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2005年07月23日

The Invitation ほか

まずまず元気だったので,見にいきました。
開演30分前くらいに地震があってびっくり〜。電車が止まったりして大変だったそうですが,私は既に新国立劇場のそばにいたので大丈夫でした。(つーか,帰りの地下鉄内の放送で,そんな大事件だったと初めて知った)
当日券を買うため,早めに着くように家を出ておいてよかったわ。

で,舞台のほうですが・・・よかったですよ〜。


『ソワレ・ミュージカル』 マクミラン振付
軍服をアレンジしたチュチュで踊られるストーリーのないバレエ。
ロッシーニ作曲,ブリテン編曲,だそうです。

初めて見ました。
ド・ヴァロワの90歳のお祝いのために作られた作品だそうで,「なるほどー,お誕生日祝いとなれば,マクミランといえども暢気できれいなバレエを作るわけかー」と感心。

どこがどうとは言えませんが,パのつなぎ方などが,マクミラン風でした。(いや,どういう動きが「マクミラン風」なのかは知らないの。でも,チュチュと白タイツで踊られると,プティパじゃないしバランシンでもアシュトンでもないなー,と際立つ気がする)

主演の高橋怜子さんがとってもよかったです♪
踊りはきれいで上手だし,プロポーションもきれい。(腕が長いの) お顔も,「目鼻立ちくっきり」と「癖がなく万人向け」が共存した美人だと思います。
2年前に『ラ・パティヌール』で見たときよりずっと上手になっていたと思うし,まだ若いそうなので(20代前半らしい),今後が楽しみですわ〜。

パートナーは,中村誠さん。
新国立の男性コール・ドの中での「私のイチオシ」なので,真ん中で踊るのが見られて嬉しかったです。


『The Invitation』 マクミラン

私はキレイなものが見たいからバレエを見ているので,そういう感覚から言うと,ストーリーというか内容には「なんだかなー」と。
でも,わかっていて見にいったわけですし,「見られてよかったわ〜」でもありました。
英国バレエの優れた作品を紹介している小林ならではの,充実した上演だったと思います。

主演の島添さんの表現力に感心。マクミランのジュリエットもいいかも〜。
倦怠期の人妻を踊った大和さんも熱演。こちらは『マイヤーリンク』のラリシュ伯爵夫人(だったっけ? 皇太子の昔の愛人)など似合うかも〜。
島添さんのボーイフレンドは元東バの後藤和雄さん。倦怠期の夫のほうは,パトリック・アルモンでした。(さすがにうまいっ)


『ライモンダ』3幕 振付・演出:ジュリー・リンコン+パトリック・アルモン

装置がすてきでした♪ いかにも中世,いかにも十字軍の時代,という感じなの。
衣装は一般的『ライモンダ』風。白基調に金できれいでしたが,ティアラほか頭につけるものが大きすぎて,日本人向きではないような気も。

ライモンダは斉藤美絵子さん。
踊りは私の好みではなかったのですが,コケティッシュな美人ですし,ほっそりとしている割に押し出しが強い感じで,主役向きだと思いました。

ジャンはテューズリーが踊りました。
かっこよかったです。踊りは,この中ではもちろん上手ですが,感心するほどではないような。(だって,マトヴェエンコとかゼレンスキーとか見たばかりなんだもん)


全体としては,明るい作品で幕を開け,今回の目玉作品『インヴィテーション』で重苦しい気分になったところで華やかな『ライモンダ』を上演して締めくくる,という構成がよかったと思います。
常道ではありましょうが,そういうところが「?」の公演も,たまにありますもんね。

というわけで,楽しめる公演でした。
王子休演症候群もほとんど出なかったしね。(『ライモンダ』ではやはり少しは出るが,そういうことを言い出すと,古典は全部見られなくなってしまう)

さて,明日はABTの『ライモンダ』を見る予定です。
メルヘンな美術と初めて見る演出(への自分の反応)が楽しみ〜。

  

  

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