年は『シンデレラ』だし)


Kバレエが1位というのは「なるほどー,ごもっとも」な感じ。
3億円(でしたよね?)の美術,説得力ある(と聞く)ストーリー,そもそも熊川さんがオススメという方もあるでしょうし,今年は吉田さんが出る日もあるわけですから,そりゃそうだ,これが1位なのが当たり前だ,と思いましたです。
私も見てみたいのですが,12月は牧と新国で忙しいのよね・・・関係ない時期に仙台に来てくれないかしらん。(地元の会館ではセットを堪能できないか?)

マールイが2位なのには,正直言って驚きました。
あそこのボヤルチコフ版は,かなーり妙な演出・振付だと思うんですけどねえ。(特に,グラン・パ・ド・ドゥが)
バレエ団としての実力というか水準の高さというか,そういう辺りが評価されたのであろう,と考えておくことにします。

東バのベジャール版は,「へー,もっと人気があるかと思ってた」という感じですが・・・ま,「クリスマスに家族で見る」という感じじゃないからかな?

で,牧も同数なんですよね。「へー,こんなに票が入るとは思わなかった」のですが・・・年齢相応のクララが出てきて「クリスマスに家族で見る」にはいいからかしらね? それともうちのサイトの場合は,小嶋さんが出るというのが大きいのだろうか?

5位は東京シティ。
なにか語る知識がないのですよね。すみません。志賀育恵さんと黄凱は,見る価値のあるダンサーだと思います。演出は・・・知りません。
今回3票入ったのを見て「要チェックだ」と思いました。来年は,意識してみたいと思います〜。(アンケートの最大の成果かも)

あとは省略しますが・・・私はですねー,松山に投票いたしました。演出は熟成したものですし,森下さんはすばらしいし,オススメだと思いますよ。
と言いつつも自分が見にいかないので,説得力はないかもしれませんが・・・一応5年前に感想を書いているので,よかったらお読みください。こちらですー。

ご参加くださった皆さま,どうもありがとうございました。

(今日は↓にもう1個記事があります)

  

  

posted by 槻本 at 21:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 松山バレエ団

新国『コッペリア』のキャスト

かなーり「なんじゃこりゃ?」なキャストですねえ。まあ,そもそも「ゲストが3日かよ」ではあったのですが,もう1人足さなくてもよかろうに。
おまけにボニーノが全日ですか。つまんねー。王子を出せとは言わないけれど,市川さんとか森田さんとか,誰かにやらせればいいのにねえ。

転記する気力がわかないので,まだ把握していない方はファンサイトさんをご覧ください。


あ,そうだ。
今頃になってアレですが,『オルフェオとエウリディーチェ』は一部日程で主演キャストが変更になっています。来年早々一般発売ですので,これもファンサイトさんでご確認くださいね〜。


そうそう,忘年会で忙しくしているうちに,表紙のカウンターが64万を超えました。いつもどうも〜。

とりあえず以上。あとで,もう一つ記事を書くかも(書かないかも)です。

  

  

posted by 槻本 at 20:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 新国立劇場バレエ団

2006年12月18日

バレエダンサーという仕事を紹介する番組

見ました。(平成若者仕事図鑑)


番組のための配慮なのか偶然なのか,バーのお隣が逸見さんで,センターはトレウバエフとバリノフと一緒というのは,なかなか豪勢でしたね〜。(山本さんはお休みの日だったのかな? 見かけなかったような)


あのー,男性のクラスと主役のパ・ド・ドゥを指導していたのは,イリインですよね???
通訳つきって・・・いったい何年日本に住んでいるのだ???


取材した方は,ダンサーが「指示されたとおりにすぐ動ける」ということにいたく感銘を受けたんでしょうねー。
センターはそういう能力を養うのが主目的の訓練ではないと思うし,セルゲーエフ版を基礎にしている以上,リハ初日に初めて振りを知るわけではないと思うし,いくらなんでもゲネプロでコール・ドの振りを変更はしないだろうと思うのだが・・・いや,そうなのか???


アキモフがいましたね。(ボリショイの前芸術監督)


最後に収入の話がありましたが・・・ギャラが一日数千円〜数十万円って出ましたよね? スゴイ差ですねえ。数十万円貰う人は,毎日出演するわけではないし,それくらい貰って当然の重労働だとは思いますが,数千円って??? そういうことだから,槍を持って立ってるだけの人たちが「おいおい」なんじゃないのかなぁ???


泊陽平さん,若々しくて爽やかでしたね〜。(さすがの逸見王子も,彼に比べるとおじさんに見えるね)
今後のご活躍をお祈りします。

  

  

posted by 槻本 at 23:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 新国立劇場バレエ団

2006年12月17日

牧阿佐美バレヱ団『くるみ割り人形』 伊藤/青山/菊地

今日ももちろん楽しかったです〜。
「祭の後」的な一抹の寂しさはあるけれど,今回の場合,3月の『ロミジュリ』でまた見られる(らしい)のがわかっているから,切なくなくて助かりますわ。
なんか,久しぶりに穏やかなお正月を迎えられそうな気がするわ〜。

って,大げさな。
でも,かなりそれに近い気分なのよね。
おととしの初めころ,予定されていた舞台を小嶋さんが全部キャンセルして,あちこち情報収集すればするほど「もう二度と踊れない」という話ばかり聞かされたことを思い出すと,暢気すぎて,幸せすぎて,夢みたいだわ〜。るん。

もちろん,ソリスト役でなく王子のほうがいいのにぃ,ではあるわけですが,「3日続けて見られる」なんて,新国の大黒柱だったころでもそんなになかったイベントだもん。
うふふ,幸せ〜♪


今日の金平糖の精は伊藤友季子さん。
ほっそりとして儚げな感じと若々しい愛らしさが同居している感じ。(ジゼルを見たいかも?) 
不用意にさわると崩れそうな精巧な細工の砂糖菓子みたい。甘いクリームの笠井さんも,リキュール? ウイスキー? が中に入っている橋本さんも魅力的ですが,伊藤さんの繊細な美しさもよいですよね。
お菓子の国の「女王様」までいっているかどうかはわかりませんが,姫オーラは十分。腕を広げたポーズには,「あ,なるほど。今日の主役はこの人なんだ」と頷けるものがありました。

雪の女王は青山季可さん。
『白鳥の湖』で主役を見たときも思ったのですが・・・この方は「押し出しがよい」という感じですね。お姫様にはおさまりきれないと言えばいいのかな? 酒井はなさんなんかと共通する「なんだか迫力あるよねー」という感じ。
ちょっと気になったのは,「周りと関係なく一人で踊ってる?」ように見えたことです。なぜそう思ったのか自分でも説明できないのですが・・・クララを無視して(忘れて)踊っている感じがしました。でも,まだ若い方ですもんね,次はちゃんとその辺も見せてくれるのはないでしょーか?
言い忘れてはいけない。上手でしたよ〜。

王子は,菊地研さんです。
髪を撫で付けるとか流し目をするとか,そういうモノは封印して,神妙に王子を踊っておりましたし,ちゃんと王子に見えました。
サポートは明らかに上達。手の表情は(『リーズ』のときに感心したのに続いて)エレガント化著しい。ソロに「ナルシー?」が漂うのは決して悪いことではないと思いますし,魅力的なダンサーですよね〜。


小嶋さんは,好調だったとは思いませんが・・・よく言えば,突出しない配慮のある踊り?
ふわっとか,くっきり〜とか彼らしさは堪能させてくれましたし,とにかく笑顔の大盤振舞で,とっても幸せにしてくれました。


ぬいぐるみ投げ。(頭上を飛び交う物体を観察した結果,キャンデーではなくぬいぐるみを投げている,と確認)
小嶋さんは5個ほど投入して,さっさとパートナー(田中祐子さん)のもとに撤退。事前の目測よりはちゃんと投げられる方だったのね,3列目に落ちる気配はなかったです。(来年は,8列目くらいにしてみよう)

最後,菊地王子の渾身の一投は,残念ながら1回後方席で終わりました。
というわけで,今回は「王子の2階席投げ」は果たされないで終わってしまいました。昨日のソワレ(貸切)は森田健太郎さんが踊ったそうですが,どうかなー? 金曜日(←クララのパパで出ていた)の投げ方を見た限りでは,2階まで行きそうな感じではなかったから,たぶん,今回は壊滅状態?
やっぱり相羽源氏さんの肩はスゴかったのね〜,という舞台の本質とは関係ない話題で今日の報告を終わりたいと思いますー。

  

  

posted by 槻本 at 23:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 牧阿佐美バレヱ団

2006年12月16日

牧阿佐美バレヱ団『くるみ割り人形』 笠井/吉岡/京當

今日も楽しかったです。(一々報告せんでも、王子が見られるんだから、楽しいに決まっとりますね)

今日一番の「♪」は笠井裕子さんの金平糖でした。前から、「いいなー」とは思っていたのですが、初めて主役で見て、いっそう気に入りました。
アダージオは、パートナーシップの問題なのかな? 若干「ん?」がありましたが、あとは安定していたと思うし、踊りの雰囲気がとても好き。優等生的鷹揚とでも言いましょうか、良家の若奥様風におっとりしっとり落ち着いた感じに見えて好ましいです〜。(マールイのコシュレワもそういう雰囲気だから好きなのよね)
肩から胸の辺りがまろやかな感じに見えて、堂々と美しい大人のプリマでした。

京當侑一籠さんの主役を見るのも初めて。
頭は小さく肩幅は広く背も高いダンスールノーブル体型ですから、見る前から王子合格なわけですが、実際見たら、さらに高得点。
所作もそれなりに王子になっているし、サポートがよいですね〜。グラン・パ・ド・ドゥで金平糖を横抱きにして振り回して肩に上げる動き(無粋な説明ですみませんです)がダイナミック&安定。二人とも大柄だから、実に見応えがありました。
ソロも、悪くはないんじゃない? 逸見さんのようにはいきませんが、主役を踊り始めたころの逸見さんも今ほど踊れたわけじゃないから、10年後にはもしかして・・・と考えることにします。
あ、ヘアスタイルは改めたほうがいいと思いますー。体育会系? で王子らしくないんだもん。

吉岡まな美さんの雪の女王を見るのは3回目・・・かな? この方は私の好みではないようですが、硬質で大人の色気があって、よかったと思います。


ソリストは、昨日がやっぱりファーストキャストなんだよね、という感じがしましたが・・・初めてお顔を認識できた方がいたし、とにかく3回見るわけだから、変化があるのは大歓迎。勤務評定しながら、大いにエンジョイしました。

コール・ドは、よろしくないと思いました。
プリンシパルやソリストのキャスティングとの兼ね合いで、日替わり状態なのがいけないのかなぁ? 今日は2階席から見ていたのですが、フォーメーションがかなり・・・。身体の向きなんかもちょっと・・・。


王子@ドロッセルマイヤーはですねー、すっげーかっこよかったです。
どういうわけか、白いカツラと片眼アイパッチが異様に似合うのよね。なんでだろ? 客観的な認識として、「王子の衣装よりよっぽど似合う」という意見が出ても私は驚きませんわ。

話がそれますが・・・新国『くるみ』の薔薇のワルツも白いカツラじゃないですか。彼がソリストで出たこともあるのですが、あのときは全然似合ってなかったのよね。笑いたいのを通り越して、途方に暮れるくらい似合わなかった。それなのに不思議だわ〜。
もしかすると、新国は皆で共有する衣装で、彼の頭が小さすぎたからおかしく見えたのだろうか???(謎)

えーと、話を戻して・・・まあ、この版のドロッセルマイヤーはつまんないんですよね。クセのない、感じのいいおじさん。実は魔法使いではあるけれど、その魔法は、クララちゃんが夢の中でちょっとした冒険を楽しむためだけに使われる。そういう存在。
そういう「いい人」をノーブルに、颯爽と演じておりました。

白い手袋だから、手の動きが目立つわけです。
で、彼はこの点に関しても一流のダンスールノーブルですから、「魔法を使う」関係のマイムがきれいだし説得力があるの。すてきですよ。機会があったら、皆さんも是非。
去年は、身体の前で手を重ねる(握る?)動きが散見されて、あのー、従僕か、よく言っても執事に見えちゃうんですけどー? だったのですが、今回はそういう不用意な仕種はなく、終始落ち着いたおじさまでございました。

課題はマントの扱い、かな? 去年よりはよかったと思うけれど・・・昨日の本多実男さんは、シュタールバウム家に入るときに、マントを広げて後ろ向きのままちょっと見得切りみたいにして、ミステリアスな雰囲気を醸し出していました。ああいうのも見せてほしいかも。
いや、彼の役作りは健全路線なわけだから、やらないほうがいいのかな? うーん、どうなんでしょ?
ま、この役に関しては、あと20年くらいは見せてもらえそうだから、ゆっくり考えましょー。


◇今回生じた疑い
もしかしたらもしかして、牧も東バ式ブラボーを採用することにしたのかしら〜?
2階の後ろのほうから、終始同じ声でブラボーが出るんですけど・・・しかも、昨日と今日では声が違う。1幕だけで上がる男性ダンサーは日によって違うわけだし・・・なんて思っちゃった。
盛り上がるからいいとは思うけれど、今日の人はちょっとタイミングが早すぎたなぁ。(って、純粋な観客の方だったら失礼ですね。すみません。でも、もうちょっとあと、音楽が終わってからお願いしますー)


◇恒例のキャンデー投げ。
2階で見ていて感心しちゃった。今日はかなーりスゴかったと思う。たくさん2階席に届いていたもん。皆で特訓したのかしらね〜? 京當さんと菊地さんと、トレパックの中の誰かが強肩なんだね、たぶん。
最後の一投、京當王子は、気合を入れすぎて、キャンデー(ぬいぐるみ?)は天井にぶつかって1階に落下しました。天井がなかったら3階席に届いたのではなかろうか?(実際にはゆうぽうとには2階までしかないけれど、それくらい行きそうだったのよ)

王子は本日は不参加。
「後ろの皆さん、さあどうぞ〜」マイムをして脇に下がって眺めておりました。
明日は投げてくれるかな? 彼の投球能力でも届きそうなお席なので、ちょっと期待しておこうっと♪

  

  

posted by 槻本 at 21:13 | Comment(3) | TrackBack(0) | 牧阿佐美バレヱ団

2006年12月15日

牧阿佐美バレヱ団『くるみ割り人形』 橋本/佐藤/逸見

楽しかったですよ。
3日続けて見たいようなものではない、とは改めて強く思いましたが、「見ない」という選択肢はないから、しかたないもんね。

今日一番「♪」だったのは、清瀧千晴さんの踊りです。
1幕は「ドロッセルマイヤーの甥」役で出ていて、この役は去年も見て「おお、なかなかきれいに踊ってるなー」だったのですが、今年はさらにヴァージョンアップ。「おおっ、ジャンプが高くなったっっ」でありました。きれいなのは同じだしね。
2幕はトレパック(の脇)で出ていたのですが、跳躍の高さと動きのキレのよさで一番輝いていました。
プログラムを見ると写真が一番最後に別扱いで載っているので、まだ団員ではなく生徒さんなのだろうと思いますが、将来が楽しみですね〜。ただひたすら、身長が伸びるように祈ります〜。


佐藤朱実@雪の女王は、「庶民的に可憐」なタイプだからどうかなー? と思っていたのですが、さすがはベテラン、それなりに女王様になっていました。
「寒い冬の国の女王様」的エラソー感はなかったと思いますが、クララちゃんが最初に訪れた国で暖かく歓迎される・・・という意味では、全然問題ないです。というか、適任です。優しそうで、親しみやすくて、配慮の行き届いた女王様。踊りは安定していて、音楽の見せ方も上手。

橋本尚美@金平糖の精に関しては、佐藤さん以上に、どんなもんかなー? という気分でした。安定・信頼・堅実、脇を固めるバレリーナだと思っていたので。
でも、こちらもさすがにベテラン、それなりにキラキラ女王様になっていましたし、色気がありましたね。濃いめのピンクの衣装が、金平糖ではなくて、ロゼワインみたいに見えました。踊りは、こちらも安定していて、音楽の見せ方も上手。

逸見智彦@王子は、いつもどおり優美な王子様。
好調には見えませんでしたが、直前に小嶋さんを見ているからどうしても・・・があるかもしれないので、よくわかんないです。


小嶋さんはねー、うふふ、すてきでしたよん。
花のワルツ的「ふんわり〜」が足りないとは思いますが、なんであんなに上手なんでしょーねー。4人で同じことをする度に、安定感が段違いなのよね。
パートナーは笠井さんだというのは勘違いで青山さんでした。小柄な方だからカップルとしての映りがよいし、軽そうなので、リフトやサポートにラクラク感があるのもよかったなー。

1年ぶりのタイツ姿ですからね(黒燕尾もキルトも生脚も好きだけど)、やっぱ嬉しいんですよね。白タイツでなくて、微妙なイエローなのは残念でしたが、でも、お菓子の国の最初にポーズしてるの見ただけで、なんだか幸せになっちゃう。踊りだせば「きゃあああ、小嶋くんが踊ってるぅぅ(悶絶)」だし。

あとは、笑顔。「うわ、歯を見せてるよ」と驚いちゃった。
彼には「王子は安易に歯を見せない」というポリシーがあるんだと思っていましたのよ。今回は王子ではないからかしらね〜???


最後にキャンデー投げの話。
小嶋さんは、今回は穏当な感じで最初から参加。3個×2回投げ込んで終わりにしていました。右、左、正面・・・という手順で投げていて、肩は強くないようですが、親切な配慮でございましたね。(←彼のことはとりあえずなんでも誉めるのだ。実はコントロールが定まらないだけかもしれないけどさ)

最後に逸見王子が進み出て、2階席を狙ったのかもしれませんが・・・今年は大失敗でした。すっごく前のほうの席にポトンと落ちちゃった。
去年の驚きの遠投は、単なる僥倖だった・・・のでしょーか???

  

  

posted by 槻本 at 22:57 | Comment(2) | TrackBack(0) | 牧阿佐美バレヱ団
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