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2010年01月08日

ルジマトフ、最後のソロル

堪能しました。見られてよかった。幸せです。
「最後」と言われれば少しだけ切なくもありますが、それを大きく上回る満足感。

ルジマトフの至芸を見せてもらいました。
舞台上のすべての動きがドラマと美。
彼は今でも、当代最高のソロルです。

今まで私が見た中で最も美しいソロルを見せてくれるダンサーなのはもちろんだし、たぶん、今後私が見るであろう舞台においても、彼以上のソロルに出会うことはないだろうと思います。


ペレン@ニキヤの成長に感慨を覚えました。(初めて彼女のニキヤを見たのは2001年の1月。ちょうど10年経つんですね〜。 ←間違えた。9年ですね)
シェスタコワは全く不安なく見られるガムザッティ。
さらに今回は、ドルグーシン@大僧正の怪演というオマケつき。

詳しくは、明日明日以降書きたいと思いますが、ほんと、見られてよかったわ〜♪

  

  

posted by 槻本 at 23:44 | Comment(2) | TrackBack(0) | ファルフ・ルジマトフ

2009年09月10日

更新記録

数か月ぶりかしらん? サイトの更新をいたしました。

7月の「ルジマトフ&レニングラード国立バレエのソリストとサンクト・ペテルブルグのダンサーたち」の感想です。
ブログに書いたことに,コシェレワ/ルジマトフの『シェヘラザード』の感想を加えました。

こちらです。よろしければ,どうぞ〜。

  

  

posted by 槻本 at 22:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | ファルフ・ルジマトフ

2008年03月06日

チケット関係

まず,光藍社関係。
公演詳細をサイトに載せるなりWEB先行予約を始めるという,いつもどーりの唐突さです。
「ルジマトフのすべて」とかマールイの夏公演とかキエフ・クラシック・バレエ『白雪姫』とか。こちらね。

DMも近々来るそうですが,DM会員は,サイト上の申し込み用紙を印刷してFAXできるそうです。
過去の経験からいって,これをソッコー利用するのが,良席(つーより前方席?)確保の第一候補かと思います。

でもって,「ルジマトフのすべて」については全然詳細が明らかになっておりませんー。
たぶん,書いてある以外のことは決まっとらんのでしょうな,要するに。


Kバレエ『白鳥の湖』,プレイガイドの先行発売
ぴあプレリザーブ 3/8(土) 11:00〜3/11(火) 11:00/イープラス プレオーダー(東京文化会館オーチャードホール) 3/8(土)12:00〜3/10(月)18:00

ベジャール・バレエもイープラスのプレオーダー中。『ボレロ』ほか『バレエ・フォー・ライフ』
ぴあはまだなのかな?


ワガノワ・バレエ学校の東京公演は9日(日)一般発売
ぴあ/イープラス(新宿文化センターオーチャードホール

新国立劇場『白鳥の湖』の会員電話予約は8日(土)から


本日は以上です〜。

  

  

posted by 槻本 at 21:25 | Comment(2) | TrackBack(0) | ファルフ・ルジマトフ

2007年06月30日

キエフ『ライモンダ』のアブデラフマンはルジマトフ→コルプに変更

だそうです。
皆さん既にご存知かとは思いますが,「ルジマトフのすべて 2007」の会場でそのように告知されておりました。

理由は,ルジマトフが8月に膝の関節の手術を受けるので12月には間に合わないから,ということです。1月のレニングラード国立では踊る意向とのこと。
(キエフは初めて踊る演出だから早目に準備に入る必要があるけれどそれには間に合わない,マールイなら踊り慣れているから膝さえ回復すれば大丈夫・・・という感じなんじゃないかな。公演は1月の違いでも,準備も入れれば2〜3月の違いがあるのではないか,と思います。1月は元気に踊ってくれますように〜)

購入済みの全員に2000円返金してくれて,今後は2000円引きが定価となっての販売で,おまけに,どうしてもキャンセルしたい場合は返金してくれるそうです。
返金方法の詳細は,7/4(水)にサイトで発表,新聞広告も出す予定,光藍社直接購入者には必要書類を順次郵送,プレイガイド等で購入の場合はご連絡ください・・・とのこと。

行き届いた対応で,感心しますなー。
ルジマトフが出るときだけ2000円高いというそもそもの価格設定の是非はともかく,さすがは光藍社ですよねえ。


私自身は,このキャスト変更については,「あらま,そうなの」という感想。

平日公演だから行けるかどうかわからなかったせいもあるし,ルジマトフ熱が冷めているせいもあるけれど,それ以上に,「アブデラフマンよりやはりジャン・ド・ブリエンヌだろう,本来」という気分があったことが大きいです。

なんだかんだ言って,ルジマトフというダンサーは「真・善・美」の人なんですよ。(私はそう思う)
(後世からの十字軍への評価はさておき)崇高なる大義のために,先陣をきって出征していく騎士こそふさわしい。(グリゴローヴィチ版限定ではあるけれど)白い長いマントを翻し,2名の従者を従えて勇壮に踊る姿こそふさわしい。

いや,アブデラフマンもすてきだろうと思いますよ。見たくなかったわけではない。今さらジャンを見せてほしいとも思わない。
でもねー。

ルジマトフには,深窓のお姫様を混乱させ,幻惑する官能性は過剰すぎるほどある。愛しい人に一途に迫る情熱もある。アラブ系異邦人にふさわしいエキゾチックな容姿もある。(わざわざ言う必要もないが)踊りも表現力もすばらしい。
でもね,アブデラフマンって,人身売買とか略奪とか誘拐とか・・・を日常とする人なんですよね。(そうでないという意見もあろうが,バレエのお約束としてはそういう人だ)
そういう要素は,彼にはない。

そういう意味では,コルプのほうがいいんでは? と,今日のアリを見ながら思いました。(念のため:ペレン/コルプの『海賊』パ・ド・ドゥが上演されたのです)

コルプはねー,「奴隷というより奴隷商人」なアリでした。愛らしく微笑むメドーラを背後で操る妖しく怪しいパートナーでした。
いや,すごいよ,彼は。あれだけ柔らかく美しく踊りながら,「腹に一物」な謎の人物に見えちゃう。いったいなんなんだろうねえ???

踊りは実に見事でした。
以前,ルジマトフのファン仲間が「コルプの踊りはルジマトフに似ている」と言っていて「・・・そうかぁ?」だったのですが,今日のヴァリアシオンの前半,(技の名前は知らないが)上手前から下手奥に下がっていく跳躍技を見ながら,「ほんとだ,似てる」と納得しました。

猫科の柔らかさなんだよね。
猫科には,虎もライオンも豹もいる。ペルシャ猫もいれば,その辺の野良猫もいる。ハクビシンもいるでしょうし,イリオモテヤマネコなんかもいるかもしれない。
それくらいの違いはあって,でも,二人とも猫科なんだろうなー,と。

あと,リフトが名人級になったのに感心しました。「成長したなー」の理想形?
5年前くらいかしらね,ヴィシニョーワと踊るのを見る度に,「回転のサポートで腰が退けてる」とか「頭上リフトを持ち堪えられずに・・・」があったダンサーなのに,今日はまー,ご立派と申しましょうか頼もしいと申しましょうか,リフトをわざわざ難しく変えて,それを見事に効果的に見せておりました。


えーと,いつの間にか公演の感想の話になってしまった。
今日は遅いので,ルジマトフ関係だけちょっと。

告知されていた『阿修羅』と『ボレロ』に加えて『シェヘラザード(抜粋)』とルジマトフ版『牧神の午後』をマハリナと踊りました。

『牧神』は『ニジンスキーの肖像』の中で踊られたもので,まあ,そんなに優れた振付ではないでしょうが・・・というか,マハリナ&ルジマトフ抜きでは成り立たない種類の振付でしょうが・・・私としては,また見られてとっても嬉しかったです。

あとは,『阿修羅』がよかった。
段々盛り上がってきたな♪ というところで終わってしまったので拍子抜けしましたが,無駄に長い現代作品よりはいいですし,前半の静寂なシーンがとてもよかった。
「印を結ぶ」的な振付は,踊るルジマトフも見事だし,こういう振りを彼に与えた岩田さんも「よくわかってるじゃないの♪」でありました。

音楽まで日本的にしなくてもよかったんでは? とは思いますが,これは単に「邦楽聞いてもつまんないよ」な私の耳のせいかもしれませんです。


あ,雨漏りのほうですけどねー(↓の記事参照),9時前に仙台駅に着いたらあちこちに水溜りがありまして,ドキドキしながら帰ってきたのですが,大丈夫でした。(湿ってはいるが水滴にはならない)
ふむ,要するに集中豪雨的な大雨にならなければ,「壁に湿気」程度ですむのかもしれないわねえ。

というわけで,明日は起きてみて元気だったら,新国『ドン・キホーテ』を見にいきます〜。

  

  

posted by 槻本 at 23:20 | Comment(2) | TrackBack(0) | ファルフ・ルジマトフ

2007年05月16日

なんとびっくり! ルジマトフが

マールイ(レニングラード国立バレエ)の芸術監督に就任したそうです。


ほかにも、ボリショイ&マリインスキー・ガラの詳細発表とかマラーホフ関係チケット先行発売情報とかあるのですが、ワタクシは目下、「新国に小嶋直也の降板がいかに残念かを訴える」手紙を書くのに忙しいので、これだけといたしますー。

  

  

posted by 槻本 at 23:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | ファルフ・ルジマトフ

2007年04月07日

ルジマトフのすべて2007

光藍社の公演紹介ページが更新されています。

やっとちらしもできた気配。
東バの『ドンキ』の会場で貰えるよね,たぶん。(壮絶な美しさなので楽しみだー♪)


ただですねー,「予定プログラム」つーのが,分量的に少なすぎ。
まさか,『阿修羅』というのが1時間の大作だとも思えないし,なんか増えるんだとは思うけれど,人は確定なのかしらねえ。

あ,増えたのは,マハリナとプハチョフです。
プハチョフがこういう催しにまぜてもらえるのは,ちょっと出世ですよね〜。らん。

とはいえ,ちょっと淋しいっすねえ。前回は,コルプとかファジェーエフとかパリオペの誰か(←見にいけなかったので記憶があいまい)とかいたのにねえ。
岩田さんの縁でボリショイの誰か来てくれないかなー? ジャパンアーツとの契約の関係で無理かなー?

  

  

posted by 槻本 at 19:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | ファルフ・ルジマトフ

2007年03月05日

とほほな出来事

今日は定時に職場を出て,医者→美容院(王子を見にいくからキレイにしようと思ったのだ)→本屋(ハイファッションなる雑誌を買う)という行動予定を立てていたのですが・・・

病院の待合室に,なつっこくてはきはきした女の子(推定年齢2歳)がおりました。具合が悪いのはお母さんのほうらしくて元気いっぱい。お母さんは相手をする気力がないようだったので,病院備え付けのおもちゃでちょっと相手をしてあげました。

たいへんお利口なお子さんで,お母さんの診察が終わって帰るときに,ちゃんとあいさつされました。

「おばあちゃん,さようなら」

ひぃええええええ,びっくりした。
ああいう子から見れば,私って,おばちゃんでなくおばあちゃんなのね。とほほ。


しかも,予想外に混雑していたため,美容院の受付時間に間に合いませんでした。とほほ。

なので,病院からまっすぐ本屋さんへ。
見当たらないので店員さんに聞いたところ,売り切れておりました。とほほ。

ま,美容院は金曜までの間に行けばよいわけだし,本のほうはもっと中心部の本屋を回ればどこかにはあるでしょう。
やはり一番とほほなのは,あの無垢無邪気なお嬢ちゃんの発言ですわねえ。


あ,high fashion (ハイファッション) を買いに行った理由はですねー,「ファルフさんの超かっこいい写真が山盛り」情報があったからです。
これらしいですね。
B000NCJLA0high fashion (ハイファッション) 2007年 04月号 [雑誌]
文化出版局 2007-02-27

by G-Tools



立ち読み対応のSPURLUXE (シュプールリュクス)のほうはありました。
B000NN6NVOSPURLUXE (シュプールリュクス) 2007年 04月号 [雑誌]
集英社 2007-03-01

by G-Tools

首藤さんによるギエムのインタビューが載っていて,少女ギエム@体操選手の写真なんかも載っていましたよん。

  

  

posted by 槻本 at 23:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | ファルフ・ルジマトフ

2007年02月06日

ルジマトフ これからの日本公演

書いたんだか書いてないんだか自分でわかんなくなったのですが,とりあえず整理しておきましょー。


「ルジマトフのすべて 2007」
6月29日(金)18:30 新国立劇場中ホール
6月30日(土)14:30 新国立劇場中ホール
7月 2日(月)18:30 東京国際フォーラムホールC

最初の2回は全席13,000円
国際フォーラムのほうは,S:13,000円とA:11,000円

予定プログラム
ボレロ(振付:R・ロメロ)
阿修羅(振付:岩田守弘)  ほか

出演予定
ファルフ・ルジマトフ
ロサリオ・カストロ・ロメロ/リカルド・カストロ・ロメロ/イリーナ・ペレン/エレーナ・エフセーエワ/ミハイル・シヴァコフ  ほか

一般発売は4/13(金)



キエフ・バレエ『ライモンダ』アブデラフマン役に客演
12月4日(火)18:30 オーチャードホール
12月5日(水)18:30 オーチャードホール
とりあえず,S席は15,000円のようです。

それ以外のキエフ・バレエの日程(関東以外でもあるかも?)
『白鳥の湖』
11月18日(日)15:00 大宮ソニックシティ
11月23日(祝)15:00 千葉県文化会館
11月24日(土)14:30 東京国際フォーラムホールA
『くるみ割り人形』
11月25日(日)13:00 東京国際フォーラムホールA
12月 2日(日)15:00 神奈川県民ホール
東京はS席13,000円,横浜は12,000円,大宮・千葉は11,000円

演奏:ウクライナ国立歌劇場管弦楽団
来日予定ソリスト:エレーナ・フィリピエワ ほか(←それだけかい?)

一般発売は4月6日(金)とのこと。


私はどっちも危ないような気がするなぁ。
特に『ライモンダ』は危ない。12月の平日というのは,うーむ。

それはそれとして,キエフの招聘元は今回は光藍社です。(だからこそ,ルジマトフやら国際フォーラムのAやらが出てくるわけですね)
マールイの冬公演(←あると勝手に決めている)と時期が近すぎる気はするのですが,ま,商売上手の光藍社さんのことですから,どちらもなんとかするのでしょう。



話は変わって,Kバレエ『海賊』ですが,イープラスからもプレオーダーのお知らせが来ました。
東京・神奈川・埼玉公演:2/8(木)12:00〜2/12(月)18:00
愛知公演:2/7(水)12:00〜2/12(月)18:00

こちらは動画が見られるのですが,写真よりさらに面白いと私は思いますです。

  

  

posted by 槻本 at 22:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | ファルフ・ルジマトフ

2007年01月10日

東京バレエ団「朝日舞台芸術賞」受賞記念 謝恩ペアシート発売決定!

だそうですよ。わはは,モノは言いようだわね〜。
『ザ・カブキ』「ベジャールのアジア」


えーと,あと,いくつかのブログさんで知ったのですが,ジャパンアーツのサイトにアナニアシヴィリ&グルジア国立バレエの詳細が載ったそうで。
こちらね。
S席1万8千円とはびっくりですねえ。(得チケが出なければパスだな,こりゃ)


◇更新記録
レニングラード国立バレエ『白鳥の湖』(シェスタコワ/ルジマトフ)の感想を載せました。

そうそう,今回のルジマトフのジークフリートって,ノイマイヤー版みたいでしたよねえ。
前から,あり得ないだろうとは思いつつも,似合うだろうなー,彼が踊るの見てみたいなー,と思っていたのよ。今回の(ロシアの『白鳥の湖』としては)「・・・ええっと・・・」な表現を見ながら,踊るような状況になかったのはつくづく惜しかった・・・と思っちゃいました。

  

  

posted by 槻本 at 23:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | ファルフ・ルジマトフ

2006年11月04日

インペリアル・ロシア・バレエ

  

  

posted by 槻本 at 21:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | ファルフ・ルジマトフ

2006年10月15日

ルジマトフ&インペリアル・ロシア・バレエ Bプロ

楽しかったですよ。
ちょっとお席が前すぎて,見えないものが多かったのが残念。(新宿文化センターは前から4列目までフラットで,座席の左右のズレが皆無。今日の席は3列目のほぼ中央。『プレリュード』の冒頭のマハリナの踊りとか,『ソネット』で舞台に横たわるルジマトフが見えなかった)


『プレリュード』 マハリナ

薄い水色のチュチュドレスで踊られるソロ。スカートが透ける素材なので,マハリナの美しいプロポーションが浮かび上がってくる感じですてき。

よくわからないけれど,バレエのレッスンみたいなパが入っていたし,真摯な感じだったり,幸福そうだったり,その後,悩みながら前に進む感じになったり・・・「ユリア・マハリナの軌跡」みたいなテーマなのかな?
こういう公演の最初に見るのに向いているかどうかは疑問でしたが,品がよく,きれいな作品でした。

マハリナってこんなに跳躍弱かったかなぁ? と思わされる瞬間もありましたが,美しかったし,大人の存在感がさすが。


『ダッタン人の踊り』 インペリアル・ロシア・バレエ

生で見るのは,たぶん初めて。
期待していたものよりヌルい感じがしました。ゴレイゾフスキーの振付がフォーキン版(キーロフの映像で見た)と違うからかもしれないけれど,たぶん,男性群舞が弱いんじゃないかな。

主要な役の女性2人がとてもよかったです。
コレスニチェンコ@ペルシア人は,柔らかくてキャラクテール的大人の女の色気がたっぷり。
パシコワ@抵抗する女・チャガは,エキゾチックな容貌で,ダイナミック。衣裳の印象があったせいか,この方が『バヤデルカ』のインドの踊りを踊ったら,さぞかっこいいだろうなー,と。

このカンパニーの男性ピカイチのラデフは,ブロンドの髪を辮髪のカツラに隠して登場。キレのいい踊りを披露していましたが,夷族らしさの表現が努力賞程度だったのが惜しい。(つまり,かわいいタイプなのよ)
もう1人のソリスト(クマン役)は,『シェヘラザード』の王弟でも登場するカイールだとの表記でしたが,たぶん別人だと思うなぁ。Aプロで「塚田渉さん?」と名付けた方だと思うんだけど。(塚田さん同様,踊りはよいがもうちょっとスレンダーであってほしい)


『アダージェット〜ソネット〜』 ルジマトフ

今日のルジマトフは,私をあっちへは連れていってくれませんでした。
こっちの精神状態のせいもあったのかも。(牧に電話するのは,明日以降にするべきだったのよね)

Aプロでは「聖性」とか「内なる光」という形容が思い浮かびました。今日は,「悲哀」でした。
こんなにも美しく輝かしい肉体がいずれは滅びていくのだよなあ,理不尽だと言いたいけれど,そうなるんだよなあ,などと思いながら見ました。
だからこそバレエはすばらしい,のではありますが。


『瀕死の白鳥』 マハリナ

ええと・・・よくなかったと思います。
現在のマハリナのポアント技術は,この作品を感動的に見せるには苦しいものがある,というのが最大の感想。雰囲気的にも,艶やかすぎて,死にそうに見えませんでした。
プリセツカヤの「侘び寂び」と言いたいほどの名演に洗脳されちゃってるのかもしれないけれど・・・。


『ワルプルギスの夜』 インペリアル・ロシア・バレエ

キャスト表にラデフの名前があって,小柄だからパーン(牧神)だと思い込んでいたらバッカス(酒の神)だったので驚いちゃった。(バッカスというのは,普通は,サポートがウリのがっちり系ダンサーの役なのよね)
巫女のセルギエンコが長身だったこともあり,少々苦しい感じはありましたが,アクロバティックなリフト&サポートをきちんとこなして立派だったと思います。現代ロシアのダンサーとしてはプロポーションが少々・・・になっちゃうのでしょうが,優れたダンサーですよね〜。

ニンフ(コレスニチェンコ,パシコワ,コフナツカヤ)の美しさが,特に印象に残りました。ロドチキン@パーンが物足りなかったこともあり,女性>男性なのは,日本のカンパニーに限ったことではないのだなー,世界中でバレエを志す男女比からすればこうなるのだろうなー,と舞台とあまり関係ないことを考えたりして。


『シェへラザード』 ザハロワ/ルジマトフ/タランダ

「踊れる」ザハロワが踊るとこういうふうになるのかー,という発見のあった舞台。
マハリナやリエパとは全然違った趣で・・・動きやポーズの大きさ,美しさがすごい。(ルジマトフが負けているのよ。いや,バレエに「勝ち負け」なんかあるはずないけど,でも,そんな気がした)

だからといって,ゾベイダらしいか? というのはまた別の問題で・・・後宮の女主人ではあっても,女としての魅力で寵姫となった人には見えませんでした。身分高く生まれついた王女様に見えてしまう。
この辺は,こちらにマハリナによる刷り込みが抜き難くある,ということかもしれませんが。


そうですねー,私には,ザハロワ@ゾベイダは若い王妃に見えました。たぶん,この国より強大な国の王女だった人が,和平条約の一項目として嫁いできたんじゃないかな?
権力も財力も生まれながらに待っているから,今の境遇は当たり前のことに思える。だから,シャリアール王にもそんなに魅力を感じない。(中年太りはイヤだわ,なんて思ってたりして)

そこに現れたのが金の奴隷で・・・今日のルジマトフは,上目遣いに女主人を見上げる奴隷ではありませんでした。正面から獲物を見つめ,時には笑顔で恋人を蕩けさせる,大人の男でありました。(「奴隷」に見えなかったのは初めてだなー)
たぶん,シャリアール王に滅ぼされた国の大臣だったんじゃないかしら? それとも,王の弟とか? 自分の魅力を知っていて,若い娘なんか一捻り。王が夢中のこの王妃を陥落させるのが亡国の重臣の復讐。愛なんかありはしない。この女を利用するだけ。

そして,王妃は術中にはまり,金の奴隷自身も命を落とします。でも,彼の目論見は成就する。
王妃は命乞いをするけれど,それは,形だけのもの。王の懐中から短剣を抜いて,金の奴隷の敵を討つため。それが失敗に終わったときには,恋人を慕いながら,自分で自分を殺してしまう。
彼女が自決したときの王の絶望こそが,金の奴隷の求めていたもの。愛する者を失った,その絶望こそが。

・・・なんていうのは,どうですかね?

  

  

posted by 槻本 at 23:59 | Comment(2) | TrackBack(0) | ファルフ・ルジマトフ

2006年10月12日

インペリアル・ロシア・バレエ Aプロ感想(1) 

その前に
表紙のカウンターが61万を超えました。いつもどうもです〜。

チケット関係
東京バレエ団「ベジャールのアジア」
ぴあプレリザーブイープラスプレオーダー
それから,『ドナウの娘』のエコノミー券は明日発売ですので,狙っていた方はお忘れなく〜。

あと,ぴあは,チケット購入時のセキュリティを強化したそうです。
強化しなくて差し支えない方は今までどおりでいいみたいですが,「より安全に」という意向の方は,事前にカード会社のサイトで手続きしておかなくちゃならないみたい。


さて,本題の感想

このバレエ団を見るのは5年ぶりだったのですが,ダンサーが大幅に入れ替わったのでしょうか,スルネワとかクズネツォフとか・・・印象に残る上手な方は来日していないようでした。
タランダ兄弟以外で唯一名前に覚えがあったのは,キリル・ラデフで,この方は随分上達したように思われましたが,あとは・・・全体として,レベルが上がったとは思えないなぁ。まあ,「ううむ?」な『カルミナ・ブラーナ』の印象に引きずられてそう思ってしまっただけかもしれませんが・・・。


『カルミナ・ブラーナ』
音楽: C.オルフ
振付: M.ムルドマ  

−初春に−
春: リュポーフィ・セルギエンコ
ソロ: キリル・ラデフ
−居酒屋にて−
ソロ: キリル・ラデフ
酔っ払い: アレクサンドル・ロドチキン
天使: ユリア・ゴロヴィナ
−愛の誘惑−
娘: アナスタシア・ミヘイキナ
若者・ ナリマン・ベクジャノフ
インペリアル・ロシア・バレエ

おそらく2005年に作られた作品だと思います。(プログラムでは「上演された」という表記で初演かどうか確信が持てない)
なのですが,「30年前の旧ソ連時代の作品」と言われても納得してしまいそうな,今ひとつ垢抜けない雰囲気のモダンバレエでした。

幕開きは,赤い照明の下での春の祭典@ベジャール風。続いて,上半身裸でパッチワーク風ジーンズのラデフのソロと男性の集団の踊り。次に,舞台奥から,ゆるゆると数人の春の精? な女性たちが登場。この衣裳が,春の役だから・・・というよりは,なんだか「頭が春?」風で気の毒になりました。

結局どの方が「春」と表示されているセルギエンコなのかわからないままに,場面は酒場へと進み,ラデフを交えて,男たちが大きなジョッキを持って酒盛り。ラデフがピルエット(最大4回転くらい?)を披露したり,ロドチキン@酔っ払いのちょっとしたソロがあったり,皆でジョッキをかぶったりしておりました。その後,天使と思われるバレリーナが登場しますが,役名がついているわりには大して踊らないし,こちらも少々「頭が春?」な衣裳だったような。

その後,白いユニタードの「若者」と「娘」が順次登場,それぞれソロを踊っては去っていきました。ここで再度ラデフのソロがあったんだったかな? 違ったかな? いずれ,冒頭と同じユニタード姿の男女8組が現れ,奥では娘と若者がカップルとなって登場,「なんともわかりやすいですなー。こういうのを露骨と言うのでしょうなー」という男女の営みのシーンを踊ります。
最後は,冒頭と同じ音楽に乗せて,同じ照明と振付のシーンが再現されて幕。

珍しくて面白かったですが,特に心打たれたわけではなく,心残るシーンがあったわけでもなく・・・一度見ればいいかなー,という感じの作品でした。

ダンサーでは,一番フューチャーされていただけあって,ラデフが上手でした。それから,「娘」のミヘイキナの柔軟性は,「おお,これがあってこそのこの振付」という感じ。

全体として,女性は,「健康美すぎないか?」の方が散見。男性も「塚田渉さん?」的ほのぼの〜の方が見受けられ,あまり感心できませんでした。
群舞シーンでの動きは揃っていなかったのですが,これは,作品の性質上あまり気にしていないのかもしれません。
それと,作品冒頭と最後は同じ動きをしているのに,後のほうが格段に迫力が感じられませんでした。見る側に飽きが出たせいなのかもしれませんが,ダンサーの気力・体力の問題なのかもしれません。


『ソネット』以降は(たぶん)明日に〜。

  

  

posted by 槻本 at 20:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | ファルフ・ルジマトフ

2006年10月09日

インペリアル・ロシア・バレエ周辺情報

今日は用事があって出掛けていたので,詳しい感想は明日以降にして,周辺情報など。

まずですねー,プログラムによると,Bプロについて,ちらしや光藍社ののこのページ記載の内容より2演目が追加されておりました。

1つは,マハリナの踊るソロ『プレリュード』。マリインスキーの振付家ミロシェニチェンコが彼女に振り付けた作品だそうです。

そしてもう1つはルジマトフの『アダージェット〜ソネット』です。

すごいのよ,これ。
ベジャールのみたいな名作では全然ないのに(むかーしむかしに振付者自身が踊るのを見たときは「なんじゃこりゃ?」と思ってしまった),ルジマトフが踊るとすばらしくなっちゃうの。
ダンサーが振付を超えちゃうのよね〜。

これ以上続けると感想になってしまって長くなるので,ここまでにしよう。
もう1回,うまくすると2回見られると思うと,とっても嬉しい♪


次にですねー,プログラムの広告によると,「ロイヤル・ボックス〜マリインスキー劇場のスターたち」のDVDが発売されるそうです。
新書館なのでお高いです。60分収録で5000円ですって。
ルジマトフの巻はもちろん買いますが・・・あとはどうしよっかなー?


3つ目
インペリアル・ロシア・バレエには,マユミ・カネコとシュンタロウ・タナカという日本人? なダンサーが所属しているようです。
タナカさんと思われる方は『カルミナ・ブラーナ』で活躍しているのを認識しました。それでですね,たしか東京バレエ団に田中俊太朗さんという方がいたかと思うのですが,同一人物でしょうかね? それとも別人でしょうかね?(東バに疎いので,顔を見てもわからなかったのよ)


最後
今回のプログラムはかなりマトモなものでした。
ルジマトフ写真集のような趣はいつものことながら,シェヘラザードの作品解説が,いつになく充実。国立民族学博物館の教授の方による原作紹介と音楽評論家の方による音楽解説まで載っている。
光藍社にしちゃ珍しいよね。ちょっと感心しちゃったわ〜。

  

  

posted by 槻本 at 22:51 | Comment(3) | TrackBack(0) | ファルフ・ルジマトフ

2006年10月08日

ルジマトフ&インペリアル・ロシア・バレエ

見てきました。

『カルミナ・ブラーナ』
音楽:C.オルフ  振付:M.ムルドマ
インペリアル・ロシア・バレエ

『アダージェット〜ソネット』
音楽:G.マーラー  振付:N.ドルグーシン
ファルフ・ルジマトフ

『シェヘラザード』
音楽:N.リムスキー=コルサコフ  振付:M.フォーキン
ゾベイダ:ユリア・マハリナ
筋の奴隷:ファルフ・ルジマトフ
シャリアール王:ゲジミナス・タランダ
インペリアル・ロシア・バレエ


『ソネット』がすばらしかったです。
きたなー,久しぶりに。いっちゃった,とも言える。(「くる」のも「いく」のも,ダンサーはなく私のほうの話よ。←念のため)
たしか,おととしの『薔薇の精』以来だと思う,こんな気分は。

もうちょっと書きたいけど,今日はやめよう。
うまく説明できそうにないから。


でも,思う。
ファルフ・ルジマトフは稀有なる存在。天の贈り物。私の知る限りでは,最上の美。

たぶんもう戻ってはこないだろう彼への恋を,取り戻したいと思った舞台でした。
終わってしまえば,それは,私が本当に望んでいることではない。そのことは自分が一番知っている。でも,舞台を見ているときは,痛切にそれを望んだ。それも事実。


って,なにを書いてるんでしょーねー,いったい。

ええと・・・『カルミナ・ブラーナ』は珍しいので,興味深く見ました。
『シェヘラザード』は見事。というか,悪いわけがないですよね。マハリナとルジマトフに加えて,シャリアール王がタランダなんですから。
今日は,暢気なほどに朗らかなゾベイダと,そんな彼女にどういうわけか一目惚れしてしまった金の奴隷でした。(いや,もうちょっと美辞麗句で形容しようと思ったんだけど,疲れてるから無理みたい。明日以降になんとかしますわ)

  

  

posted by 槻本 at 23:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | ファルフ・ルジマトフ

2006年07月04日

ルジマトフ『シェヘラザード』一般発売

とっくにチケットが届いているのですっかり忘れていましたが,7/7(金)から一般発売なのだそうで。

ぴあはプレリザーブ中,イープラスのプレオーダーは終わってしまったらしい。そして,楽天チケットは明日(07/05)12:00先行発売だそうです。

電子チケットぴあ

イープラス

楽天チケット

そうそう,名古屋公演宇都宮公演は既に発売中。(リンク先はぴあです)

宇都宮は東京より近いし,金曜だから,行けるかも〜。

  

  

posted by 槻本 at 22:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | ファルフ・ルジマトフ
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