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2008年07月27日

シューベルト/ゼンダーの『冬の旅』

あちこち読ませていただくと,ABTの『白鳥の湖』は聞きしに勝るヘンテコなものだったらしいですねー。見られなかったのがますます残念。


えーと,今さらですが,3月の東バ ノイマイヤー・プロの感想を書きました。

広告を載せる関係上調べていてわかったことをメモしておきましょ。

『時節の色』で遣われている「冬の旅」には「F.シューベルト/H.ゼンダー」という表記がありました。
浅学な私は,ゼンダーさんというのは,歌曲を歌っている歌手の方なのだろうと思っていたのですが,編曲した(ピアノ伴奏だったのをオーケストラ伴奏による作品化した)方なのだそうですね。
へー,そうだったのか。

で,もしや・・・ということで『冬の旅』を上演した前回のハンブルク・バレエの日本公演プログラムを出してきてましたら,おお,ありました。
【ハンス・ツェンダーの音楽 『シューベルトの「冬の旅」』について】なる解説が。

乱暴に要約すると,ロマンチックな歌曲を,重苦しい印象を与える音楽に変えてしまった・・・らしいです。
へー,そうだったのか。そもそもの歌曲についてほとんど無知だったので,全然気がつかなんだ。

ということで,普通のCDとツェンダー版のCDとを買って,聞き比べてみようかなー,と考慮中。(考慮だけで終わりそうな気がするが)

それはそれとして,NBSの「ゼンダー」なる表記は問題あるかも〜。
日本語の表記では「ツェンダー」が定着しているみたいだし,だいたい,ドイツ人の名前を素直に読めばそうなりますよねえ?

  

  

posted by 槻本 at 23:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 東京バレエ団・NBS

2008年07月19日

更新記録

ロイヤル『眠り』の感想を載せましたので〜。

なお,ABTの公演が始まっておりますが,私は行きませんのです。
かなーりミョーなところもあると聞く『白鳥』だけは見にいきたかったのですが・・・平日だけなんだもんなぁ。

知名度に優れる『白鳥』を平日に設定するのは,興行上はもっともだとは思いますが,うーむ,残念なことだ。

  

  

posted by 槻本 at 22:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | 英国ロイヤル・バレエ

2008年07月13日

ロイヤル『眠れる森の美女』マチネ

まずですねー,キャスト表を見たら青い鳥がブライアン・マロニーではなく蔵健太さんだったので,がっかりしました。
(ヘンな言い方だが)普通のバレエを踊るところを見てみたかったのになぁ。

とはいえ,蔵さんはよかったですよん。
踊りもよかったが,プロポーションがそれ以上によかった。

カーテンコールで並ぶでしょ。
最前列に並んでいる中で一番背が高くて一番首が長かった。(あとは縮尺の問題になるから確かなことは言えませんが)腕も脚も長かった。ついでにお顔も長いのが少々惜しいわけですが(すみません),「ははー,こういう世の中になったのか」と大いに感心しながら眺めました。

まあ,サモドゥーロフはロシア人水準ではプロポーションに少々難ありだし,フロレスタン(ロシア系だと宝石の踊りがパ・ド・トロワになっている)を踊ったマーティン・ハーヴェイは「テクニシャンは腿が発達する」の典型のような体型だったので,割り引いて考える必要があるかもしれませんが,いや,ほんとに感心しちゃったわ〜。


えーと,舞台全体の話ですが,明日も公演があるし,あまり誉めていないので,読みたい方だけ

こちらをクリックしてくださいませ

  

  

posted by 槻本 at 23:25 | Comment(2) | TrackBack(0) | 英国ロイヤル・バレエ

2008年07月12日

更新記録

英ロイヤル『シルヴィア』の感想を書きましたので〜。

明日は,マチネの『眠り』を見にいきます。

できれば,『シルヴィア』とは違うバレリーナの主演で見たかったのですが,日程優先でスケジュールを組んだから,まあ,しかたがない。
というか,『シルヴィア』で見たラムは魅力的だったので,明日も楽しみです〜。

サモドゥーロフの王子役は初めてだし,「シルヴィア』で「いいんじゃ?」だった崔&マロニーの青い鳥パ・ド・ドゥも見られるし,何より,ロイヤル黄金期の復元だという美術が楽しみですわ〜♪


そうそう,たぶん昨日だと思うのですが,表紙のカウンターが84万を超えました。
皆さま,いつもどうも〜。

  

  

posted by 槻本 at 23:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 英国ロイヤル・バレエ

2008年07月09日

シリアン・マーフィーが

JALの機内誌「SKYWARD」に登場しております。

(スティーフェルの話などではなく)オデット役の解釈について語っておりまして,ふむふむ・・・と読みました。

でも・・・あの解釈を聞いて「振付家や演出家ならいざ知らず,ダンサーの身で,ここまで知性と洞察力と探究心を駆使して舞台に臨むプリマは,そう多くはないだろう」という誉め方をするって・・・。

ABTのプロモート目的の取材にどうこう言っても空しいですが・・・ああいう書き方って,ものすごく失礼だと思うわ。「ダンサーの身で」って何よ,いったい。(怒) バレリーナに聞けば,内容は違えど皆それぞれのオデット像をそれなりには語るよねえ。(呆)


  

  

posted by 槻本 at 22:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | ABT

2008年07月08日

今週号のアエラ(AERA)

現代の肖像 は吉田都さんですよん。
(バレエファンにとって目新しい話はない感じですが)

http://www.aera-net.jp/latest/

  

  

posted by 槻本 at 00:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | 英国ロイヤル・バレエ

2008年07月06日

『シルヴィア』というバレエ

そもそものバレエ作品とアシュトン版はどれくらい違うのかなー?
(いや,振付はもちろん全然違うでしょうが,ストーリーはどうなのかな? という意味ね)

ということで,そういうときはコレで調べましょー,な「十九世紀 フランス・バレエの台本」を開いてみたら,おお,ありました。『シルヴィア,またはディアナのニンフ』


大筋はほとんど忠実ですが,2幕の後半と3幕の中盤がちょっと違う感じ。
(すみません。舞台をご覧になっていない方には意味不明ですよね。NBSサイト内のこれが,アシュトン版のあらすじです)

当時の台本によると・・・
洞窟から逃げ出したシルヴィアと彼女を探すアミンタが出会う寸前にニンフたちの角笛が聞こえ,彼女は純潔の誓いを思い出して仲間の元に戻ろうとするが,エロスが登場して引き止める・・・となっています。

でもって,その後に「以下のように改変することができる」と書いてあって,洞窟から逃げ出したところで角笛が聞こえて仲間のもとに向かおうとするが,エロスが引き止めて,シルヴィアを探し求めて倒れてしまったアミンタの姿を見せる・・・でもいいらしい。
(「改変することができる」って誰に向かって言っているのだろう? 当時の各地の振付家にですかね?)

3幕の中盤については・・・
シルヴィアといっしょに船に乗っていたのはお付きのニンフたちではなく(←これはもっともな話だ。シルヴィアが恋に落ちたからって,仲間まで宗旨替えするのはヘンですもんね),女奴隷という設定。しかも,船は海賊船で,エロスは海賊に化けて出てくるらしい。

で,エロスはたぶん女衒みたいな振る舞いをして,奴隷女たちにアミンタを誘惑させて,アミンタもあきれたことに,特に官能的な踊りを見せた女に誘惑されかけて,ベールを外させようとして・・・その女はシルヴィアだったというややこしい手順を踏んで再会する。

これは,まあ,やめて正解でしょうなー。
エロスさんもなに考えてのそんな悪趣味な段取りを・・・という感じですもん。

とはいえ,3幕の最初から神様姿で登場するのではなく,海賊風情の姿のまま,中空に「眠るエンディミオン」を出現させたら,ディアナさんはもっと面食らっただろうから,もっと面白かったかもしれないわねえ。

ちなみに,エロスはバレリーナの役だったようです。もしかして,『ドンキ』のキューピットみたいな感じだったのかしらん?(それで海賊姿とは???) 


それにしても,この本は便利ですわ。
「プティパ・バレエの台本」とか「バレエ・リュスの台本」なんていうのもあるといいのにね。

4766408276十九世紀フランス・バレエの台本―パリ・オペラ座
平林 正司
慶應義塾大学出版会 2000-12

by G-Tools

  

  

posted by 槻本 at 21:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 英国ロイヤル・バレエ

2008年07月05日

英ロイヤル シルヴィア 7/5マチネ

今見てきたところ。

いや,しっかしさー,この牧歌的な作品をああいう風に仕立てたノイマイヤーってすっげー才人だよねえ。
と,この際関係ないことに一番感心したりして。
(祈 パリオペも『シルヴィア』持ってきてくれっ)


舞台は楽しかったですよん。
暢気でお気楽なストーリーとえらく難しそうな振付と「なるほど50年前の復元」な美術を大いにエンジョイ。

シルヴィア役は「なるほどー。事前に聞いていたとおり大変そうな役だ」でしたが,サラ・ラムは,軽やかにきれいに踊っていて魅力的。プリマオーラは普通程度でしたが,女神様でなく女神に仕えるニンフだから(とはいえ,お付きが8人もいる),それにふさわしい程度には華がありました。美人だし,表現面も過不足なく。

アミンタは,「しどころがない役」という感じでしたが,ボネッリはマッチョなプロポーションで衣装が似合っていましたし,よいパートナーでありました。
(しかし,主役なのに最初から最後まで同じ衣装なのは気の毒だ。恋敵のオリオンのほうは幕ごとに着替えるというのに)←すみません。全然ウソでした。ソワレで見たら,アミンタは1・2幕と3幕では違う衣装で登場。オリオンは1・3幕(神話世界にお出かけモード)と2幕(自分の家ヴァージョン)の2種類の衣装でした。

サモドゥーロフ@オリオンは・・・うーむ,キャスト表に書いてある「邪悪な狩人」には見えなかったなぁ。(ちょっと間抜けで憎めない敵役に見えた。それはそれでアリかもしれないけれどね)

踊りも期待ほどではなく(衣装も悪いのか?)。この点はボネッリも同様で,私にはエロス役のブライアン・マロニーという方が一番アシュトン風の踊りに見えました。


今からソワレを見にいきます〜。
マチネは下手寄りの席で,ラスト近くのディアナの登場が見られなくて少々欲求不満。ソワレは上手寄りなので,リベンジだー♪ 

  

  

posted by 槻本 at 17:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | 英国ロイヤル・バレエ
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