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2010年01月31日

『バヤデルカ』ペレン/シェスタコワ/ルジマトフ 1月8日 (3 幕から)

今回も推敲なしの状態ですが,とにかく載せます。
日を置けば置くほど,過去の話になってしまうわけで,この舞台に関しては,それを避けたい気分なので。
誤字脱字・論旨不明についてはご容赦を。


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3幕は、自室に走り込んできたソロルが烈しく踊るところから始まるのですが、今回は、体力的な問題からでしょうか、その烈しさが抑え目で、私的には嬉しいことでした。(「跳んで回って」が突出すると、自分の悲しみに酔っているように見えてしまうので)
いつものことながら間抜けなコブラの場を経て、阿片吸引となりますが、今回のソロルはいくら吸っても眠れない様子。半覚醒のまま、幻影の世界に入っていきました。

そして始まった「影の王国」ですが、期待を上回り、予想を裏切って、実に実にすばらしかったです。
ペレン/ルジマトフという組合せで、ああいう舞台を見せてもらえるとは思っていませんでした。それぞれがほかのパートナーとそういう舞台を創ることがあっても(実際、ルジマトフには見せてもらった)、この2人でというケースはないだろうと思い込んでいただけに、たいへん感激しました。

えーと、これではわかりにくいですね。プログラムの中でルジマトフが言っている「ソロルとニキヤの魂が完全にひとつになる」舞台であったと思います。

私には,この日のこの場面は,ニキヤの魂(あるいは本質)とソロルの魂(あるいは本質)が邂逅し,想いを寄せ合いながら踊っているように見えました。
現世での舞姫と戦士という属性はそこにはなく,男の裏切りやそれによる女の死という背景もなく。ただ,純粋な2人の想いだけがそこにある。そういうバレエ・ブラン。そういう影の王国。
ルジマトフのソロルは,この場面の最後にニキヤに対して許しを乞うのが常でしたが,この日はそれはなく・・・。そうですよね,この日の2人は生前のごちゃごちゃした事情は超越した存在だったのですから。

ペレンは静謐な中に女性的な艶を感じさせる精霊。
踊りは,完璧でした。もちろん,ほんとに完璧かどうか判断する能力はないわけですが,私には完璧に見えました。特にベールの踊りが見事でしたし,ラストに向けて加速するかのような回転が,超高速でありながら,粗さが全くなかったのにも感心。見惚れました。

ルジマトフは,美しかったです。
振付をアレンジして,ニキヤとシンクロするような動きを増やしていたと思いますが,それも「2人がひとつに」なった舞台を生み出す上で効果的だったのかもしれません。
1幕からすべて言えるのですが,ただ腕を差し伸べて立っているときのもルルベしているなどポーズの美しさは申し分なく。ニキヤが放したベールを手に身体を廻して巻きつけながら去っていったときの美しさは形容し難く。
そして,ラスト近くのマネージュ。私,彼のこの方面について絶賛するのを止めてから久しいのですが,でも,この日はすばらしかったと思います。鋭く宙を切り裂き,軽やかな木の葉のように旋回していた20年前のそれとは全然違う,裂帛の気合を以って踊られた渾身のマネージュ。その凄絶な美しさは劇場中を凍りつかせるようでした。


紗幕の後ろでの精霊たちの坂下りについては物足りなく思いました。もっと高い位置から降りてきて、2回折り返すような気がしていたのですが・・・? そのせいで,重なり合っての「幻影」感が不足していたと思います。
でも,舞台に下りてからの後半は精霊らしく思われましたし,その後も,主役の周りでいっせいにアラベスクをする瞬間の張り詰めた空気などは,すばらしかったです。

ヴァリエーションは,エリマコワ,コシェレワ,ステパノワ。
エリマコワは20代初めの若手。初めて見たバレリーナかと思いますが,すらりとした容姿でで,満面の笑顔と溌剌たる踊りを見せておりました。曲調のせいでしょう,笑顔で踊るダンサーが多い踊りではありますが,彼女の場合はあまりにも「らんらん♪」でして,いくら何でも違うと思うんですけどー。

ステパノワは産後数か月だと思うのですが,体型が以前どおりで感心しました。踊りのほうは以前どおりとはまだいかないかなぁ。決して悪くはないのですが,彼女にしては重いというか,輪郭がくっきりしない感じを受けました。
コシェレワは見事。いつもどおりの落ち着きと品格ある踊りに加えて,精霊らしい「ひんやり」感もあってとてもよかったと思います。


影の王国と結婚式の間,中幕前を参列者が行進し,大僧正も登場するのですが・・・ドルグーシンはここでも憔悴しきった表情でニキヤの死を嘆きながら歩いておりました。
こんなんで,結婚式を執り行えるのか? と思ったら,ああそうでした。この版では,結婚式には大僧正は登場せず,藩主が進行に当たるのでした。

3幕2場については,何も改めて言うことはありません。
この場面は,ルジマトフが踊ることを前提に,アニハーノフが作曲し,ボヤルチコフが振り付けたのだと聞いていますが,そのことを思い返しながら,納得しながら見惚れました。
最後の神殿崩壊のところでかなり濃厚に演技をしていて,その分ライミングが遅れて「崩れ落ちる中に飛び込む」ように見えにくかったのが少し惜しかったですが・・・。

今回はラストシーンの演出が少し変更されておりました。そして,この「少し」の変更により,この場面はたいそう納得のいくものに変わり,作品全体のスト−リーもまとまったと思います。ボヤルチコフ自身の改訂なのか,大僧正役ドルグーシンの発案によるものなのかはわかりませんが。

以前は,白い布が舞台上を斜めに下から上へとすべって消え,それを追うかのように大僧正が登場していたのですが,この日は,白い布をかき抱いた大僧正が登場し,その腕の中から白い布がするすると上がって天上へと消えていきました。
このことにより,最後に聖なる火の後ろで祈る大僧正の姿の印象が大きく変わったのでした。前回までは「なに祈ってるんだろ? 自分の命が助かったことへのお礼か??」だったのですが,今回はニキヤの成仏(?)を祈っていることがわかりました。

このようにして,大僧正のニキヤへの恋は,悲痛だけれど平安な最後を迎えることができました。そして,私自身も(ソロルとニキヤの恋だけを注視している観客であるにもかかわらず)平安な気持ちで舞台を見終えることができたのでした。

  

  

posted by 槻本 at 22:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | 本日のキーロフ

2010年01月24日

王子ご出演予定

MRBのブログによりますと,夏のMRBバレエスーパーガラに出演するようですね。
たぶん出るのだろうとは思っていたわけですが,作品の振付もするようです。

この間見た『ロミジュリ』はまあ普通だったけど,ゼロから創作することにおいてどうなのかは未知数ですからねー。
とりあえずは,「何じゃこりゃ?」でないよう願いたいものです。(誉められれば,なおありがたいが)


えーと,『バヤ』の感想完成は,来週への課題ということで。
今日はフリーだったのですが,午前中は政局についてのTV番組に終始し,午後はついつい駅伝と相撲を見てしまったため,美的世界に入り損ねました。

都道府県男子駅伝は,福島のアンカー・佐藤敦之選手が(2位に終わったという結果を含めて)すっげーかっこよかったです。
大相撲は,朝青龍もカワイイが,把瑠都もカワイイなー,と思いました。

  

  

posted by 槻本 at 22:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | 小嶋直也

2010年01月18日

今週末にプトロフが日本で踊るのですね。

昨日、ミハイロフスキーの公演でもらったちらし類を整理したのですが、世の中の動きに疎くなっている身としては「へー」な情報もいろいろありました。
(なにせ,ルグリのガラが目前だという認識さえなかった浮世離れだったのですわ)

なので,世間の皆さんは十分ご存知かもしれませんが

スターダンサーズ・バレエ団
ピーター・ライト版『ジゼル』
ゆうぽうとホール

1/23(土)17:00 白椛祐子/イヴァン・プトロフ
1/24(日)14:00 林ゆりえ/福原大介


この公演も気になりますが,それ以上にそそられるのは,21日(木)の新国・川村/ウヴァーロフの『白鳥の湖』です。
(ザハロワ降板を悲しんでいる皆さまにとっては不愉快であろう言い種ですよね。すみません)

「ザハロワでなければ見たくない」皆さんが放出するであろうチケットを入手して・・・と真剣に検討しましたが,うーむ,その日は私の予定を最優先に調整して設定された業務が入っておりました。
今になってひっくり返すわけにもいかんよなぁ。うう,残念。

  

  

2010年01月17日

『バヤデルカ』ペレン/シェスタコワ/ルジマトフ 1月8日 (2幕まで)

この週末に最後まで書きたかったのですが、途中までで断念。推敲もしていない状態ですが、とりあえず載せます。誤字脱字・論旨不明についてはご容赦を。
できれば、後半も含めて、次の週末にサイト本体に載せたいと思いますが・・・どうなるかな?

*******************

ルジマトフのソロルは3年ぶり。
登場した瞬間,その美しさに目を瞠りました。何回見ても,何十回見ても,この人の美しさには驚きます。十分知っているはずなのに,慣れることができないのですよね。

部下たちを去らせるときの威厳と美しさ。
神殿の前でニキヤへの想いを語るマイムと演技の雄弁さと美しさ。
密会の手はずをつけるようマグダヴィアに命ずる芝居の説得力と美しさ。
「これがソロルだ」と断言したいようなソロルでした。

逢引のときは,「悲壮」と形容したいような切ない視線でニキヤを見るのですよね。それが,この物語が悲劇であることを暗示するかのようでした。
一方のペレンがこれ以上ないほど幸福そうに踊るだけに,その落差が痛いほどに切なくて。

ドルグーシンの大僧正には驚かされました。
登場したときは,目力はあるけれど小柄だなー,その上昔の人で腕が短いから,腕を差し上げたり広げたりするときの迫力イマイチだなー,なんて思っていたのですが,いやもう,芝居が細かい,細かい。細かすぎる。

ニキヤが舞台に出てくる前から動揺していて,彼女に迫る場面は「すがる」と言いたいような切迫感。神殿のカーテン越しに恋人たちを目撃してしまったときは怒りより悲痛さが見えて痛ましく。
・・・一生を神に捧げて生きてきて老境に入ったときに訪れた,初めての恋だったのだろうなー,十代の少年のような純愛なんだよなー、と思いました。

マグダヴィアはクズネツォフ。
小柄なダンサーですが(だからこの役にキャスティングされているわけですが),それを感じさせない動きの大きさがよかったと思います。


ガムザッティと引き合わされた後のソロルは,ニキヤへの想いと自分の立場の間で苦しむ人でした。ニキヤとの愛という選択肢はないのはわかっていて,でもすぐに割り切れるわけもなく。
硬い表情で藩主親子の後ろに控えているのですが,ガムザッティを祝福するため踊るニキヤが近づくと,身を隠そうとするかのように俯いたり,顔を逸らしたりしてしまう。でも,遠くで踊っているときは目で追ってしまう。
何回も見た表現ですが,何回見ても格別な趣があります。

ペレンは,1幕1場は少々艶がありすぎる感じで,あい変わらず巫女に見えんのが欠点だよなー,と思ったのですが,奴隷とのパ・ド・ドゥでは,その艶やかさが姫の婚約を祝うという踊りにふさわしい感じ。加えて,舞姫らしい格の高さも感じられました。
ヴェンシコフのサポートはまずまず、という感じ? ラストの超難しいリフトは回避しておりましたが、そもそもアレはリスクの割りに効果のない振りだから正解だと思います。

シェスタコワについては,「キラキラ高慢」オーラがいつもより少な目。「ん? 老けた?」と思いました。
いや,決してこれはただの悪口ではありません。彼女のガムザッティの特徴である「人も無げなお姫様」的でないものを感じたのです。えーと,大人の落ち着きを感じたというか,自分以外の事情をあれこれ考えられる年齢に見えたというか。

大僧正登場。ドルグーシンを配した甲斐あって,藩主に負けないだけの威厳がありました。
そして,威厳がある人であっただけに,ニキヤを消そうという藩主の決定を聞いてうろたえる様子との落差がすばらしい。
こんなことになるんなら,黙ってればよかったのにねえ。墓穴を掘って気の毒だなあ,と同情してしまいましたよ。


ニキヤとガムザッティの対決シーンには「見事」の一語を。
ガムザッティの権力と財力への確信と,ニキヤのソロルの愛への確信。

実力・容姿・人気とも拮抗したプリマ同士,演技のタイミングも噛み合って。しかも,個性の違いから,身分はガムザッティが上なのは明らか。ですから,突如ナイフを・・・の唐突感もなく,説得力がありました。

シェスタコワの演技力は以前から定評があるわけですが,ペレンの表現力向上には感心しました。「ソロル様は聖なる火に誓って」と両腕を差し上げるマイムから匂い立つ誇らしさ!


婚約式のシーンで象に乗って登場したルジマトフからは以前ほどのオーラは感じられませんでした。そして、たぶんそのことが影響したのでしょう、「この姿を見るのは今日で最後か」という強い感慨を覚えました。(今回の上演でその種の情緒的な反応が起きたのは2つのシーンだけ)

コール・ドについては,一体感(イキの合い方)が足りない気はしましたが,以前のように「プロポーションが・・・」なバレリーナは皆無。美しくなりましたね〜。(男性については「少々難あり」の方も多少いるようだが)

エキストラと子役さんは上手。
壷の踊りはメイクがヘンテコ。(以前はこんなじゃなかったと思う)
黄金の神像(ラプシャーノフ)はさほどでなく。
インドの踊り・太鼓の踊りは,いつ見てもよいですが・・・太鼓の踊りの2人に関しては、以前のキャストに比べるとちょっと迫力不足かも。

グラン・パでのシェスタコワはやはり「キラキラ高慢」オーラがいつもより少なく,踊りも「決して悪くないが,もっといいときもあるいよねえ?」でした。
ルジマトフのほうも,美しさは文句のつけようがないものの,かつてのように踊れるわけではありませんし(シェスタコワのほうが高く跳んでしまいそう),サポート関係には多少「?」がありました。

しかし,踊りを通してのドラマという点では申し分ありません。
婚約者に微笑んでいた次の瞬間には険しい表情になるソロル。幸福感とともに踊るガムザッティの内心にふとよぎる不安。腕の中にいる女性が最愛の人でないことに逡巡を覚える瞬間。そんな男への「私だけを見て」と言う気持ちを抑えながら、ともに晴れやかなパ・ド・ドゥを踊る女。

そして、ニキヤの登場となりますが、ペレンの踊りは美しく、技術的にも万全。そして、情感のあるものでした。
かつての「お人形さん」のようだった彼女を知る者としては、喜びを持ちつつ見蕩れていたいところなのですが、やはり上手のルジマトフのほうが気になって堪能はできず、少々残念。(今後もこの作品を上演するよう光藍社に陳情しなくては)

かつてはニキヤを見たり目を逸らしたりガムザッティの手を握ったり座を外したり・・・「優柔不断の典型」のようだったルジマトフのソロルですが,集大成と言うべき今回は,暗い表情で宙を見据えているばかり。眼前の光景に目も心も閉ざそうとバリヤを張っているかのようでした。

この様子にはガムザッティもどうしていいかわからないという感じでしょうか? あるいは、下手に刺激するのは得策ではないという判断が働いたのでしょうか? 婚約の甘い雰囲気はカケラもなく,親密なのをニキヤに見せつける余裕もなく・・・。藩主の娘としての矜持と式の主役としての意地で昂然と舞姫を見詰めているように見えました。

凍てついたような上手とは対象的に、下手の大僧正は動揺しまくり演技しまくり。ニキヤの想いを訴える踊りに反応し、花籠が持ち出されると、ニキヤに危険を告げようと(花籠を取り上げようと?)彼女に向けて腕を伸ばし・・・。上手も真ん中だけでなく下手も見なければならないというのは、なかなか大変でありました。

蛇に噛まれたニキヤがガムザッティを糾弾する場面、以前のシェスタコワは微笑を浮かべていたのですが、今回は硬い表情のままでした。1幕での雰囲気の違いも含めて、彼女の今回の役作りはかなり人間的な感じ。好感を持ちました。(もちろん単に「犯人は父親で娘は知らない」解釈に変えたのかもしれませんが)

大僧正はニキヤに解毒剤を渡し、飲むようにと促します。その様子はまるで懇願するかのようで、(一方のソロルとの対比もあって)純愛が際立っておりました。
そしてソロルは自分の視線を求めているニキヤから顔を背け、その結果ニキヤは死にました。・・・そうですね。今回ニキヤが死んだのは明らかに、ソロルが彼女を見捨てたからですね・・・。
今回嬉しかったのは、ルジマトフのソロルが、死んだニキヤをただ抱きしめていたことです。最後に見せてもらうソロルが、以前時おり見たような天を仰いで嘆き悲しむような大仰な芝居でなくて、ほんとによかったなぁ、と。

  

  

【続報】ザハロワ降板

19日と21日のキャスト

19日(火) 厚木三杏/ウヴァーロフ
21日(木) 川村真樹/ウヴァーロフ
チケット払い戻しなし

http://www.nntt.jac.go.jp:80/release/updata/20000938.html
(別窓)

  

  

posted by 槻本 at 20:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 新国立劇場バレエ団

ザハロワ降板 新国『白鳥』

体調不良で降板したそうです。
(新国から今さっきメールでお知らせが来ました)

代役は厚木三杏・ウヴァーロフは出演・チケット払い戻しはなし
19日・21日のキャストは後日発表

http://www.nntt.jac.go.jp:80/release/updata/20000937.html
(別窓で開きます)


  

  

posted by 槻本 at 16:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 新国立劇場バレエ団

2010年01月14日

騎兵隊の休息・メモ

ロマチェンコワ/プロームで見るのはたぶん2回目。
2人ともよかったです。特にプロームの柔らかさはいいねえ。ロシアのダンサーにありがちな生え際の後退は気になりましたが、この暢気な作品にぴったりの、のほほんとした感じが◎

テレーズ役のセミョーノワもよかった。
今まで見たのはポリョフコとオシポワ。前者のチャーミングと後者のトウの立ちすぎの中間の感じがとてもよいと思いました。
不細工ではないが美人とまではいかない。若くもないが大年増でもない。マリアと張り合って不思議はないし、隊長さんとしけ込むのも実にありそー。

問題は、将校さん3人だなぁ。
マミン・クリギン・ブレグバーゼをデフォルトとする身には、今回のキャストは「大人しすぎる」としか。

ポドショーノフ@少尉とツァル@大尉は、芝居はともかく踊りとしては悪くなかったと思うけれど、アルジャエフは「どちらもブレグバーゼに比べると・・・」という感じ。
たぶん、若いキャラクテールさんなんですよね。次に見るときには「上手くなったねえ」と感心させていただけるよう期待しましょー。

  

  

2010年01月13日

マールイ『パキータ』

記憶が失われる前にメモだけ

アダージオ:シェスタコワ/ルジマトフ+コールド
リフトは少なめに変更

第1ヴァリ:コシェレワ
よく見るヴァリ。映像のマハリナはこれを踊っていた、主役はこれを踊るのが一般的では、等の意見あり。

第2ヴァリ:ヤパーロワ
キューピットのヴァリ

第3ヴァリ:ステパノワ
『海賊』パ・ド・ドゥで踊られることの有るヴァリ。昨年末の発表会で見たのはこれだったかも? 跳躍力重要

第4ヴァリ:ロマチェンコワ
軽やかな踊り。音楽は笛が中心の感じ。最後のパ・ド・シュバルが見せ場かな?

第5ヴァリ:ペレン
見覚えないなー? 初めて見るかなー? な感じ。
それはそれとして、今年のペレンの輝きはすばらしい♪

第6ヴァリ:ボルチェンコ
よく見ヴァリ。私としては、これが主役が踊るヴァリのような気がする。映像のクナコワはこれを踊っていませんでしたっけ?

男性ヴァリ:カザン
ルジマトフ御大の替わりにヴァリを担当。

コーダ:シェスタコワ/ルジマトフ
ここもカザンくんが務めるのだろうなー、と思っていたのですが、ルジマトフ本人が踊りまして、ファンにとってはおトクでございました。


雑談
8日は対外的な仕事が入っておりましたが、部下に全権委任して休暇をとりました。外部とは無問題だったようなのですが、内部バレしておりまして、しかも情報の正確性に大きな問題が。

「高尚な趣味だね」とか「熊川哲也?」という反応はいいとして、どういうわけか「東方神起を見にいったんだって?」という質問まで。

中で一人、「もしかしてマラーホフ?」と質問した上司がいまして・・・まさかとは思うがわかってる人か? と若干期待しつつ「ルジマトフです」と答えたのですが、結局わかっていませんでした。

何でも、ベルリン出張の際に「今日のオペラハウスはバレエです。マラーホフ出演ですよ! 見なくては!!」という刷り込みがなされたそうで、「有名なバレエだった」と。(いろいろ名前を挙げた結果、たぶん「眠れる森の美女」だろうという結論)
マラーホフは観光資源でもあるのですね〜。

  

  

posted by 槻本 at 21:51 | Comment(3) | TrackBack(0) | 本日のキーロフ

2010年01月10日

ミハイロフスキー・ガラ

よかったですよ〜。

バブロワ振付『とんぼ』など珍しい作品が見られたし、オケ、コールド(?)付き『アルビノーニ』は感動的だったし、『バキータ』は百花繚乱(厳密には七花だけどー)の豪華な上演だったし。

詳しくは明日以降に書きますが、とりあえず一つだけ。

ペレンは今、絶好調だと思います。
デビューから10年を経て(? 迎えて?)技術も表現も鮮やかに花開き、プリマのオーラは輝かしく。
明日以降も続く日本公演、機会がある方は是非ご覧になるようお勧めいたしますー。


  

  

2010年01月09日

レニングラード国立バレエ『白鳥の湖』ボルチェンコ/シェミウノフ

見てきましたが、うーむ。
見てみないことには誉めも貶しもできないので、そういう意味では見にいってよかったのですが、「見てよかった」舞台には該当しないので、別に見にいかないでもよかったなぁ、と。
  
  

悪口を読んでも差し支えない方はここをクリック

  

  

2010年01月08日

ルジマトフ、最後のソロル

堪能しました。見られてよかった。幸せです。
「最後」と言われれば少しだけ切なくもありますが、それを大きく上回る満足感。

ルジマトフの至芸を見せてもらいました。
舞台上のすべての動きがドラマと美。
彼は今でも、当代最高のソロルです。

今まで私が見た中で最も美しいソロルを見せてくれるダンサーなのはもちろんだし、たぶん、今後私が見るであろう舞台においても、彼以上のソロルに出会うことはないだろうと思います。


ペレン@ニキヤの成長に感慨を覚えました。(初めて彼女のニキヤを見たのは2001年の1月。ちょうど10年経つんですね〜。 ←間違えた。9年ですね)
シェスタコワは全く不安なく見られるガムザッティ。
さらに今回は、ドルグーシン@大僧正の怪演というオマケつき。

詳しくは、明日明日以降書きたいと思いますが、ほんと、見られてよかったわ〜♪

  

  

posted by 槻本 at 23:44 | Comment(2) | TrackBack(0) | ファルフ・ルジマトフ

2010年01月07日

twitter 始めてみました。

新年からブログとツイッターを始めたという鳩山首相を見習って。

というのは冗談ですが,なんかかなり流行っているみたいなので,自分にとって「使える」ツールなのかどうか試してみようかなー,と。

今のとこ,なにも中身がないですが,たぶん,このアドレスで見られると思います。(別窓で開きます)
http://twitter.com/tsukimoto_b

  

  

posted by 槻本 at 22:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑談

2010年01月06日

MRBのサイトとブログについて

MRB(松田敏子リラクゼーションバレエ)からお知らせメールを頂いたのですが,現在サイトを閉鎖し,新サイト作成の作業中とのことです。

また,松田敏子さんのブログは,アメブロに移転し,松田さん以外の講師陣も参加する「MRBのブログ」になったそうです。

ということで,小嶋直也さんの近況? 動静? を知りたい方は,今後はこちらへ〜。
http://ameblo.jp/mrb-ballet
(↑別窓で開きます)

  

  

posted by 槻本 at 21:56 | Comment(1) | TrackBack(0) | MRB

2010年01月05日

更新記録

マリインスキー日本公演 11月23日の『白鳥の湖』 コンダウーロワ/コルスンツェフの感想を書きました。
簡単なメモ程度ですけれど,よかったらどうぞ〜。

こちらです。

  

  

2010年01月03日

第53回NHKニューイヤー・オペラ・コンサート

TVで見ました。
『ロミオとジュリエット』よりバルコニー・パ・ド・ドゥ
吉田都/ロバート・テューズリー

吉田さんのジュリエットの初々しさと瑞々しさに感嘆。
「これが恋というものなのかしら?」 「そう,これが恋なのよね!」 「私は今,恋をしているんだわ〜♪♪」と高揚していく過程が,逡巡や躊躇を挟みつつ表現されるのがすばらしい。

もちろんそれは彼女の経験と蓄積から来る演技力・自己演出力によるものなのでしょう。
TV放映=お顔のアップを前提とした今日のメイクは,舞台で踊るときとは違って,過度の陰影を避けたもので,これにも感心しました。

テューズリーについては,上手だし演技力もあって,ちゃんとロミオに見えると思いましたが,私にとって「きれい」に該当しないダンサーなのを再確認。
吉田さんにとって価値のあるパートナーなのでしょうから,それでいいのはもちろんですが。

マクミランのバルコニー・パ・ド・ドゥは全体としてすばらしいと思いますが,中で一番印象的なのは,ラスト近くのファースト・キスの場面かも?
マイ・ベストはギエム/コープです。
そして,「似合うか? 大丈夫か?」と懸念しつつも,小嶋さんのこのシーンを「当然見るであろう近い将来」だと思い込んでいられた10年前が切なくも懐かしい・・・。

ええと,話を戻して,と。
当然と言うべきでしょうか? NHKのカメラは,キスシーンをアップで撮っておりました。全身を映したほうが効果的だと思うんですけどねえ。

余計な話
オペラ歌手の皆さんの衣裳に「本物」感がなく,アニメのコスプレみたいに見えてしまうのはNHKのせいなのだろうか???


さて,明日から仕事です。
そうだった。(6日はさすがに無理だが)8日の『バヤデルカ』に向けて諸事調整をしなくては〜。

  

  

posted by 槻本 at 22:29 | Comment(3) | TrackBack(0) | バレエ一般
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