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2009年01月12日

『オネーギン』について

感想の中に入れられなかった話

タチヤーナとオネーギンの出会いは,女の子たちが「鏡を覗くと恋する人が現れる」という遊び(占い?)なのだそうで,プログラムのあらすじにもそう載っています。
私,この部分を読み飛ばしてしまっていたので,舞台を見て,全然別の意味にとってしまいました。

つまり・・・ドレスや噂話なんかに興味がない様子だったタチヤーナですが,目の前にオリガの婚約者のレンスキーが現れるとさすがに自分の容姿が気になってくる。で,髪をさわったりしながら(傍目にはちょっと私も・・・みたいな感じで)おずおずと鏡に向かってみる。
と,その鏡に映った自分の後ろには,オネーギンの姿が。

と書いてみると,「全然別の意味」ではないような気もしてきますが・・・私の印象としては,「(レンスキーに象徴される)現実の男」を意識した次の瞬間にタチヤーナの世界に入ってきたのはオネーギンであった・・・と思えて,たいそう納得のいく顛末だったのでした。

いや,それだけなんですけどー。

  

  

2009年01月09日

バレエ『オネーギン』の音楽CD

昨日の作業の副産物なのですが・・・クランコ版『オネーギン』のCDというのがあるのですねえ。(って,皆さん既にご存知なのかしらん?)

演奏が Stuttgart Symphony Orchestra だというのも魅力的。(オペラハウスのオーケストラと同じなのかどうかはわかりませんが,いずれ,シュツットガルトを代表する管弦楽団なのでしょうから)
Tuggle (演奏)というのは,今回日本で『オネーギン』を指揮をした音楽監督のジェームズ・タグルと考えてよさそうです。

私,この作品の音楽については感銘を受けなかったのですが・・・でも,こうしてCDがあると知れば買ってみようかなー,という気分にはなります。

さて,ジャケット写真のタチヤーナとオネーギンはどなたなのかしらん?

B00003ZA93Tchaikovsky: Onegin
Emerson String Quartet Stuttgart Symphony Orchestra Tuggle
Animato

by G-Tools


【追記】
このCDの詳細についてお知らせをいただきました。
興味のある方は,コメント欄も併せてお読みくださいね〜。

  

  

2009年01月08日

明けましておめでとうございます。

今さら間抜けですが,一応ご挨拶を。
皆さま,今年もよろしくお願いいたします〜。

シュツットガルト・バレエ『オネーギン』の感想を書きました。よかったらどうぞ〜。

  

  

2008年11月30日

シュツットガルト『オネーギン』

昨日・今日と見てきました。
よかったですよん。

作品自体は期待ほどではなかったのですが(20年以上前の鑑賞初心者だったころに1回だけ見ていたせいで,脳内美化が進みすぎていたみたい),世界のスターダンサーたちがオネーギンやタチヤーナを踊りたいのはよくわかる! と思いました。

昨日のキャストは,ジェイソン・レイリー/スー・ジン・カン/マリイン・ラドメイカー/アンナ・オサチェンコ/ダミアーノ・ペテレッラ

今日は,フィリップ・バランキエヴィッチ/マリア・アイシュヴァルト/アレクサンドル・ザイツェフ/エリザベス・メイソン/ジェイソン・レイリー


私には,昨日のほうが感動できる舞台でした。
レイリーのオネーギンは,「傲慢を体現したよう」な普通のオネーギンのイメージとは違うのかもしれません。ノーブルではあるけれど,人間味もある感じ。分別からタチヤーナの恋を拒絶するけれど,それに対する彼女の過剰な反応に戸惑ってしまって,そういう自分を振り切るためにオリガにちょっかい出して・・・予想もしていなかった結末を迎えて,彼も深く傷ついたんだろうーなー,と。
3幕でのタチヤーナへの想いも真摯な感じで,だからこそそれを拒まなければいけないタチヤーナの辛さに感情移入できました。

バランキエヴィッチは「色男やなー」というか「要するに自分が好きなんだよね」というか「オネーギンらしいオネーギン」というか,えらいことジコチューに見えました。
終幕に至っても「進歩のないやっちゃなー」と思ってしまうナルシスティックな色男ぶりで,拒絶するタチヤーナに対して「うん。それでいい。それが当然の判断だ。幸せへの道だ」と応援したくなってしまう感じ。結末がハッピーエンドに思えました。(マクミランの『三人姉妹』みたいに,最後にご主人が登場するともっとよかったかも)

こういう印象になったのは,グレーミン公爵の違いがあるかもしれません。
昨日のペテネッラは長身でそれなりの存在感はありましたが,準ソリストという地位が頷ける程度の頼もしさ。
それに対して今日のレイリーは,2幕の芝居でも3幕のパ・ド・ドゥでも,「社会的地位もあり,タチヤーナを幸福に輝かせる愛もある」と思わせてくれたので・・・。(彼のサポートはすばらしいですね〜♪)

カン(が苗字なんですよね? 違う?)は,黒髪と黒い目の印象もあってか,引っ込み思案の文学少女のイメージがぴったり。(初演者のハイデも黒髪で黒い目ですよね)
一方,鏡のパ・ド・ドゥではかなりセクシュアルな雰囲気で「この少女が読んでいた本は,単なる甘ったるい恋物語ではなく,大人が読むべき本だったのかも?」と思わせてくれたのもよかったです。
ペテルブルクの社交界でのシーンで,東洋人の容姿が災いして少々地味に見えたのが惜しかったですが,成長して貴婦人になったのはわかりましたし,「手紙のパ・ド・ドゥ」での烈しさは見事。

アイシュヴァルトは,対照的に,3幕での夫とのパ・ド・ドゥでの艶と輝きがすばらしかったです。
その反面,1幕・2幕でもプリマの輝やきがある(妹より華やかに見える)のが欠点のようにも思えましたが・・・こういうことに文句を言うのは間違いのような気もしますしねえ。


オリガとレンスキー,コール・ド等については後日。
それにしても・・・オネーギンも困った人だと思いますが,レンスキーはそれに輪をかけた愚か者ですなー。

  

  

2005年08月30日

昨日の続き(この写真です〜)

昨日の日記へのコメントの形で情報をいただきました。
(ありがとうございます〜。というより・・・マーシャさん,それですっ。まさに「フォーゲル君の肩がはだけてる写真」ですっっ)

イングリッシュ・ナショナル・バレエ写真ギャラリーの上段一番右の写真ね。

この写真がA4の大きさになっているわけですよ。
ね,私が話題にしたくなるのもわかるでしょ?


それはそれとして,このギャラリーを見て思ったこと。


ここのバレエ団のダンサーは,写真だけ見て「きれいだわ〜」と思えるレベルではないみたいね。
(いや,私だけそう思うのかもしれないけれど・・・舞台を見て「きれい」でも写真だと「ふーん」のダンサーって多いですよね。その辺が一流あるいは国際的なダンサーと普通の優れたダンサーの違いなんじゃないかなー,と)


くるみ割り人形』が面白そうですね〜。
ジャンメールが踊った(もちろんプティが振り付けた)『羽毛を使った私のマジック』みたいな踊りは,なんの役なのでしょーねー? とか,折り紙の鳥に乗ってクララとくるみ割り人形(なのか王子なのかは知らないけど)が去っていく雪の国とか・・・なんか楽しそう。
見てみたいものですわ〜。

  

  

2005年06月13日

NBSのDM

今日帰ってきたら,郵便受けに入っていました。

とりあえずシュツットガルトのちらしだけ眺めたのですが,ルグリって商売上手ですね〜。(あ,誉め言葉ですよ。←念のため)

ハイデ/クラガンのパートナーシップは唯一無二のお手本で,ルディエールとともに目指した目標,なんて言われると,「おお,そうだったのね〜。よくわかるわ〜。そして,あなたとルディエールはハイデとクラガンに匹敵するパートナーシップを築いたのよね〜」なんて感動するじゃないの。

で,「ダンサーとして最後の願いの一つが,オネーギンを踊ることなのですから!」なんて言われてしまっては,「ふーん。いくらルグリだとはいえ,初役のゲストしかタイトルロールを踊らないとはねえ」などと批判的だった私でさえ,やっぱり見なければいかんかなぁ,と思ってしまう。

いや,平日だし,「ルジマトフのすべて」の直後だから,結局は行かないで終わるような気はしますが・・・うーん,でも・・・どうしようかなー?

  

  

2005年06月02日

シュツットガルトの日程と予定キャスト

これも11月の公演ですね〜。(毎日話題があるので,ネタに困らなくて助かるわ)

NBSこちらのページ。

ルグリが客演する『オネーギン』が平日で,自前のダンサーの『ロミオとジュリエット』は週末。
さすがNBSは商売上手ですなー。


オネーギンというのは,ヤなヤツです。
悪役ではないのですが,自己中心的で卑劣漢で場当たり的で,おまけに未練たらしい。
ルグリが上手に「ヤなヤツ」を見せてくれるのかどうかに興味がないわけではないですが,平日じゃ無理だわね。

替わりに,前回見逃した『ロミジュリ』(しくしく・・・マラーホフだったのにぃ)を2回見ちゃおうっと。


あ,『オネーギン』は名作だと思いますよ〜。

全幕はむかーしむかしに1回見ただけなので細部は忘れましたが,とてもすてきな作品でした。
ユルゲン・ローゼの美術が趣味がよくてすてきだし(ハンブルクの『眠り』の美術もこの方),舞踏会のシーンなどで全幕バレエらしい華やかさを見せるし,主役の踊りは難しそうで見応えあるし。

皆さまには,是非都合をつけて,ご覧になるようお勧めいたしますです。


予習用の映像・・・と思ったのですが,VHSだし,在庫切れらしいですね。

B00000F5F5Onegin / Movie
ONEGIN / MOVIE
2000-06-13

by G-Tools


ええと,私は持っていないのですが,たしかアメリカかカナダのバレエ団の映像で,シュツットガルト出演ではないです。でも,クランコ版ではあったはず。(売っていないものを宣伝してもしかたないわけだが)

『ロミジュリ』のほうはないんですよね,たしか。


そうそう,ネタに困らないどころか,ありすぎて書きそびれていたものもあるのだった。

斎藤友佳理 芸術選奨文部科学大臣賞記念公演「ユカリャーシャ」
8月14日(日)16時 ゆうぽうと
こちらのページね。

こういう企画はよいですよね〜,とは思います。
でもね,もし私が斎藤さんのファンだったら,もっと小さな会場でいいから,「ルグリやガニオを見にきた」観客のいない客席にすわりたいよなあ,とも思います。
パートナーは,高岸さんであってほしいなー,あるいは,(もう踊ってはいないから無理とは知りつつ)ご主人のフョードロフであってほしいなー,と思います。

そのほうが,すてきなお祝い公演になると思うんだけどー?

  

  

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