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2008年11月09日

小嶋バレエ教室発表会(その3)

2008年11月2日(日)
第1部がバレエコンサートで,第2部が『白鳥の湖』2〜4幕

100人近く生徒さんがいるようで,たいそう盛大。
1時開演で,終わったのは6時前くらいだったでしょうか。

感心したのは『白鳥の湖』の独自色ある演出(江藤勝己さん)と,その演出のため必要な照明や装置がちゃんと準備されていたこと。発表会といえども,甘く見てはいけませんなー。

ということで,感想いきまーす。
(なお,松田敏子/小嶋直也の『ドンキホーテ』より についてはこちら

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posted by 槻本 at 21:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 発表会など

2008年05月05日

第28回橘バレエ学校仙台教室発表会

まずは更新記録。今さらですが,新国『コッペリア』の感想を載せましたので。


さて,表題の催しが昨日(5月4日)ありました。
第1部 『パキータ』ほかいろいろ
第2部 いろいろ
第3部 『ドン・キホーテ』より夢の場と結婚式
夕方から用事があったので,見たのは2部の途中まで。


発表会で『パキータ』というのは,なんともチャレンジングな作品選定なのだなー,ということがわかりました。
「揃えて踊る」ことの難しさよ!

パキータ役は,牧の『くるみ割り人形』でクララを踊ったこともある中学1年生のお嬢さん。コンクール入賞歴も多く,地元の新聞で紹介されたこともある方ですが,それが頷ける堂々たる舞台でした。グラン・フェッテなんかも,発表会でこんなに安定しているのは実に珍らかで,感心してしまいましたよ。
ソリストの皆さんもお上手。特に,第5ヴァリエーションを踊った高校1年生のスイートな雰囲気もなかなか。

リュシアンは今勇也さん。
いかにも『パキータ』らしく,「ノーブル」と「ちょっとケレン」が両立していて結構でした。サポートもよかったし。
トゥール・ザン・レールの度にプレパレーションが如実に見えるなど,ソロには難もありましたが,もっと踊れれば牧の舞台で主役を踊りますもんねえ。

いや,しかし,リュシアンが登場するところっていいよねえ。女性コール・ドがひとしきり踊って,パキータも登場したあとで,「満を持した」という感じで現れるんだもん。
新国で小嶋さんが踊ったときに見られなかったのを,改めて口惜しく思っちゃったわよ。(ものすごく忙しい時期の平日だったのだ)
なんか,この先一生,『パキータ』を見る度に同じことを思いそうな気がしましたわ。


『ドンキ』のバジル役は京當さんで,これはもちろん見られなかったのですが,2部の『コッペリア』パ・ド・ドゥにも登場。
うーん,ちょっと発表会モード? サポートはともかくソロは,もっと上手なときもあると思うんだけどー? 

あと,落ち着き払いすぎていてフランツには見えんよなぁ,とも思いました。かと言って,王子系が最適とも思えないし(悪くもないんだけどさ),彼って,いったいどういう役が向いているのだろうか?


中島哲也さんは,最初が『くるみ割り人形』よりクララのパ・ド・ドゥという演目で,なんだろう? と思ったら,雪の場面で子役のクララが王子と踊るパ・ド・ドゥでした。たぶん,三谷版と同じ。
あれを見る度に,身長差があってたいへんそうだなー,と思うのですが,今回も同じ感想。

次が『海と真珠』で,これは,生徒さん2人が「ほんとに中学生?」な立派なプロポーションで感心してしまいました。
中島さんは,踊りは伸びやかでよいのですが,あのー,このパ・ド・トロワの衣裳の場合,脇の毛を処理していただいたほうが・・・と。(変な話ですみませんです)

それから,『くるみ割り人形』よりコロンビーヌとハレーキンというのがあって,リフトなんかもあるパ・ド・ドゥ仕立て。これも身長差がありましたが,前屈みの人形体制(というかなんというか)のコロンビーヌのウエストをホールドしてリフトするなど,あまり無理のない振付になっておりました。


徳永太一さん出演『ゼンツァーノの花祭り』グラン・パ・ド・ドゥというのもあったのですが・・・えーと,「がんばってください」でした。
パートナーの高校3年生の方は落ち着いて愛らしく踊っていました。

あとは・・・
卒業生賛助出演だという方の『ライモンダ』ヴァリエーションが,堂々としていました。卒業生や高校生8人の『美しき青きドナウ』というのは,レベルはさておき「作品になっているなー」と。
それから,『小さなパリジャンヌ』という小学生2人がトウシューズで踊ったのがよかった。互いにアイコンタクトをとり,踊り心もあって,単に「カワイイわね〜」と超えている感じでした。


全般に,「こんなにちっちゃいのにトウシューズで出てくるとはっ」が多い発表会でありました。
この間見た小倉佐知子バレエスタジオのほうがレベルは高いような気はしましたが,ま,途中で帰ってきたしね。

やっぱりトリの『ドンキ』を見られなかったのはもったいなかったなぁ。
あと,どういうわけか一番幼い組の出番がけっこう後のほうだったらしく,「お遊戯か? バレエか?」な愛らしいのを見損ねたのも残念でありました。

  

  

posted by 槻本 at 21:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 発表会など

2008年02月17日

小倉佐知子バレエスタジオ発表会

2月9日の日記ということになりますね。
(小嶋直也さんについては,こちら


小嶋さんの出演は7時15分からということだったのですが,「いい席確保しなくっちゃ〜」ということで,開演1時間くらい前に到着。最初から見ました。

まあ,実際には,生徒さんの出演する時刻に応じて席の入れ替わりが激しく,特に最後の幕になると,小さなお子さんのお友達や家族の方は帰ってしまうようで,そこまで気合を入れる必要はなかったのですが。
(国内最高峰の男性ダンサーが登場する前に帰るとは,もったいないことですな)

今回情報をくださったのは,教室の生徒さんのお母さんとか生徒さんのお友達とか・・・でしたので,次々とわらわらと登場するお嬢さんたち(坊ちゃんという可能性も皆無とは言えないが)のどなたかが親切な方の所縁ある生徒さんなのね〜,と感謝の念を抱きつつ拝見しました。

たどたどしくも愛らしいお子さんたちのお遊戯みたいなものもあれば,こんなに小さいのにしっかりポアントで・・・の方々もあり,美容バレエの皆さん出演の演目もあり,中高生の優等生? や助教の先生と牧の団員とのパ・ド・ドゥあり,その予備軍の皆さん総登場の踊りもあり・・・いろいろ見られました。

15年くらい前になるかな? 仙台の教室の発表会を一通り見てみた時期があって,その結果「これは私の管轄外だ」という結論に達したのですが,もしこのまま小嶋さんへの恋が続くなら,こういう世界も親しいものになるのかもしれませんねえ。
(・・・なんでこんなことになったんだろー?)


感想

第1部
【春の目覚め】
総勢60人以上のお子さんによる作品。そよ風とか小鳥とか水の精とか小鹿とかが出てきます。最初の「小さなお花たち」というのに一番あどけない組を出して「つかみはオッケー」という感じ?
リスの衣裳がかわゆかったです。(茶色いチュチュにくるりんとした尻尾がついでいるのだ)

【海と真珠】
中島哲也さん出演
このパ・ド・トロワの男性の衣裳はけっこう難しいと思うのですが,それなりに似合っていたのが何より。跳躍が伸びやかなのも結構でした。

ジゼル1幕【ペザント・パ・ド・ドゥ】
保坂アントン慶さん出演
優しいサポートと暖かな雰囲気,所作もエレガントで,よいパートナーでした。もうちょっと踊れるとなおよいわけですが。

【海賊】
菊地研さん出演
発表会らしい折り目正しいアリでちょっとがっかり。彼のことだから,なんか面白いモノ見せてくれるかな? などと思っていたのですが・・・。いや,そんなことされてはパートナーの生徒さんが困るか。
メドーラの方は,たおやかで,役の雰囲気がよく出ていました。

眠り3幕【青い鳥パ・ド・ドゥ】
今勇也さん出演
バレエ団の公演でこの役が回ってこないのは妥当だなぁ,という感じ。

【ライモンダ】夢の場
酒向葉子/塚田渉
酒向さんは牧のコール・ド(中堅〜ベテランの間くらい?)の方で,この教室では教師の立場。ヴァリエーションはさほどでなかったですが,アダージオは雰囲気があってよかったです。
塚田さんは,頼もしいサポートはもちろん,ソロでは舞台2周(!)のマネージュも披露。たいそう立派なのですが,うーむ,白いタイツは似合わないのね。

【小さな貴婦人】
平塚スタジオのお子さんたちだそうです。(本拠地は藤沢で平塚が支部らしい)

眠り3幕【宝石のヴァリエーション】
小学校高学年? 中学生? の男子が踊りました。牧の『くるみ』に子役で出ている方だそうで,そういえば見覚えが。

【ブライト】
平塚スタジオ・ビューティーバレエの出演

【カルメン】
創作だそうですが,カルメンや友人の衣裳はプティ風ビスチエ。周りが椅子に腰を下ろし手拍子するところはアロンソ風。主役の踊りは・・・やっぱりプティ風?

全体としては・・・最初の場面でホセがカルメンを絞殺するのを見せてフラッシュバックで出会いに戻り,2人の愛のシーンへ。(生徒さんが踊るから,濡れ場としては清純) 
その後が謎。エスカミリオが出てこないし,どうやって話を展開するんだろ? と思ううちに,いわゆる「総踊り」風に盛り上がって,それで幕となりました。

ホセは森田健太郎さんで,もちろん上手い。カルメンの方も,(古典のパ・ド・ドゥではなく)こういう役を振られるだけあるのだな,と納得できる熱演。
友人たち(男性)は,今・京當・中島・石田・小針。この中では,中島さんがきれいでした。

終了後,主演2人に花束贈呈。
森田さんは,自分の花束もパートナーに捧げておりました。


第2部
【ケークォーク】
ポアントで踊れる小学校高学年生? 30人以上が次々と登場する立派な作品

【キラキラ星】
「あどけない」組の出演

【ポッケリーニのメヌエット】
藤沢スタジオ・ビューティーバレエの出演

ドンキ3幕【バジルのヴァリエーション】
小針亮さん出演。
男性は貴重だからプロの舞台にも出ていますが,生徒さんですもんね。がんばってください。

【踊る人形】
平塚スタジオの小さなほうのお嬢さんたち

白鳥1幕【パ・ド・トロワ】
京當侑一籠さん出演。彼については,まあ,普通であった,と。
後のほうのヴァリエーションの方のきっちりと音に合った感じの踊りに好感を持ちました。

【コッペリア】3幕パ・ド・ドゥ
石田亮一さん出演。よりいっそうがんばってください。
パートナーの方は軽やかで上手だったと思います。

【リーズの結婚】
今井真禰子/菊地研
今井さんは,牧の若手コール・ド。この教室では専科生という立場だそうです。「あらら」があったのが惜しかったですが,愛らしくてよかったです。
菊地さんは,神妙なコーラス。(催しの性質上正しい仕事ぶりとはいえ,やっぱつまらんなー)

【オデットと王子のパ・ド・ドゥ】=白鳥グラン・アダージオ
小塚悠奈/逸見智彦
小塚さんも牧のコール・ドに在籍する専科生。ほっそりとしていてオデットらしかったです。
逸見さんは「さすがだわ〜」でしたが,遠くから見にいった身としては,もっと珍しいモノが見たかったような。

【ジゼル】2幕
森田健太郎さん出演。
うーむ,森田さんの演技力をもってしても,この場面だけ上演するのは難しい・・・。

【ある詩人のうた】
教師の先生と塚田渉さん出演の創作バレエ。衣裳はターコイズブルー系。
何が言いたいのか? な作品だと思いました。すみません。


第3部
【子供の情景】
生のピアノ演奏でした。びっくり〜。(出演は小学生低学年くらいの皆さん)

【くるみ割り人形〜雪の国】
雪の王女とクララと王子のほか,雪の精が16人。
王子は逸見さん。クララちゃんの手を引いて登場し,最後も手を引いて去って行きました。

主役の方はかなりソロが多かったのですが,上手でした。クララもきちんと演技をして,コール・ドも立派,逸見王子は跳躍姿もうるわしく。

最後に,主役2人に花束贈呈がありました。


第4部
【くるみ割り人形〜お菓子の国】

スペインは真ん中が京當さん+生徒さん2人。後ろに4人。
アラブは男女のペアで,牧の公演同様? 男性は保坂さんですが,バレエ団ほどリフト三昧ではありませんでした。
中国。女性2人と男性1人(今さん)のパ・ド・トロワ。
トレパックは男性3人。真ん中が細野さん。脇が上原さんと小針さん。(このためだけのゲストってすごいわね)
葦笛は生徒さん3人。優等生の皆さんらしく上手でした。
ケーキボンボンは小学校高学年? 8人
花のワルツは男女のカップル(男性は中島さん)にコール・ド12人。
ほかにコックさんが8人いましたが,皆でケーキや果物を運んで,牧の版よりよっぽど活躍しておりました。

金平糖の方は,表情もにこやかで,堂々たる舞台姿でした。
小嶋王子については,先日書いたとおり。すてきでしたよん。


あ,そうだ。思い出したから書いておこう。

フィナーレで踊り終わった後,どういうわけか小嶋さんが1人で下手の袖へと引っ込んでいったのです。
王子の足取りで当然のような感じに見えましたが,「もしかして,なんか具合が・・・?」と心配したり,「クララちゃんへのプレゼントを持ってくる演出だとか?」と期待したりしたのですが,特にそういうことはなく,ほんの数秒後には,再び王子の足取りで当然のように現れました。
・・・いったいあれはなんだったのだろう?

あと,最後のほうに,クララちゃんを肩の上にリフトしてあげる・・・というのがありました。


さて,小嶋さんが小倉さんを舞台に迎え入れたところで,先生はクララちゃんにティアラ? をつけてあげておりました。(なんか大事な意味があるのでしょうかね?)

そして,小倉さんと主役2人とクララちゃんに花束贈呈。
小嶋さんに渡すお嬢さんも緊張気味で,さっさと回れ右して帰りたそうでしたが,先生に渡す方はそれ以上に硬くなっていたみたいで,なにやら手間取っておりました。
うふふ,知らないおじさんより,大先生のほうが怖いのかしらね〜?


以上。
盛大な発表会でありました。

なお,今日は↓にもう1つ記事がありますので〜。

  

  

posted by 槻本 at 21:44 | Comment(4) | TrackBack(0) | 発表会など
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