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2007年04月29日

橘バレヱ学校バレエ・レッスン・シリーズ「舞台に立つために」

を見ました。
(念のための注:教師が小嶋直也さんなので買いました)



まずですねー,鑑賞者には役に立たない映像だと思います。というより,つまんないんじゃなかろうか?

要するに,クラスレッスンなんですよ。スーパーじゃないバレエレッスン。
レッスンもプロなら見る価値あると思いますが,今回の場合,優等生ではありましょうが生徒さんなので,さほどのものではないです。
あと,「舞台に立つために」だし,男性もジャケットに写っていたから,男女で組む練習もあるのかと思ったらなかったし,ヴァリアシオンの練習もないし。


次に,私は目下「大人からのバレエ」超初心者なわけですが,そういう立場から見ると不親切。

最初に生徒さんの一人を使って,先生がポイントを説明してから,アンシェヌマン1曲。その間先生は短く注意したり,声をかけたりしますが,終わった後で当然あるであろう「キミはココがコレコレだからもっとこうして」の類がカットされている。
なんつーか,「いったいこのお手本の人はどの程度正しいのか?」がわからないまま放り出される感じでしたわ。
あと,先生が男性だからでしょうかね,ポアントは「次に女性はポアントのお稽古をします」でポイント説明がないつーのもどうかと思いました。


で,バレエを習っているお子さんに役に立つかどうかは・・・どうなんでしょう? 
やっぱり「キミはココがコレコレだからもっとこうして」がないと,ワケわかんないんじゃなかろうか? そうでもないのかしら?


最後に「小嶋直也を見る」という見地からですが・・・うーむ,熱心な彼のファン以外の方にはオススメする気はしませんですなー。

踊らないのはもちろんですが,お手本を示すわけでもない。ちょこちょこと腕の動きだけいっしょにやることがあって,当たり前ですが生徒さんよりずっときれいですが,それを見るため5000円払うのは酔狂というものでしょう。


あ,もちろん私は,ものすごーーく楽しみましたよ。

常に画面の中にいて,バーのそばに立ったり,時にはバーを両手で握ったりしながら生徒さんに目配りして,注意したり指示したり指を鳴らしてカウント取ったり。かっこいいです〜。
ポールドブラもたくさん見せてもらいましたしね。いつもは脚のほうが目立つダンサーだけど,腕もほんとにきれいよね〜,なんて。

そして,フェミニンな話し方(似合わねー)には大いにウケました。
前に見たインタビュー映像がそういう感じだったからある程度予想していましたが,うふふ,果たして・・・でしたわ〜。


そうそう,本編のほかに「牧阿佐美先生によるレッスンのポイント」というのがあって,話のバックに小嶋さんのお手本がほんの5秒くらい流れましたが,続いて生徒さんが同じことをするのと全然違って見えました。
プロの舞台で見ても「違う」から当たり前かもしれませんが,でも,あまりに違って唖然としてしまいましたよ。

というわけで,近所の図書館に購入を促す等して,「牧阿佐美先生による・・・」だけご覧になるといいかも〜。

  

  

posted by 槻本 at 19:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | 小嶋直也

2007年04月27日

DANCE MAGAZINE (ダンスマガジン) 2007年 06月号

B000PC1JUSDANCE MAGAZINE (ダンスマガジン) 2007年 06月号 [雑誌]
新書館 2007-04-27

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郵便受けに入っていました。
ファルフさんの舞踊生活25周年記念ガラの現地取材等が載っております。


で,最初に牧『ロミジュリ』のページを開けたわけですが,つまんねーなー,クララと同じ写真しか載ってないよ。ま,こっちのほうが大きいけれど,これならクララを買うことなかったじゃん。690円損したわよ。ぷん。

それはそれとして,この評者の方(吉田裕さん)は「へ?」なミスをしていますね。
青山/森田の日の批評を書いているのにキャピュレット夫人は田中さんだと認識しているみたい。キャスト変更があったわけでもないのに,いったいどういう勘違い?

それにしてもつまんない。
なんとか主役に復帰していただかないと,毎回こういうことになるのよねえ。
ま,新国で主役を踊っていたころは,ゲストの写真ばっかりでやっぱり「つまんねー」だったから,同じことかもしれないけどさ。


と不機嫌だったのですが,おお,封筒類の間から,フェアリーからの荷物の不在連絡票が出現。もちろん,王子の指導風景が見られるDVDに違いない。
明日受け取れるかな〜? 

と機嫌が直りました。
期待していいのか悪いのか見当がつかないわけですが,ゴールデンウイーク前半のお楽しみにしたいと思います。るん。

そうそう,そういえば最近,むかーしむかしにNHKで放映したマルセイユ・バレエの『コッペリア』の録画をテープの山の中からやっと発見したのでした。
これで予習して,公演に備えよう。あと3週間なんだよねー♪ るん。


◇チケット関係◇

フェリの引退公演 エトワールたちの花束 は明日(28日)発売
ぴあイープラス楽天チケット
結局,予定演目など固まらないままに発売になりましたねえ。(ま,ガラは出演者さえわかればいい,という考え方もできますもんね)

  

  

posted by 槻本 at 22:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | ダンスマガジン

2007年04月25日

というわけで,「プロフェッショナル 仕事の流儀」を見ました。

いや,「というわけで」というほどのことでもないのですが,番組が始まる前に別の記事を載せたので一応。
うん,予想ほど美辞麗句の連続でなくて助かりましたわ〜。


感想1
リハや舞台の映像を通して,吉田さんの軽やか&音楽ぴたっっ な踊りが見られたのがとってもよかったです〜。

質問1
英ロイヤル『ラプソディー』のリハで,(素人目にはスムーズに見えるが,実はバレリーナにとって)困ったリフトを披露していたダンサーはどなたなのでしょー?

感想2
吉田さんのご主人は,まさに「スポーツビジネス関連の実業家」風ですねー。(ちょっとウケてしまった)

感想3
素顔のバッセルが見られてオトク

感想4
『白鳥』のリハにコルセット様のものを装備して臨んでいるのを見ると,ちょっと切ないですね。
ご本人は「腰の怪我で得たものがあある」ようなことを語っていましたが・・・うーん,故障なんかなくて痛みなんかなくて踊り続けられるほうがいいには決まっていますもんねえ。

感想5
キャシディーのヘアスタイルが謎

感想6
芳賀さんの顔の表情の作り方は熊川さんと似てませんか? やっぱり先生に似るのかしらん?


【御礼】
表紙のカウンターが69万を超えました。
皆さま,いつもどうもです〜。

  

  

posted by 槻本 at 00:16 | Comment(7) | TrackBack(0) | Kバレエ・カンパニー

2007年04月24日

アマゾンお買上げ報告(1〜3月)

まずチケット関係ですが

Kバレエ『ドン・キホーテ』先行発売関係
ぴあ 5/1(火) 6:00PM〜5/8(火) 9:00AM/イープラス 04/25(水) 12:00〜04/29(日) 18:00

そういえば,芳賀望さんが『海賊』を降板したそうですね。(こちら
(たしか『白鳥』のときは輪島さんが降板して芳賀さんが代役,その前は芳賀さんの怪我で輪島さんが登場・・・でしたよね)


さて,本題。
今年の1〜4月に当サイト経由でアマゾンで注文いただいた商品についてご紹介いたしますー。

1位
チャイコフスキー:バレエ「白鳥の湖」チャイコフスキー:バレエ「白鳥の湖」
ペーン

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写真がないのでわかりにくですね。要するにこれ  です。


2位
英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ チャイコフスキー:バレエ(くるみ割り人形)全2幕英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ チャイコフスキー:バレエ(くるみ割り人形)全2幕
チャイコフスキー バリー・ワーズワース イレク・ムハメドフ

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ひとえに吉田さんのお力によるものであろう,と。


3位

Amelia: La La La Human Steps (2pc) (Sub Dts)Amelia: La La La Human Steps (2pc) (Sub Dts)

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途切れることなくたまに売れるDVDなのですが,なぜか今回は多かった。なにか放送でもあったんですかね?


これも3位
ルドルフ・ヌレエフ振付・演出「眠れる森の美女」プロローグ付3幕ルドルフ・ヌレエフ振付・演出「眠れる森の美女」プロローグ付3幕
パリ・オペラ座バレエ マニュエル・ルグリ オレリー・デュポン

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スーパーバレエレッスン効果でしょうかね?


これも3位
簡単DVDダイエット! ヤセる骨盤エクササイズ 2週間プログラム簡単DVDダイエット! ヤセる骨盤エクササイズ 2週間プログラム
宗藤 朋子 宗藤 悦子

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以前1点お買い上げいただきまして,「こんなの売れてましたー」と報告してみたら,さらに売れてびっくり〜。


以上です。

さて,吉田さんのドキュメンタリーを見ましょ。(予告を見た限りでは,「見てるこっちが恥ずかしー」ような感動物語を見せられそうな気がするけど,ま,しかたない。こういう種類の番組は,たいがいそうですもんね)

  

  

posted by 槻本 at 21:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | バレエ映像・関連CD

2007年04月22日

オペラ『西部の娘』

東京方面に所要があったので,ついでになんかバレエないかなー? と思ったのですが見つけられず。たまにオペラを見てみました。(新国の主催公演です)

以下ネタバレあり,ね。


幕などをすべて取り去ってむき出しの舞台に,大きなダンボール箱(推定60×60×150)が整然と,圧迫感を与える感じで,うず高く積んであるという舞台美術。このダンボールを蹴散らして保安官が登場したり,傷を負った盗賊(ヒロインの恋人)が箱の中にかくまわれたりしていました。
(「製作協力:レンゴー株式会社」だそうで)

そもそもは西部劇? なのを,舞台を現代の「移民の国」アメリカに置き換えた演出。
最初は,世界各地から空港に到着した人々がカートに雑多な荷物を積んで移動しているシーン。最後はヒロインの愛の力で盗賊が罪を許されてハッピーエンド・・・を,「祖国を離れた人々が荒涼たる雰囲気で立ち尽くす」に仕立ててありました。

で,この演出は感動的ではあったのですが,うーむ,移民どころか政治亡命者さえ受け入れない現代日本でこういう演出を採用した意味はなんなのか? 単に海外の実績ある演出家に頼んだらこういうプロダクションになっちゃったのであろうが,そういうことでいいのか?

それとも・・・もしかすると,今回の演出の舞台は東京だったのか? 不法滞在者だから低賃金の仕事に就いているとか,犯罪者も中にはいるとか?
いや,違う。労働者(の衣裳)が多国籍すぎるし,保安官の衣裳は日本の警察官と全然違う。(私には,現代のアメリカにしか見えなかった)

・・・などと余計なことを考えてしまいましたよ。
現代的な演出というのは,そういうことまで考える破目に陥るから困りますわ。コスプレのひらひら〜の方が助かるなぁ。
(ゴールドラッシュの西部だから,「ひらひら〜」とは言い難いだろうが)


なにしろ西部劇ですから,ヒロイン(酒場と賭場の主人で皆の憧れ)と女中さん1名(ネイティブアメリカンという設定らしいが,なぜここだけ普通の設定を踏襲しているのだろう?)以外は全員男性。
ソリストたちが歌い継ぐシーンや30人以上の男声合唱など,ドスが効いていて迫力がありました。

主要な役3人(ソプラノのヒロイン,テノールの恋人,バリトンの恋敵,というお約束どおり)は海外の方。テノールのアティック・B・キッシュという方が(視覚効果をさておけば)よいなー,と思いました。縛り首になる直前に歌うアリアの甘い声がすてき。

オーケストラは,バレエのときよりずーーーっと上手に思われましたです。(東京フィルハーモニー交響楽団)

  

  

posted by 槻本 at 21:48 | Comment(4) | TrackBack(0) | 雑談

2007年04月18日

東バ『ドンキ』続き

その前に,次の記事がいつになるかわからないのでチケット関係(この週末は,歓迎会とか花見とか冠婚葬祭とかでいろいろ忙しいのですわ)

21日(土)発売
「ルグリと輝ける仲間たち」
ぴあ/イープラス(AプロBプロ

22日(日)発売
新国立劇場バレエ団『ドン・キホーテ』
ぴあイープラス


さて、本題

小出/後藤は、「ラブラブな雰囲気があった」のがよかったです。
というより・・・「バジルがキトリにラブラブ」なのがよかった,と言ったほうがいいのかも。いつも主導権を握られていて,ワガママぶりに手を焼いていて,でもそれが嬉しい・・・なカレシに見えました。(いいよねえ。そういうボーイフレンド欲しいよねえ)
その分1幕での「恋の駆け引き」感は薄かったですが,そういうのもよいですよね。


周りのダンサーについてですが・・・「あぁ,今日はセカンドキャストなんだよね」というのが全体的な感想。
もちろん井脇さんの「若いジプシーの娘」などはセカンドではないわけですが,ドリアードの女王,キューピッド(トではなくドなのか?),メルセデスに関しては、1日目と2日目でかなりの差を感じました。

初日に西村さんの森の女王を見たときは,「女王らしい落ち着きや包容力は感じられるけれど,身体能力やプロポーションが上野さんと違いすぎるのが少々・・・」という感想を持ったのですが,翌日田中さんを見て「おお,西村さんは立派だったのだなー」と。(田中さんには悪いですが・・・もちろん「今後に期待」ですよね〜)


男性については,サンチョ・パンサの高橋さんが愛らしくてよかったです。まめまめしくキホーテのお世話をする実に有能な従者で,表情豊か。
トランポリン? については、高さはあるものの形は「要練習」だと思いますが,「踊る」シーンでの動きが軽くて愛嬌たっぷり。

そうそう。
従者と言えばですねー,ガマーシュにもついておりまして,こちらも甲斐甲斐しく働いておりました。ジプシーのシーンでガマーシュのためにベンチをふきふきする等。
結婚式では消えてしまいましたが,キャスト表に名前を載せてあげてもいいんじゃ? と思ったことでした。

古川@ガマーシュについては,初日の発見の上に立って結婚式のシーンで注目したわけですが,いやいや,ずっと演技しまくっておりまして,つい気になるので見てしまいました。(いわゆる「目が4つほしい」状態)
バジルが踊っている間は「くぅぅぅぅ(口惜し泣き)」なんかしてるのね。あはは。

闘牛士たちについては,踊っているときに大嶋さんがわからなくてちょっとびっくり。当然目立つ・・・というか,私の目に止まるだろうと予想していたのですが,特に目立ったダンサーはなく,ジプシーに変身? しての場面では,中島さんの踊りのキレとニヒルな感じの立居振舞が一番印象的。
ここのカンパニーでの my favorite は大嶋さんだと思っていたのですが,そうでもないのかしらね?

あと,8人まとめて見たときに「男性の容色レベルが落ちた?」という気がしました。
このバレエ団は、この辺クラス(=6人とか8人とかでいっしょに踊るダンサーたち)の男性のレベルが国内で飛び抜けて高いような気がしていたのですが・・・今回程度なら,新国とどっちがかっこいいかわかんないなぁ?


中途半端ですが,今日はここまで。

そうそう,Kバレエも夏に『ドンキ』を上演するそうですね。
皆さん既にご存知でしょうが,こちらですよん。

  

  

posted by 槻本 at 23:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | 東京バレエ団・NBS

2007年04月16日

牧『眠れる森の美女』のソリスト・キャスト

まずチケット関係
フェリの引退公演「エトワールたちの花束」先行予約
ぴあ 4/17(火) 6:00PM〜4/24(火) 9:00AM/イープラス 4/17(火)12:00〜4/22(日)18:00



さて,牧バレエのサイトに『眠れる森の美女』の主役に加えて,リラ,カラボス,青い鳥パ・ド・ドゥのキャストが載っておりました。こちらです。

オーロラ姫:田中祐子(15日)/伊藤友季子(16日)/青山季可(17日)
フロリモンド王子 :森田健太郎(15日)/逸見智彦(16日)/京當侑一籠(17日)
リラの精:橋本尚美(15日)/笠井裕子(16日)/吉岡まな美(17日)
カラボス:保坂アントン慶(15日)/本多実男(16、17日)
フロリン王女:佐藤朱実(15、16日)/竹下陽子(17日)
ブルーバード:菊地研(15、16日)/清瀧千晴(17日)


小嶋さんはたぶん出ないだろうから,1回くらい行くことにしようと思うのですが・・・困ったね,こりゃ。
オーロラで選べば初日が最優先。フロリモンドは誰でもいいけど,リラは中日が一番見たい。でもって,楽日の青い鳥は「おめでとー」だから見逃したくない。

ま,もっと公演が近づいて,ほんとに小嶋さんが出ないことを確認してから決めますが,うーむ,とにかく,彼が踊らないのに3回とも見るような馬鹿げた事態だけは避けたいものです。


そうそう,ブルーバードにキャスティングされた清瀧千晴さんはオススメですよん。
背が足りないのが珠に瑕ですが,きれいに踊るしプロポーションもよいし,お顔もカワイイ。

おとといの土曜日に,コンクールの老舗 全国舞踊コンクールバレエ第一部(シニア部門)で1位をとったそうで,けっこう有望なのではないでしょーか。

なお,指導したのは小嶋先生です。
(生徒さんのコンクール結果までチェックしてしまう自分に呆れる今日このごろ)

  

  

posted by 槻本 at 23:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 東京バレエ団・NBS

2007年04月15日

東京バレエ団『ドン・キホーテ』 小出/後藤

楽しかったです〜。

2回見て悟りました。
この版の評判がよいのは,「2組の恋人たちの物語」に仕立てたこと等の演出のデキではないのですよね。ごく単純に,「踊りまくって見応えがある」からに違いない。

とにかく皆さん踊るんですよね〜。
町の広場の人たちも盛大に踊るし,エスパーダの踊りが増えているし,ジプシーの男たち(闘牛士と同じ面子みたい)の踊りはそりゃもーかっこいいし・・・うん,堪能しました。

『ドンキ』はいいよねえ。
新国もスカラ座も楽しみだー。

いや,そんなことより,小嶋さんのバジルをまた見たいんだよね〜。かっこいいんだよね〜。無理なのかな〜。なんとか見られないのかな〜。
グラン・パ・ド・ドゥだけでも見たいな〜。
いや,1幕のほうが見たいかな〜。花売り娘とのパ・ド・トロワがすっごくきれいなんだよね〜。後半で舞台に入ってきて跳躍するところも鮮やかなんだよね〜。


・・・えーと,話を戻して,と。

小出さんはキトリは初役だそうですが,そんなことは微塵も感じさせない踊りと演技で,とてもよかったと思います。
かなーりジコチューの姐さん系キトリで,一見「小柄で可憐」なだけに,そのギャップが秀逸。

これは,演出がそうだった・・・ということも大きいと思います。昨日の上野さんもかなりの勝気女に見えましたから。
ただ,上野さんは「ほんわか〜」な個性だし,高岸さんがリーダーシップを発揮していたので,双方拮抗していたのですが,本日バジルを踊った後藤さんは,えーと・・・よく言えば王子系,悪く言えばヘタレ系なので・・・キトリが強く見えちゃったのではないか,と。

踊りは安定。
「キトリはちゃきちゃき・ドルネシアは姫らしくゆったり〜」と踊り分けていたのがお見事。


後藤さんの主役は初めて見ましたが,予想よりずっとよかったです。
5年くらい前でしょうかね? 『ジゼル』ペザント・パ・ド・ドゥを見たときは「なんじゃこりゃ?」だったので,おお,成長したのだな〜,と。

跳躍も回転も「あらら」なデキの難しい技を入れることより,素直にきれいに踊ることを目指してはどうなのか? と意見したくはなりましたし(小出さんがフェッテを確実できれいなシングルで通したことを見習っては?),コールドと踊るときに主役が遅れて見えるのは困ると思いますが(背が高すぎるせいかなぁ?),「おおおっ」というリフトなど見せてくれて,優れたパートナーだったと思います。


唐突ですが,本日はここで終わります。
明日の仕事は現地直行で,ちょっと早起きしなくちゃならないのであった。
周りのダンサーについては明日以降に〜。

  

  

posted by 槻本 at 22:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 東京バレエ団・NBS

クララ 2007年5月号

昨日の会場での成果

1 「ルジマトフのすべて 2007」のちらし
いやもー,なんつーか,それはもー,とにかく,美しー。
作り物めいた風情もあって,耽美な風情もあって,永久保存版だわ。
ポスターほしーなー。


2 クララの5月号
王子のマキューシオ@ティボルトと戦闘中の小さな写真発見。
あまりの小ささに一瞬悩みましたが,690円の本を買うのに悩んでいるのもアホくさいので購入しました。


せっかく買ったので,一応読んでみましたが,そうですねー,クロワゼよりは面白いかな?

巻頭の「めざせ! すてきなバレリーナ」コーナーは小出さん。
私服姿のほかに『ドンキ』のリハーサル風景とか楽屋でのお茶目な写真もあったし,「上野水香&小出領子トークショー」の記事もあったので,東バのファンの方は会場でチェックなさるとよいのでは?

小出さんの理想のキトリはルセット・オルダスという方だそうです。(ヌレエフと共演していたオーストラリア・バレエのプリマだということですが,私は初めて聞いた名前。たぶん,ヌレエフ主演の映像でのパートナーなのでしょうね)

あとは,英ロイヤルの小林ひかるさんと法村友井の法村珠里さんが「ケガを防いで元気に踊ろう!」というテーマで語っております。

レオタードとか周辺の小物とかお子さんの物欲を刺激する記事だか広告だか判然としないページが多くて,もちろん広告もたくさんありました。
世の中には,自宅用レッスンバーとか,「お母様のためのジュニアバレエのメイク」という講座などもあるのですねー。(感心)

  

  

2007年04月14日

東京バレエ団『ドン・キホーテ』上野/高岸

面白かったですー。
ダンサーについては概ね予想通り。演出については,期待ほどではなかったですが,初めて見る版でしたので,大いに楽しみました。


ワシリーエフ版の特徴についてのメモ

1幕:プロローグ→街の広場→ジプシー+風車小屋→夢の場面 
2幕:酒場+狂言自殺→結婚式

冒頭に,キホーテの髭剃りに雇われた? バジル登場・・・は時々見る演出ですが,キトリもいた結果,キホーテがキトリ=ドルネシアと思い込むのはこの場面になっておりました。


街の踊り子=メルセデスとなっていてエスパーダとともにずっと登場する・・・のは予習して知っていたのですが,それが効果的かどうかは疑問。

キトリ+バジルとメルセデス+エスパーダは「中途半端にお友達」状態というか,「思い出したようにお友達」状態というか。
そのことが作品の楽しさを損ねるわけではないですが,特に効果も生んでいない,と思いました。
エスパーダやメルセデスを踊るダンサーのファンには嬉しいでしょうが,いろんなダンサーに大きな役を分けといても悪くないと思うんですけれどね。

具体的には,ジプシーの野営地には2組のカップルで現れ,酒場にも2組のカップル。が,キトリのお父さんやガマーシュが現れて騒動が・・・という場面で2人で仲良く消えちゃうの。
はてな? と思ったら,メルセデスが着替えてファンダンゴのソリストもこの2人が踊る。


広場の花売り娘=結婚式のキトリの友人(ヴァリアシオン)
1幕の街の人々はそのまま酒場に登場し,結婚式にも多くが参列。闘牛士たちも酒場にもいたし,着替えてファンダンゴも踊る。

そうだ! エスパーダだけは着たきり雀だったような気がする。
キトリとバジルも最初から酒場までは同じだったのですが,当然ながら結婚式では御召し換え。
メルセデスは,酒場のシーンでも着替えてたし,ファンダンゴでは雰囲気一新。
キトリの友人ももちろん着替えていたのに。
いったい,なぜ着替えないのだろー?


1幕のバジル+キトリの友人のパ・ド・トロワはカスタネットではなくタンバリン。こういうのは初めて見た気がする。
結婚式でのキトリのヴァリアシオンは扇なしだったよね?(ちょっと自信なし)コーダは扇あり。

ジプシーの場面は,男性群舞と女性ソロがあった後にキホーテその他が登場。
人形芝居は,キトリとバジルがお姫様と王子様で,邪魔する悪者がメルセデスを連れたエスパーダというヘンテコなものでした。

「風車に突撃」シーンは,現代の演出だけあって,照明や音響を大いに活用。たいへん迫力がありました。
(新国やKバレエも新演出なのに,どうしてそういう発想がなかったのだろう? もったいない・・・なんて思っちゃった)

酒場でキトリが隠れるときに,まずバジルと街の女の1人が抱き合って,次にメルセデスが頭に布をかぶって椅子にすわってみせて・・・という段取りで,友人たちの後ろに隠れて・・・はなかった。
(ちなみに,井脇さんの「ふてくされたキトリ」風の座り方がたいへんうまかった)


結婚式は公爵邸という設定ですが,この辺は中途半端。
1幕の最後にキホーテと公爵たちが会うのですが,ここではキホーテを笑い者扱いする公爵たちを見せて幕が閉まる。ところが,酒場の後に登場してきたときは,穏当に扱って「どうぞうちで結婚式を」と誘う気配で,妙すぎると思う。
だいたい,キトリたちに会っていないのにねえ。(謎)

結婚式にキューピットが出てくるのはどう考えてもヘンだと思いますが,この版もそうでした。
ロシア人って,その辺はほんとにアバウトなんだと思いますわ。

最終的にふられて失意のガマーシュはロレンツォに慰められて立ち直ったみたい。結婚式では,最初のほうで登場してロレンツォと2人でちょっと踊りました。
ガマーシュが踊る演出は時々見ますが,キトリのパパまで踊っちゃうのは初めてだー。でもって,腰がイテテになるというありがちなオチがついておりました。(平野さんがロレンツォ? だったのですが,このためであったのか,と)
サンチョもこの場面ではけっこう踊りました。最初と最後。
最後はガマーシュも踊ったんだけど,ロレンツォは踊らず。(腰が痛いからであろう)

あと,キトリが踊るときに,ガマーシュが盛り上がって見ているのが楽しかったな〜。(いい人ですなー)
今日はヴァリアシオンのときしか気づかなかったけれど,アダージオとかどうなのか,明日確認してみよう。



しっかし1幕は長すぎ。
牧の『ドンキ』で広場の次に酒場まで一気に見せられたときも長くて疲れましたが,今回はそれ以上。
そのかわり休憩時間が25分になっていたけれど,なんで2幕仕立てにする必要があるのか疑問。

1幕は長いだけだけれど,2幕は構成上マズイ,と思いました。
酒場の最後の踊りの途中でキトリとバジルは去っていくわけで,まずこれがもったいない。
次に,休憩なしの早替わりになっちゃうから,衣裳は替えられても,髪まではいじれない。その結果,前の場面と同じヘアスタイルで興ざめでした。
キトリはともかくバジルはねえ,結婚式では髪を固めてほしいですー。(って,髪を固めた高岸さんというのは想像できないが)


こんなところかな。

上野さんの踊りは,よく言えば「おっとり〜,ほんわか〜」,悪く言えば「キレなし」に見えるので,あまりキトリらしくなかったですが,大きな瞳がくるくる動いてチャーミングだし,颯爽とした雰囲気もあるから、そういう点ではとってもキトリ。
プロポーションはもちろん見事だし,街一番の小町娘らしい華があるのが何よりでした。

ドルシネアは,ポーズとポーズの間のつなぎ? の腕の動きが「?」でした。
雑なのかなぁ? よくわかりませんが,かなりの違和感が。(それともそういう振付なのか?)

バランス関係は彼女にしては不調? に見えましたが,「普通よりは長い」程度には見せていましたし,フェッテはよかったです。定期的にダブルを入れていましたし,扇の技も一応見せていました。(酒井さん見ちゃうと,誰の見ても「一応」に見えちゃうのよね)


高岸さんは個性が陽気なので,バジルらしさは十分。狂言自殺のシーンで,目を開けて周りのすったもんだの様子を眺める芝居がとっても面白かったですー。

踊りがきれいでないので私のツボには入りませんが(バジルに
必要なテクはある),この点は織り込み済みなのでオッケー。背が高くて,脚も長くて,ほんと,かっこいいですよね〜。


カップルとしては・・・うーむ・・・身長の釣り合いもいいし,技術的パートナーシップも特にまずくはなかったのですが,恋人同士には見えませんでした。(仲良しには見えたけどー)
年齢差がいけない? 上野さんの色気が足りない? よくわかりませんが,「お熱いカップル」には見えないので,私は盛り上がれませんでした。
(場内は大いに盛り上がっておりましたよ。←念のため)


井脇さんは,そうですねー,「井脇さんらしかった」というのが最大の感想。予想どおりの男前系&大人系のメルセデス。
酒場のシーンの身体の反りを見せる踊りが見事でした。

それから,高村さんのキューピットがとーってもよかったです〜。美しく軽やかな跳躍と巧みな愛らしさの表出♪

あと,木村さん(エスパーダ)のヘアスタイルが面白かった。
「かっこいい」を狙っていたのでしょうが,かっこよくないとも言いませんが,なんつーか,意表を突かれましたです。
(明日ご覧になる方はお楽しみに〜。って,違ったヴァージョンだったりして)

  

  

posted by 槻本 at 23:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | 東京バレエ団・NBS

2007年04月13日

オルフェオとエウリディーチェ(最後)

というわけで(?),「ルグリと輝ける仲間たち」先行予約が始まりましたので〜。
ぴあ 4/12(木) 6:00PM〜4/17(火) 9:00AM/イープラス(AプロBプロ)4/12(木)〜4/15(日)


次に王子が先生業に従事しているDVDの件ですが,どういうわけか,フェアリーの中に購入可能なページが2つあるようです。
こっちだと支払は代引きだけで,こっちだとコンビニ前払いやカードも可能みたい。(どうでもいいけど,なんでだろー?)

送料が600円もするので一瞬悩んだのですが,ま,しゃーないよね,注文しときました。
はてさて,いったいどういうモノなのでしょー?




さて,本題ですが,昨日の補足から

このシーンでは,歌手が舞台に乗りました。
記憶が薄れてしまったのですがが・・・たしか

まず,アムール役の歌手が舞台に登場してダンサーのオルフェオに語りかけるのと同時に,オルフェオ役の歌手も登場して,ダンサーのアムールと絡む・・・んだったかな?
とにかく,舞台の左右で,同じ意味の場面を二重に見せるわけ。

続いてエウリディーチェの歌手も登場して,ここでは,ダンサーたちの後ろに歌手が立って歌うという,ありきたりの方法。
そして,歌手のアムールはダンサーのアムールとともに去り(だったかなぁ?)歌手のオルフェオとエウリディーチェは手をつないで舞台奥に消え,ダンサーのオルフェオとエウリディーチェが舞台に残って,喜び合う,と。

歌手の皆さんは立ち姿が「?」だとは思いましたが,とにかくウォルシュというのは「アイディアてんこもり」な演出家ですね〜。



2幕4場 再びオルフェオとエウリディーチェの家

朝が訪れオルフェオが目覚めると隣で眠っているはずのエウリディーチェがいない。必死に家中探し回るが彼女はいない。
書類(じゃない,書きかけの草稿,ですね)が目に止まる。あんなに夢中だった仕事だが,エウリディーチェとは比べものにはならない。自分への怒りとともに原稿を床の上に投げ散らかすと,その音に驚いたエウリディーチェが浴室から顔を出す。


おお,最後まで凝ってますなー,と感心しました。(原作(?)のグルックのオペラはハッピーエンドらしい)
音楽が1幕1場と同じ? 似ていた? で「話が最初に戻る」感があったのもよかった。

結局,どこまでが現実でどこからが夢や空想なのかさっぱりわからなくなるわけで,頭がぐるぐる〜。

もちろん,ごく単純なハッピーエンドとして「最後に洒落たオチ」みたいに理解することも可能だし,実は1幕1場でオルフェオが帰ってきたところにつながる(=エウリディーチェは死んでない)と考えることも可能。オルフェオがエウリディーチェの死を受け止められずに苦しんでいる過程,という解釈もできるかな?
「オルフェオが妻を疎ましく思い,いなくなってほしいと思っていたから,こんな妄想になった」説なんかも立てられそうですよね。(ちょっと無理?)


この場面,オルフェオはけっこう激しく踊ります。
ここは山本さんの踊りは切迫感に満ちていてよかったし,江本さんはそれでも「きれい」なのがバレエらしくてよかった。

最後,山本さんは書類をぶちまけて立ち尽くしていたような気がする。で,江本さんはベッドにつっぷしてしまう。
ここまでは,古典と違って,顔の表情の作り方くらいしか違いがない感じだったので,「おお,違う!」と新鮮な感動? がありました。


やれやれ,無事終わった。
明日は東バの『ドン・キホーテ』を見にいきます。えらく評判がいい版なのに見逃していたので楽しみ〜。

  

  

posted by 槻本 at 21:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | 新国立劇場バレエ団

2007年04月12日

オルフェオとエウリディーチェ(その6)

2幕2場 曲がりくねった迷路となっている暗い洞窟

地上へ戻る道は迷路であり,オルフェオは妻を伴って,長い道のりを歩き始める。

「迷路」が照明の投影で舞台上に描かれており,2人はそれに沿って歩いていきます。
その光景が同時に背景にも映し出されるのはひっじょーに親切。2日目に前方席で見ていてわかったのですが,あれがなければ迷路の上だってわかんないで終わる可能性があるもん。
しかも,背景に映し出される映像は少し歪めてあるので,雰囲気があって,とてもよいなー,と思いました。


自分を見ようともしない夫の態度にエウリディーチェは疑問を抱くが,夫は何も答えない。彼女が生前から抱いていた疑い「夫は自分を愛していないのでは?」は次第に増幅されていく。
オルフェオは,妻を宥めようとし,次には,諦めて無言のままに彼女を地上まで運ぼうとするが,抵抗されて果たせない。
言い募る妻の声は,彼には耐え難い責め苦となる。

最初のうちは,迷路の線に沿って穏当に歩いている2人ですが,段々とエウリディーチェが素直でなくなって,迷路からはみ出したり,戻ったり,迷路の線と関係なく動いたりする。
オルフェオは,しかたなく,担ぎ上げるようにリフトして進むとか,ひきずって進むとかして,なんとか迷路から抜け出そうと必死の努力。
でも,全然言うこと聞かないし,ついには,ダンナに蹴りを入れたり,踏みつけたり・・・までいっちゃう。

この間,「見てはいけない」から,妻を抱きとめつつ顔は逸らすとか,正面から向き合いそうになってあわてて目を覆うとか,そいういう動きがくどいくらい繰り返されるわけです。
で,そういう動きを目の当たりにすると,確かに「妻を嫌っている」に見えるのよね。なるほどー,こりゃ妻がぎゃんぎゃん言い出して,ついにはストライキになっちゃうのも無理ないなー,といたく感心しました。
(つまり,ものすごくバレエ向きの題材だったんだなー,と感心した)


酒井さんは強烈に主張するエウリディーチェでした。
最初から「私を見て! なぜ見ないの?!?」から始まる感じ。正面から烈しく夫の愛を求めて,応じてくれない夫にどんどん激していって,ついには憤怒までいってしまうように見えた。

全身で語っていてそれはもうすごかったのですが,情熱的ですばらしいと言うべきなのかもしれませんが・・・私は全然感情移入できなかった。
「なんつー要求がましい女だ。連れて帰ってもこのあと苦労するんじゃないか?」とオルフェオに妙な同情をしてしまいましたよ。

寺島さんのほうは,伝わってくるものが弱かったかもしれませんが,その分上品に見えて,「そうだよねえ。これじゃ不安になるよねえ」と共感できました。

踊りとしては,どちらのカップルも緊迫感に満ちていてとてもよかったと思います。
江本さんは先日青い鳥を見て「リフトが弱い?」と懸念していたのですが,全然大丈夫だった。(もしかして,あのパ・ド・ドゥの男性パートってかなり難しいのかしら?)


オルフェオは妻をこれ以上苦しめることに耐えられず,ついに彼女を見つめ,笑顔で彼女に手を差し伸べる。
2人は抱き合うが,エウリディーチェは息を引き取り,オルフェオは絶望の中に取り残される。

「ついに妻のほうを向いて・・・」のくだりの演出振付は,イマイチだったような。「ついに」のきっかけが何だったのか,私には見えませんでした。
今までの「責める妻と耐える夫」と何が変わったのかわからないままに,突如オルフェオが満面笑顔になった印象。(山本さんも江本さんもそうだった)

エウリディーチェ死後のオルフェオの嘆きは,「振り回す」系リフトなどあって激しいといえば激しかったですが,どちらかというと「いとおしそうに抱きしめる」が印象に残るかな。
初めて見た日は,ここまでの延々たる段取りは「突然の妻の死を夫が受け入れるための儀式」みたいなものだったのかなー,なんて思いました。


2幕3場 オルフェオとエウリディーチェの家

アムールが再び現れ,オルフェオの強い想いに免じてエウリディーチェを蘇らせると告げる。
ふと気付けば,2人は家におり,愛を確かめ合い,仲良く眠りにつく。

ここでのアムールの振付も,私には意味不明でした。
まあ意味不明でも,次の場面を見れば一目瞭然だから,特に問題はないのですけれどね。

で,2人は仲直りして(つーのもなんだが,なんかそういう形容したいくらいだったのよね,ここまでの成り行きは)ベッドに入って暗転。
ほのぼの〜,とした気分になりました。

  

  

posted by 槻本 at 23:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 新国立劇場バレエ団

2007年04月11日

ありゃりゃ,見苦しかったですね。

作業中のつもりのメモが何時間か公開されていたようで,お恥ずかしい。

えーと,構想としては,チケット関係の連絡事項をさらっと書いて,最近恒例の「さて,本題」のつもりだったのですが,本題がまだ途中なのですわ。

なので,週末発売のチケット関係だけ注意喚起しときます。

13日(金)発売のチケット
ルジマトフのすべて 2007
ぴあイープラス


14日(土)発売

スペイン国立バレエ
ぴあイープラス


この日は,フェリの引退公演のAプロ・Bプロセット券も発売されます。
フジテレビ・コンサート事務局(03−5500−8267)

この公演,フェリとボッレ以外の出演者もだいぶわかってきたようですね。
皆さんご存知かとは思いますが,初耳の方はこちらへどうぞ〜。

  

  

2007年04月10日

チャコット・ダンスキューブ4月10日更新号

まだ読んでいないのですが(字が小さいので,仕事の後で読むのはしんどいのですよねえ,あのサイトは),英国編は,モニカ・メイソンのインタビューなんかあって,面白そうですよ。

で,とりあえず,牧の『ロミジュリ』のところだけ眺めました。(ちょっとスクロールしてね)

おお,なんと「牧阿佐美バレエ団『ロメオとジュリエット』小嶋直也のマキューシオ」なるタイトルでございました。
そういうタイトルのわりには文章はあっさりしていますが(そうでもない?),写真が2枚♪ (いや,2枚半か? 菊地さんの写真の隅にもいるから)

まずまずすてきな写真で嬉しいですが,それにつけても妙な衣裳ですな。


そうそう,今日は↓にもう一つ記事がありますので。

  

  

posted by 槻本 at 21:40 | Comment(2) | TrackBack(0) | 小嶋直也

オルフェオとエウリディーチェ(その5)

「ルグリと輝ける仲間たち」先行予約
ぴあ 4/12(木) 6:00PM〜4/17(火) 9:00AM/イープラス(AプロBプロ)4/12(木)〜4/15(日)

おお,そうか。
1枚だけチケットを買う場合,これを利用すれば延々と電話をかけ続けなくてもすむのだな。(でも,手数料がかかるなぁ。いや,その前に外れる可能性もあるよね)


本題

2幕1場 エリュシオンの園

幕が開くと,そこは涅槃の世界。人々は穏やかに満ち足りて踊っている。オルフェオは,その世界の美しさに陶然とする。
エウリディーチェが現れ,オルフェオは彼女を見てはならないことを思い出す。エウリディーチェが幸福そうに踊ったのち,オルフェオは彼女の手をとって地上へと歩みだす。


幕が開いたら,スモークが豪勢に舞台を覆い尽くしておりました。
その中で,9組の男女が踊ります。衣裳はブルーの総タイツ系で裸足。衣裳に古代の壺に描かれた絵みたいな柄がついていたような記憶が。

まったり〜,ゆったり〜,としたキレイな踊りでした。真ん中は西山さんで,あと,真忠さん,遠藤さんあたりが前列で踊っていた。西山さんのパートナーは,コールドの小笠原一真さんだったように見えた。

「エリュシオンの園」というのは,「祝福された魂の住む場所」だそうで,「善人は死後そっちに行く」という意味で天国みたいな場所でしょうかね? スモークが「天国は雲の上」的でもあるし。

で,そこに住んでいる人たちは「極楽のヒーローとヒロインたち」という役名なのですが,もう少しなんとか・・・ねえ。プログラム本文だと「男女の英雄たち」だから少しはマシかもしれんが,うーむ。


彼らが踊っている途中で,オルフェオが客席から登場します。中劇場は左右に1本ずつ前後の通路があって,そこを後ろから歩いてくる。上手はダンサーで下手が歌手。(もちろん歌いながら)
そんなに効果的とも思いませんが,いろいろケレンがあるのはよいことですよね〜。

なのですが,なんかねー,オルフェオは「妻を取り戻す」という感じより,「桃源郷に迷い込んだ」感じの足取りに見えました。舞台の上の「浄化された世界」を見たあとだからそう感じたのかもしれないけれど,1幕の幕切れの決然とした感じが,この登場シーンにはなかったと思う。
(山本さんも江本さんもそうだったから,そういう演出だったのだと思います。あとは,音楽の雰囲気もあるかな?)

で,オルフェオが舞台に乗ったところで,エウリディーチェ登場。歌手のオルフェオがダンサーのオルフェオに目隠しをする動きをして,「そうだった,見てはいけないのだった」とオルフェオが思い出だして(自分の用事を思い出して?),歌手は本来の位置(オケピットの脇)に戻りました。

で,オルフェオは舞台前方に腰を下ろして,エウリディーチェは舞台中央で踊りまくる。
・・・はおおげさにしても,盛大に跳躍などして「幸せいっぱい〜♪ 楽しいわ〜♪」という感じの踊りを踊る。

なんつーか,暗い死の世界で悲しくすごしているわけではなくて,夫のことなど忘れたて呑気に楽しく暮らしているらしい。
必死になって助けに来たのがアホみたいですよねえ。それどころか,地上にいるよりよっぽど幸福そうで,連れて帰るのがかえって気の毒なような。

一方のオルフェオも,後ろのエウリディーチェが気になっているようには見えず,落ち着き払ってこの世界の美しさに「うっとり〜」しているように見える。

合理的に解釈するとすれば・・・この場面でのエウリディーチェはオルフェオの想像の中の存在なのかもしれませんね。
舞台前方のオルフェオが「もうすぐエウリディーチェに会える」と期待しながら,理想化された彼女の姿を想像して陶然としながら待っている場面。


・・・と江本さんを見ながら考えました。
エウリディーチェが踊っている間の雰囲気がすっごくスイートだったから,もしかしたら,そういう場面なのかなー,と。

前日の山本さんがどうだったかはよく覚えていないの。
なにしろさー,酒井さんのソロの勢いがすごすぎて,しかも「笑顔満面で溌剌と踊る」という意外さに仰天していたので,オルフェオのほうを見るのを忘れたのですわ。

そうそう,寺島さんも笑顔で踊っていました。
この日は「江本さんってすてきなのね〜」だったので,エウリディーチェはよく見ていない。
なかなか舞台全体を見るのは難しいものです。


さて,オルフェオはエウリディーチェの手をとって(手首を掴んで)出発します。
エウリディーチェは,うーむ,2人とも,特に嬉しそうでもなかったような気がするが・・・どうでしたっけ?

このあとどのように次の場面に進んだか記憶がないのですが・・・主役2人が去ったあと,再び水色の人たちが踊った・・・のだったろうか??

  

  

posted by 槻本 at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 新国立劇場バレエ団
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